老いの一筆

Fair is foul, and foul is fair – Macbeth Act 1 SceneⅠ・・・きれいはきたない、きたないはきれい

3.11 手向け

浜でスタンバイ。

2時46分、手向けを吹こうとしたが、風が強く、音が出ない。

寒さもあって、途中で引き返した。

残りは部屋で吹いた。

震災日記を書いたはずだが、今読み返す気はない。

何をまた語るべき。

合掌。

(島は人も景色もこの2年ですっかり変わってしまいました。無常です)
03.11.石戸

北方四島 森元首相の訪露

ロシア語は日本語ほど同意・相槌の使い分けがないときいたことがある。

「うん」
「はい」
「そうです」
「そうだね」
「そうだな」
「そう、そう」

みんなニュアンスが違う。

これらに対応するロシア語が果たしてあるのだろうか。

英語の「イエス」に当たるロシア語の「ダー」を、「そうだな」と訳していいのか、これも難しい。一国のトップ同士が、「そうだな」という時は、すべての日程をこなした後の、カラオケ・バーでの酔っぱらい会話ではないのか。

まあ、表現はともかく、本当に期限を設けて取りまとめる気がロシアにあるとは、私にはとても思えない。

よく記事を読むと、提案しただけで、双方合意となったわけではないのだ。「そうだな」は、関西人の相槌程度のものであることの証拠に、「それでは、期限を何時にするかね」まで話は進んでいないではないか。野田元首相の「近いうちに」に最も近い言い方である。ロシア人はドイツ人ではない。

日本側の安倍首相も「そうだな」と言って、森元首相を労っていない。(Yahooニュースで知る限り)

オバマ・安倍両首脳の共同記者会見がなかったことで、安倍訪米の無意味さ、彼を首相にした日本選挙民が甘くみられたこと、これを私は確信した。

森元首相の訪露の方は、結局、親書を手渡しただけのこと。重さ100グラムもないような親書は書留航空便で済んだことだ。

中身だって、21グラムの半分もなかろう。

これからしばらくは、アベノミソッカス騒ぎが続く。下らない。そこで、私は、しばらく春休みに入ることに決めた。

3月11日には何か書くかもしれないが、今月は基本的には音無しの構えでいく予定である。

付の1.
「21グラム」でニヤリとした人は相当の映画通です。

付の2.
英語のノーはロシア語でニェット。国連でミスター・ニェットと呼ばれたロシア人。その名を知っている人は、私に近いお年寄りだと思います。

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北方領土解決策は期限切って…森元首相が提案
読売新聞 3月2日(土)19時28分配信

 自民党の森元首相は2日、TBSの番組収録で、2月21日に行われたロシアのプーチン大統領との会談の席上、北方領土問題の解決策を日露両政府が年内などの期限を切って取りまとめるべきだと提案したことを明らかにした。

 森氏は「大統領と安倍首相が両国の外務省に対し、『方法を徹底的に議論しなさい。できれば今年中や1年以内にやりなさい』と命じたらどうですか、と大統領に申し上げた」と述べた。プーチン氏は「そうだな」と応じたという。

(島には寿司屋がありません。手前味噌ならぬ手前寿司を作ります。だんだんコツをつかんできました)
02.27.寿司作り

武器輸出 「上」に落ちた日本国

国家の品格を計る尺度は色々あるだろうが、私は軍人の他国への派遣と武器輸出の2点で品格を計っている。

日本はなんだかんだと言っても、戦力不保持の憲法とこれら2点によって一等国であった。

自衛隊員が海外で働くのを見て、まさか軍人だとは思わないだろう。建設作業員か土木作業員くらいに思われているに違いない。素晴らしいことである。

これが一等国の条件。

もう一つ、派手に殺し合いをしている場所で、捨てられた武器や砲弾にメイド イン ジャパンのマークがひとつもない。

これも一等国の条件。

この2条件を満たしていれば、どれほどGDPが低くても、国民が栄養失調であっても一等国である。

この反対に、どれほどGDPが高くても、国民が長寿でも、軍人を派遣したり武器を輸出している国は三等国である。

武器は国家の麻薬である。一度手を染めると、これほど儲かる商売はないことに気づき、もっと売ろう、もっと売ろうと他国の紛争を密かに歓迎するようになる。死の商人、すなわち麻薬密売人に成り下がる。

今日のラジオで、政府が武器輸出3原則を拡大解釈することを知った。安倍政権に始まったことではない、民主党政権でもこの動きがあった。今も続いていたら、同じように拡大解釈していただろう。

日本の軍需産業が大手を振って世に出てきた。

寿司屋には、特上、上、並と3つのメニューがある。

丸腰の自衛隊派遣と武器禁輸の日本は特上。
武器解禁でも丸腰自衛隊なら上。
武器解禁と武装自衛隊の派遣になったら並。

特上から上へ。次は、上から並へ移ることになる。それほど、外貨が欲しいか、安倍政権。

付の1.
国家の品格を寿司屋のメニューに例えるのは、100円の回転寿司で15年過ぎた今でも、特上寿司の良さを覚えているからです。

付の2.
松・竹・梅の呼称は、梅に不公平なので私は使わないことにしています。

付の3.
官房長官に語らせるとは、卑怯なヤツ、安倍首相。


(裏手は竹やぶ。3.11でも倒壊しなかったのはこのセイフティ・ネットのお陰でした。右奥の白っぽい物が我が家の屋根)

02.28.裏手

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