老いの一筆

昔、銭湯で年寄り連が湯船につかりながら、政治談義に花を咲かせていました。今は、私がその年寄り。世事・世相を飾り気なしに語り合う伝統を銭湯ならぬネットで守り続けたいと思います。

NHKのラジオ番組はなぜ良質なのか 自民・公明のバラマキ

     夜の番組を聴いていたら、どこかの大学の先生に電話で、政府の経済対策をアナウンサーが伺っていた。

  その先生、曰く。

  自民・公明政府は、ありったけの金、あるもの、無いもの、すべてをばらまくだろう。

  ばらまいて、それがうまく働けば、自分たちの成果となる。後に民主党政府がどれほど成功しても、あれは、オレたちが蒔いた種が育っただけだ、と言える。

  ばらまいて、なんの成果も残らず、ただ借金だけが増えるのなら、民主党政府に、ツケが回って、四苦八苦の目に遭わせられる。いい気味だ。

  というわけで、どちらに転んでも、肥満予算を通すことに、損はない。だから、補正予算も来年度予算も、メチャクチャに大型になろう。

  と、こういう話であった。

  日頃、大学教授に碌な者がいないと嘆いている私も、感心した。まともな教授も中にいることを確認できただけでも幸せである。

  この放送は1か月位前にあった。今、その通りに政府が動いている。彼は特別になんとか経済学の博士ではなかろう。普通の感覚の持ち主であれば、誰でもこの程度は分かるのである。

  となると、真に感心しなければならない対象は、NHKのラジオ番組編集者ということになる。

  どこかの大学の先生は、裁判員制度と違ってクジ画面で決めるのではない。彼がどういう考えを持っているか、ラジオ担当者が、事前に十分把握した上での、電話インタビューである。

  NHKのテレビはニュースも報道も解説もまったく人のためになっていない。あいかわらず、「〜と思われます」、「〜と言えなくもありません」、「〜と一部にですが存在します」、それで、締めくくりが、「〜予断を許しません」あるいは「目が離せません」。これがテレビで幅をきかしているのだから、まともなディレクターはみんな島流しならぬラジオ流しに遭っているのではなかろうか。

  自民・公明政府の予算は本当にバラマキである。そのバラマキ禍を予見する大学教授を登板させたNHKラジオの勇気に乾杯!

s-1224リッキー

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