老いの一筆

昔、銭湯で年寄り連が湯船につかりながら、政治談義に花を咲かせていました。今は、私がその年寄り。世事・世相を飾り気なしに語り合う伝統を銭湯ならぬネットで守り続けたいと思います。

人の性は悪なり  私のブログの千秋楽について

  私のブログも早や半年が過ぎた。世間に向かって、大体書くべきは書いたし、言うべきは言った。

  これからは、活字が読めなくなった時の自分に備えることに重点を置くことにする。写経が多くなるはずだ。あれこれ書き込むことがあると思うが、それは、すべて、私の独り言として許していただきたい。

  また、ブログの千秋楽は決めている。小国寡民の出所である老子である。上篇、下篇すべて写経したいと思っている。

  さて、今日は性悪説。私は気に入っている。荀子先生、惜しいことに、「其の善なる者は偽なり」と、つい筆を滑らせてしまった。私以上に軽率な人物である。

  人の人たる所以は、その悪を備えたからである。しかし、善を偽というのは正しくない。生き物としての人は、哺乳類や鳥などの動物と同様の善を持っているのである。何を以って善と称するかは、荀子先生が表している悪の反対と思えばいい。

  荀子  性惡篇 第二十三

  人の性は惡なり。其の善なる者は偽なり。今人の性生れながらにして利を好むあり。是に順ふ、故に爭奪生じて辭讓亡ぶ。生れながらにして疾惡(しつを)する有り。是に順ふ、故に殘賊生じて忠信亡ぶ。生れながらにして、耳目の欲有り、聲色を好む有り。是に順ふ、故に淫亂生じて禮義文理亡ぶ。

  人之性惡、其善者偽也。今人之性生而有好利焉。順是、故爭奪生而辭讓亡焉。生而有疾惡。順是、故殘賊生而忠信亡焉。生而有耳目之欲、有好聲色焉。順是、故淫亂生而禮義文理亡。

  ご注意:今後、ブログ更新は毎月曜といたします。月曜の不更新は、小国寡民のダウンを意味します。カウント9で起き上がれるか、それとも、白タオルがリングに投げ込まれるかは、その時のお楽しみ。

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