老いの一筆

Fair is foul, and foul is fair – Macbeth Act 1 SceneⅠ・・・きれいはきたない、きたないはきれい

高齢者講習会 ー 左ブレーキ、右アクセル

高齢者講習会で、くどい程ビデオを見せらたのが、アクセルとブレーキの踏み違いによる事故である。

高齢者は、とっさの判断ができない。

特にパニックに陥った時がそうだという。

縁石に乗り上げた、自転車を跳ねた、屋上の駐車場から飛び出した、これらは、みんなブレーキとアクセルを右足が間違えたことが原因である。

だから、高齢者は、パニックに陥ったら、右足が踏むべき位置に注意するように。

こういう講習だった。

右足の置くべき位置を脳が判断し足に伝達する、これがパニックになるとできない場合が事故なのではないか。

そもそも、間違いがなければ、この種の事故はないのだ。

高齢者は判断力と瞬発力が衰えている。その我々に、間違えるなと言っても、無意味である。もとより、間違えないつもりでいるからだ。

私は何種類か自動車を替えてきたが、オートマ車は、HONDAアコード1600ccだけだった。初代アコードは今の軽より軽かった。あっという間に140になる。

当時セリカが横に並ぶと、青になってから5秒は、私の方が先に出ていた。相手は普通にスタートするが、私の方は、右足でアクセルを吹かせ、左足をブレーキに置いて、信号が変わると、バーンととびだす。

競泳のスタートで鍛えられたから、信号の変化には敏感であったことも「貢献」している。

その後は、サンタナで5速、次がジムニーでこれも5速、サンタナでギア・シフトの快感を思い出したこと、ジムニーにオートマは真鍮の台座にダイヤモンドを嵌めるようなもの。

17年強、お世話になったが、ちょこちょこ不具合が生じるようになり、その度に往復1万8千円の船賃が出る。とても年金暮らしには耐えられないので、アルトに4年前乗り換えた。

オートマである。

ギアシフトを楽しむ歳でなし、ノンビリ運転することにしたのだ。

今回の講習会までは、右足アクセル、右足ブレーキだった。

講習会の翌日からは、右アクセル、左ブレーキに戻した。

これなら、絶対にブレーキと間違えて、アクセルを踏まない。左足をアクセルペダル届かせるのは至難の技である。

高齢者の左足は、そんな芸当ができるほど柔軟ではない。

たとえ、パニックになっても、ブレーキ即ち左の習慣がつけば、あとは慣性の法則に従うのみ、左足がとっさに働く。

老人の踏み間違いは、二本の足がありながら、一本しか使わない横着にある。

信号グランプリは、もうやらない。

踏み違い事故の防止のために、左ブレーキ、右アクセルで運転している。

ネットを見たら、左アクセルは推奨されていないという。

その理由はいちいちここで取り上げないが、いずれもどうでもいいようなくだらないものばかりだ。

ただし、マニュアルから左ブレーキに方法を変えるとき、何回かカックンを経験するだろう。シフトする時の力で踏むからだ。アコードの時のことを今も思い出す。

しかし、まったく心配ない。1日で慣れる。

私は、もうマニュアルの車を運転することはない。左足をぐいと伸ばす動作は二度とない。

踏み違い事故の起きようのない左アクセルで、今日も407を走った。これからもずっと走るだろう。

付:
1.指導官の話では、マニュアルで、踏み間違いの事故はほとんど知らないと言っていました。両足を使うから脳にいい刺激になっているからでしょう。
2.ブレーキを踏んだつもりがアクセルだったなどという加害者コメントは、これで紙面から消えます。

コメント

私も腰の手術の後は右足の踏み替えが遅いので、左ブレーキ右アクセルにしています。アクセルからブレーキに踏み替える空走時間を省略できるので、ブレーキを早く掛けられますから、飛び出しの急ブレーキにも有効。踏み間違え防止や、筋力低下や反応が遅くなった人にはお勧めと思います。2本あるのに1本遊ばせて置く事もないでしょう。

  • 2017/08/08(火) 16:10:42 |
  • URL |
  • やろっこの父 #mQop/nM.
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Re: タイトルなし

島の4年間分を4か月で走りました。島の道は狭くて、両側から樹木が覆いかぶさって息苦しかった。こちらの国道、県道、空は広く、道は遠くまで見晴らしがいい。快適なカーライフを楽しんでいます。いつまで続けられるやら。

  • 2017/08/09(水) 22:30:22 |
  • URL |
  • 林  晃(小国寡民) #-
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