老いの一筆

Fair is foul, and foul is fair – Macbeth Act 1 SceneⅠ・・・きれいはきたない、きたないはきれい

「死ね」が暴言?

「死ね」
「分かりました。では、みなさんさようなら」

こう言って死んでいたら、私なんぞ命が幾つあっても足りなかった。「幾つあっても」は誇大表示だが、少なく見積もっても4個ほど生命の追加注文が必要だった。

「死ね」を暴言としたのも、記事を読んでもらいたいための誇大広告である。記者が本気で暴言と思っているとは信じられない。もしも本気でそう思っているのなら、世間知らずを恥じて社会記者を引退したほうがいい。

問題は「死ね」という励ましのお言葉がなんのためだったのかでる。

寒い体育館の中で寒さに震えている震災避難民に対するものであるはずがない。

人の何倍もの体力と持久力と忍耐力を備えた青年男女である。簡単に死ぬ訳がない。

監督が震災避難民に「死ね」といえば暴言であるが、屈強の若者に向かって言うのだから、誰ひとり本気に取らない。むろん、監督もそのつもりでいる。

中国語では「死」が多く使われている。「悶死」、「気死」、「嚇死」、「笑死」などである。悶えて死ぬ、怒って死ぬ、驚いて死ぬ、笑って死ぬ、ではない。日本語でいう「死ぬほど」の意である。

練習に集中していれば、「たるんでいる。死ぬ気になって力を出せ」などとまどろっこしい言い方はしない。「死ね」の一喝である。

ただし、これには絶対不可欠な前提がある。言うまでもなく、「口から出す」側と「耳に入れる」側の信頼関係である。

今回の柔道にはこれが欠けていた。

それではこの欠けを何が埋めていたのか。

監督と選手を結びつけていたのは、哀しいかな、金である。カネである。

その証拠が記事になっていた。

・園田監督は「五輪でメダルを取るか取らないかではまったく違う。一人でも多くメダルを取らせてあげたい」と口にしていた。

・園田監督は「今の力ではメダルは無理だが、もう少しで届く。この厳しい練習が『もう少し』になるかもしれない」と説明していた。

金とカネの道を突っ走るとどうなるか、日本のオリンピック集団が教えてくれている。

付の1.
「死ね」の段は一般論です。「死ね」と言われた現場を見ていないから、こうお断りします。

付の2.
選手にも言いたい。それほど怖かったらどうしてサッさとやめなかったのですか。柔道部は強制収容所ではないはずです。金は欲しい、でも練習は優しい言葉と態度で、虫が良すぎます。おっと、職場、故郷でのメンツもありますか。勝っても負けても笑顔で別れるオリンピック。その時になって一切が清潔になります。

付の3.
高校野球に大人が学ぶとは恥ずかしいでしょうが、次回のオリンピックは謹慎することですな。招致活動などもっての外。厚顔を笑われるだけですよ。

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<女子柔道暴力告発>「死ね!」合宿で暴言…JOC会見
毎日新聞1月30日(水)21時34分配信

 ロンドン五輪代表を含む柔道女子の国内トップ選手15人(引退選手含む)が、全日本女子の園田隆二監督やコーチの暴力やパワーハラスメントを集団で告発した異例の事態を受け、日本オリンピック委員会(JOC)は30日、東京都内で記者会見し、告発の経緯や被害の一端を明らかにした。高校スポーツも含め、体罰、暴力の相次ぐ発覚は「氷山の一角」ともいえ、スポーツ指導のあり方が問い直されている。

 JOCは、昨年11月下旬に選手の関係者を通じて、暴力やパワハラの実態を初めて把握したという。12月4日にJOCに届いた告発文書には、大会や全日本合宿で園田監督やコーチ陣による暴力、暴言、脅しにおびえた選手の訴えが記されていた。選手から事情を聴いたJOCの平真事務局長は「合宿などで『死ね!』と言われたこともあったようだ」と説明。選手には従わないと代表から外される不安もあった様子で、「暴力を受け、顔では笑いながら怖かったのでは」と話した。

