老いの一筆

Fair is foul, and foul is fair – Macbeth Act 1 SceneⅠ・・・きれいはきたない、きたないはきれい

Don Quixote 再び「武士は食わねど高楊枝」

この二日間、どうもスッキリしない、なんとなくもやもやしていました。

原因は、本当はスペイン語にあるのに、英語にないものだから、意味から訳したのではないか、この疑問にあることに今朝、気づきました。

善は急げ、さっそくネットで原文を見ました。

¡Miserable del bien nacido que va dando pistos a su honra, comiendo mal y a puerta cerrada, haciendo hipócrita al palillo de dientes con que sale a la calle después de no haber comido cosa que le obligue a limpiárselos!

40年前、仕事の関係でスペイン語をかじったものですから、これで頭痛がするようなことはありません。

Miserable:(L.) miserabilis
nacido:(L.)natio
honra:(L.)honor
comiendo:(L.)comedo 動詞comer
mal:(L.)male
puerta:←puerto
cerrada:←cerrado
haciendo:動詞hacer
hipócrita:hypocricy
dientes:dentistを連想
sale:動詞salir
calle:通り
después:その後
comido:動詞comer
cosa:case
obligue:(L.)obligoから?
limpiárse:limpidに似ています

スペイン語:
«¡Miserable del bien nacido que va dando pistos a su honra, comiendo mal y a puerta cerrada, haciendo hipócrita al palillo de dientes con que sale a la calle después de no haber comido cosa que le obligue a limpiárselos!

英語:
Poor gentleman of good family! always cockering up his honour, dining miserably and in secret, and making a hypocrite of the toothpick with which he sallies out into the street after eating nothing to oblige him to use it!

やはり、原文にも相当する諺はみられませんでした。半日使ってしまいましたが、これでスッキリ。我が寿命の一刻、安いものです。

附:
1.武士は食わねど高楊枝
The samurai betrays no weakness when starving.
The samurai glories in honorable poverty.(偶然の一致?)
(研究社新和英大辞典第4版)
The samurai glories in honorable poverty..(偶然の一致?)
(旺文社和英中辞典)
ぶし 武士 a samurai(英語化している)
例文なし
英語ともあろう言語がこんな気の抜けたサイダーのような表現しかないはずがありません。今度、「やせ我慢」・「背伸び」あたりで引いてみます。

2.初めて疑問符や感嘆符が文頭にさかさまなってついているのを見た時驚きました。

3.単語の部分はだいぶ怪しいです。


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