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老いの一筆

Fair is foul, and foul is fair – Macbeth Act 1 SceneⅠ・・・きれいはきたない、きたないはきれい

百科事典 ー 夢のよう

私が学生の頃は、百科事典といえば、イギリスのブリタニカのことでした。

平凡社から出たときは、中年の真っ最中、ボーナスを一回抜きにするゆとりがありませんでした。揃えたところで、じっくり向かい合う時間もありません。

まとまった退職金を手にしたときは、気持ちは島の19坪ほどの小さな平屋で暮らしに向かっていて、百科事典はすっかり忘れていました。

陶淵明と徒然草と聊斎志異だけあれば他はいらないという心境でした。

10年前ごろかイギリスの随筆を本格的に読むようになって、再び百科事典が欲しくなったのですが、木造平屋の床が障害となって、お預け。

竹やぶに囲まれたわが楽園の方丈は、冬以外は湿度70%以上が常態でして、重量物を置いたままにしておくと、すぐに根太が参ってしまいます。これが理由でした。

そして今。

埼玉という内陸のお陰で、常に、湿度は50%前後。2X4の家は100キロや200キロ全く問題にしません。

近いとはいえ一々市営図書館に行って調べるのも億劫なことで、試しにネット・オークションに当たってみました。

そこそこの値段なら、どうせあの世に持っていけないのが金、いつなんどき読めなくなるかもしれない、使おうと決心したのです。

開けてびっくり玉手箱。

安い!

数週間様子を窺って、ほとんど未使用という出品を(しかも競争なしで)落札できました。


小学館 日本百科大事典 全14巻
昭和46年9月20日 再版第10刷
縦書き
落札価格:送料込みで2千800円。

平凡社 世界大百科事典 全35巻
1988年初版 1989年印刷
定価 22万8千円
横書き
商品1万円。送料3千円。

ブリタニカ国際大百科事典 
1984年改訂版発行 全21冊
縦書き
小項目事典別6巻は横書き
商品4千5百円。送料3千6百円。

1巻がスーパーの秋刀魚の開き2匹(ここでは398円)より安い!

感嘆符をつけないわけにはいきません。

図書館で見慣れていますが、私有財産となるとまた格別。

バックアップ用に、平凡社版をもう1セット買っておこうか、楽しい思案です。

付:
1. Wikipediaとはおさらばしました。
2. 私の生年1940年以降の事項がなくても、なんら支障ありません。
3. Encyclopaedia Britannica 実際図書館で触った印象は、特段揃えるほどのものではないと感じました。シャーロック・ホームズに任せたままにしておきます。
4. Encyclopedia Americana 少し魅力を覚えます。衝動買いをしそうです。
5. 電子百科事典、全然関心ありません。知性の重みは紙の重み。

20171202百科事典

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