老いの一筆

Fair is foul, and foul is fair – Macbeth Act 1 SceneⅠ・・・きれいはきたない、きたないはきれい

高齢者講習 ― 実技編

認知症試験の難関を突破すると、次が実技講習である。

教習所の指導官が同乗して、運転を見てくれる。

これは、ありがたい。

4千6百5十円の価値は十分ある。

3年前は、ゲーム・センターのシミュレーターがあった。今回はない。進化した。

代わりに、縁石乗り上げ、即ブレーキの動作が加わった。

S字、クランク、車庫入れ、車線変更、徐行、一時停止など、無難にこなしたが、この縁石乗り上げは、指導官の手を煩わしてしまった。

私には縁石にタイヤが当たった瞬間に、ブレーキを踏む習慣が身についてしまっているからだ。

縁石は前方の障害物の代表として扱われている。縁石でなくて、子供や自転車だったら、どうだろう。

乗り上げた後のブレーキは、遅すぎる。後の祭りだ。

私は、縁石にタイヤが当たった瞬間にブレーキをかけた。指導官は、乗り上げなさいと指示した。私は、躊躇した。再び、指示がきた。それでも、乗り上げる勇気がなかった。いや、本能が拒否したのだ。最後は半分叱られながら、乗り上げて、ブレーキを掛けたが、なんとしても後味が悪い。

私は間違っていない。教程が間違っている。

前輪が異物に当たった瞬間、ブレーキを掛けること。

講習内容の改善を強く望む。

付:
1.指導官に、今の運転で、新しく免許はとれるだろうか、聞いてみた。きわどい所との答え。縁石乗り上げでもたついたのが評価減になったのだ。
私は自分の運転に問題のないことを確信した。
2.指導官は、こちらから聞かない限り、コメントをださない。黙っていれば、何もアドバイスは得られない。積極的に話し掛けるべし。
3.これからは、一年に一度、誕生日前後に私的に実技の指導を受けようと思っている。少々高くても、受ける価値は十分にある。
4.3人ひと組で実技を受ける。その一人のおばあちゃんの運転はめちゃくちゃ。カックン、カックン、この車ブレーキが効きすぎる、とブツブツ言いっぱなし。クランクでは縁石に乗り上げるは、一時停止では、止まるには止まるが左右を確認を怠るは、こんな運転手と一緒に走っていることに恐怖さえ覚えた。老人マークを見たら、敬遠することだ。私も貼ってあるが。

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