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老いの一筆

Fair is foul, and foul is fair – Macbeth Act 1 SceneⅠ・・・きれいはきたない、きたないはきれい

大川小学校と14億円

かねてから、私は公務員に公務員損害保険を作れと提唱してきた。

車の運転手が強制保険に掛からなければ、車を運転できないように、国家公務員も地方公務員も強制保険に入らなければ、公務に携われないことにするのだ。

公務員の不注意や怠慢、あるいは過失によって、なんで納税者が肩代わりしなければならないのか。

会社勤めの運転手が、人身事故を起こして、1億円の賠償が求められたとする。雇い主の会社が1億円を払うか。

公務員の雇い主は納税者である。

石巻市民がなんで14億円を払わなければいけないのか。

公務員保険制度がないから、こんな不都合が生じるのである。

親方日の丸の公務員は、どんなに赤字になっても、たっぷり年2回の賞与が約束されている。10%とは言わない、3%でいい。年2回の賞与を強制的に保険に当てるのだ。

14億円を石巻市が払えば、石巻市の財政が14億円分苦しくなる。人口15万人、(それも高齢者が圧倒している)の石巻市、「はい、わかりました。では、明日振込みます」とは応えにくい。

公務員強制保険が制度になっていれば、このような出し惜しみは絶対に起きない。

保険会社は、すばやく対応する。

役人の国民・市民に対する損害事案に作為はない。悪意もない。すべて過失、然り、業務上の過失である。

冬眠前のブログに載せたように覚えているが、もう一度、一筆したためることにした。

付:民間の保険会社でなければいけない。国の管理下の保険会社(例えば独立行政法人)は加害者に甘いのが目に見えているからだ。天下り先を増やすだけだ。

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