 12月25日に選手側がJOCの女性スポーツ専門部会に送ったメールの嘆願書では、(1)人事を含めた強化体制の見直し(2)問題解決までの合宿の凍結(3)第三者による調査--を要望。全日本柔道連盟は内部組織の倫理推進部会を中心に監督、コーチの聞き取り調査を実施。関係者がおおむね事実を認めたため、監督、コーチの計6人を戒告処分とした。

 JOCは告発した15人のうち、今月10日に4人、27日に5人から事情を聴いた。ただし、選手が全柔連への氏名公表を拒否したため全柔連による選手への調査は進んでいない。今後はJOC側が同席した形で全柔連による選手へのヒアリングの場を要請する。JOCの市原則之専務理事は「今後も(他の競技でも)こういうことは起こり得る。しっかり対応したい」と語った。

 一方、五輪で数々の栄光を重ねたお家芸での深刻な問題は、他競技の関係者らにも衝撃を与えており、JOC理事で日本スケート連盟の橋本聖子会長は「強くなってほしいという思いが違う伝わり方をしている」と話した。【井沢真】

 ◇園田監督…厳しい指導、選手との意識にズレ

 問題になった園田監督は選手たちにとっては厳しい指導者だった。報道陣に公開される強化合宿でも、ピリピリした雰囲気が漂い、泣き出す選手もいた。園田監督は「五輪でメダルを取るか取らないかではまったく違う。一人でも多くメダルを取らせてあげたい」と口にしていた。しかし、暴力行為は、その思いが裏目に出た。

 五輪代表が決まった後の合宿で、乱取りを集中的にさせられる選手がいた。区切りの時間が来ても休むことを許されず、次々と練習相手が前にやってくる。選手はフラフラになり、倒れてもコーチが引きずり起こして相手と組ませる。園田監督からは「そんなことなら代表をやめろ」という厳しい言葉が飛んだ。園田監督は「今の力ではメダルは無理だが、もう少しで届く。この厳しい練習が『もう少し』になるかもしれない」と説明していた。告発文によると、ふがいない試合の後に選手が平手で頬をたたかれたり、練習中に竹刀で殴られることもあったという。

 だが、厳しい練習にもかかわらず、ロンドン五輪での成績は予想に反して金メダル一つだけ。金メダルゼロに終わった男子の監督は交代したが、女子の園田監督は続投になった。五輪後、園田監督は代表選手一人一人と面談して、練習方法などについて話し合ったという。しかし、暴力を伴った指導法は選手たちには理解されず、続投決定直後に15人が署名した告発文によって、選手との意識のズレが表面化した形だ。【百留康隆】

Ugly Japanese Olympics  隠蔽体質に底なし

昨年9月に把握して注意したという。それで監督が反省して暴行を止めたのなら、このような告発はなかった。

「ねえ、監督、うるさい選手がいるから、少し加減してちょうだいよ」
「うん」
「マスコミにバレるとうるさいから、ないことにしておくからね」
「うん」

「監督と選手」を換えれば、内閣、官庁、政党、マスコミ、企業、天下り団体、教育委員会、電話帳に掲載されている数だけの隠蔽に使える会話である。

個人情報保護法を隠れ蓑に使う団体があれば、内部告発者保護法や内部告発奨励法の制定も必要になる。

選手にとって監督は親であり兄である。それでも告発するのだから、監督の暴力は余程の酷さであり、また選手の勇気は悲壮でさえある。

金のために強化する他のオリンピック団体が柔道団体と違わないはずがない。

これからボロボロでてくる。

オリンピック招致にやっきになっている矢先のこと、マスコミに暴露する勇気があるかどうか。

Never!

