NHKの解説委員が、アメリカ兵の中には、日本が今でもアメリカの占領地であるような誤った考えでいるのではないかと解説していた。誤っているのは、解説委員の方である。現在でも日本はまぎれもなく、アメリカの占領地である。
昔、モンゴル民族が漢民族を支配したことがあった。その時、漢民族の官僚を使って、ほとんど完全自治の形で、元という国家を長く維持してきた。モンゴルの軍は、城内をウロウロすることを控え、北京城の周りに控えていて、何か反乱の気配があれば、すぐに、首都を攻めることができるようにしていた。
千年後の歴史教科書では、今から何世紀か前の元と今の日本を同類の占領地と記述するはずである。なるほど元には外交がなかったが、今の日本も、形は外交機能があるようでも、常任理事国入りをアメリカから拒否されたことでわかるように、実質的には、無能である。アメリカの反対することに、賛成は絶対にできない。さらに、元と同様、おもいやり予算の名の元、駐留軍の維持費を負担しているのも、占領地の宿命である。
ということで、占領地とみなしているアメリカ兵の方が、正常な感覚の持ち主で、NHKの解説委員の方が、誤った考えを持っているのである。
自衛隊が、赤坂かどこかにミサイル発射基地を設営できるかどうかと、調査したらしい。厚木や横須賀の基地から飛び立つアメリカ空軍をどうミサイルで打ち落とすというのかね。