私は、陰に陽に口封じが講じられ、マスコミは腰砕けになると思っている。

付:
小規模のマスコミに頑張って貰いたいものです。政府の息がかかった大手マスコミはダメですね。

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女子柔道暴力告発:全柔連、公表せず 昨年9月には把握

毎日新聞 2013年01月31日 00時16分(最終更新 01月31日07時57分)

 柔道全日本女子の園田隆二監督(39)やコーチらがロンドン五輪代表選手らに暴力やパワーハラスメントをしていた問題で、全日本柔道連盟の上村春樹会長は30日、東京都内で記者会見し、「厳しい練習はやらなければならないが、暴力はあってはならないこと。迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪した。全柔連は昨年9月の段階で園田監督が選手に暴力をふるっていた情報を把握していたが、状況は明らかにせず、会見では「なぜ今まで公表しなかったのか」と厳しい質問も飛んだ。
 
 全柔連によると、昨年9月下旬、全柔連に強化選手の一人から「監督から暴力行為を受けた」と訴えがあり、全柔連は園田監督を口頭で厳重注意処分にした。公表しなかったことについて、上村会長は「選手も若いので、(監督と選手が)互いに理解できればと思っていた。本人たちも表に出ることを望んでいなかったと聞いている」と釈明した。

 さらに12月4日には15人からの告発が日本オリンピック委員会(JOC)にあり、全柔連は園田監督や当時のコーチら計6人を今月中旬に文書による戒告処分とした。6人のうち、選手に暴力行為をしたのは園田監督と男性コーチの2人。ほかの4人は言葉などでのパワーハラスメントがあったという。

 告発文のほか、12月下旬にはJOCにメールで強化体制の刷新や現体制での合宿中止などを求める嘆願書が連名で届き、JOCは今月、選手延べ9人から聞き取り調査を実施。まだ選手からの聞き取りができていない全柔連に対しては、選手の立場を保護した上での調査を求めていく。

 上村会長は「本人もたたいたり、蹴ったりしたことは反省している」と説明。現段階では園田監督を続投させる意向だが、「選手たちが訴えたいということがあれば聞く準備はある。今は戒告で次に向かわせたいが、新たなことが出てくれば(処分の見直しを)考える」と述べた。

 来月9、10日のグランドスラム・パリ大会に向け、園田監督ら全日本メンバーは5日に出発する予定。【百留康隆、井沢真】

 ◇解説 9月通報非公表 身内に処分甘く
 柔道全日本女子にまん延していた暴力問題は、全日本柔道連盟の「閉鎖体質」と「身内への甘さ」を次々と露呈する。世間の常識に照らせば、園田監督の解任は免れまい。

MOMO 私の朝令暮改

明日、連絡船の欠航がなければ、石巻の動物病院に連れていこうと思ったのが今朝の話。

ケージを組み立て、旅費とゆとりをもった治療費をゆうちょから下ろし、風呂に入って頭を洗いヒゲを剃ったのが昼間。

それを中止にした。

3回の電話で根気よく症状を聞いてくれた坂戸の動物病院から副鼻腔腫瘤と診断され、すでに回復する見込みがないことが判明している。これが第一の理由。

山奥で生きてきたMOMOは乗船、タクシー、病院、タクシー、乗船の半日を怯えて過ごすことになる。一度怯えると、いくら「大丈夫だよ」と頭を撫でても、震えは止まらない。

医者に診てもらったからといって治るわけでなし、残りわずかな寿命を更に縮めるだけだ。これも第一の理由。

夕方の今、いびきとも、咳とも、くしゃみとも言えそうな苦しい息使いを背中に聞きながら、病院に連れていくのを止めにした。

私には珍しくない朝令暮改である。

付の1.
第一が2つあるのはおかしいと言うことなかれ。天下の総理大臣だって、あちこちに力を注いでいるのだから分力であるはずなのに、全力と言っているではありませんか。

付の2.
セカンド・オピニオンはインターネットから受けました。インターネットは情報満載、ありがたいことです。

付の3.
医者から直接話を聞けば、少しは慰めになるに違いありません。でもこれは、私のエゴであって、MOMOにいいことはありません。これに気が付いたのです。

付の4.
苦痛を訴えるようになった時の対策はすでにできています。しかし、安楽死は選択肢にありません。

01.31.モモ

国債・・・利払い費急増は懸念しない

昔の戦時国債は、軍資金調達のためだった。戦争に勝って、相手から賠償金をがっぽり取って、それで償還するものである。無論、利子も同時に払う。

国債は国の借金という意識が国全体にあったから、戦争はともかく、出来る限り国債は発行しないようになっていた。

戦後このかた、先ごろまでの国債は、景気が回復して、税金をがっぽり取って、それで償還するものである。戦争に勝てば償還できるように、景気が回復すれば償還できる、こういう条件付きである。

今の国債は、最初から償還するつもりはない。利払いも国債を発行してまかなうから、どんなに増えようが、紙とインクさえあれば、no problem!じゃんじゃん1万円札を刷ればいいだけのことだ。

利払いは金額と言う数字だから誰でもわかる。大変だと言われるとそうかとなる。野田前首相が財務省にけしかけられて消費税の増税を決めたのも、誰でもの一人である野田前首相にも分かるからである。

国債はなぜ増え続けるのか、国債発行で利子を払うことが何を意味するのか、これを一般市民に分かりやすく「解説」するのがエコノミストの取るべき態度である。

良識あるエコノミストが懸念するのは、結構なことだが、事の本質が金本位制から政府本位制に変形した資本主義にあることを忘れてはならない。

私は、「財政赤字はなくならない」のは日本国民の意志によるものだと観念している。

付の1.
従来の国債発行に詳しくありません。多分そんなことだろうという程度です。

付の2.
安倍首相が財政の健全化も同時に考慮すると言ったとか。本気で発言したのであれば厚顔、建前でならウソつき。

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<13年度予算案>巨額な国債残高 利払い費急増の懸念
毎日新聞 1月29日(火)20時30分配信

 13年度予算案では、過去の借金の利払い費が前年度当初比481億円増の9.9兆円となった。想定金利を前年度の2%から1.8%に下げて増加額を約3000億円圧縮したが、国債残高の増加により、利払い費は急増局面に差し掛かっている。今後、財政の信任が揺らぐ事態になれば、金利が上昇して利払い急増に拍車がかかりかねない。

 日本は90年代以降、景気低迷による税収減に加え、景気対策のための度重なる財政出動で大幅な財政赤字に陥った。国債残高は93年度末には193兆円だったが、03年度末には457兆円に拡大。13年度末には750兆円になる見通しで、20年間で4倍近くに膨らむ。

 借金が積み重なれば利息も増えるはずだが、これまで利払い費がそれほど増えなかったのは、国債金利の低下が続いてきたためだ。例えば、10年前に金利2%で借りた国債を10年後に1%で借り換えれば、その分、利払いは圧縮できる。ただ最近10年は国債金利が下げ止まってきているため、低利借り換え効果は消えつつある。

 財務省の昨年1月の試算では、予定通り消費税率を10%まで上げても財政赤字は解消できず、名目1%台半ばの経済成長が続く場合、国債残高は21年度に1000兆円を突破する。利払い費も急増し、16年度には15兆円超、21年度には20兆円超になる。名目3%の経済成長の場合は金利が上昇するため、利払い増加はさらに加速し、20兆円突破は19年度に早まる。いずれの場合も、10年足らずのうちに利払い増加分だけで消費税4%分(10.8兆円程度)が吹き飛ぶ計算だ。

 日本総研の河村小百合主任研究員は「もう時間がない」と指摘。同研究所の試算では、金利が現状の1%程度に低く抑えられた場合でも、国債残高が巨額なため、利払い費の20兆円突破は数年先送りになるだけだという。河村氏は「政権は現実を正面から受け止めないといけない。現状の健全化努力では全く不十分で、今後何年で財政赤字をなくすのか道筋を示す必要がある」と話す。

出てきてくれ、新たなる政治家よ

自民がコロコロ総理大臣を替えた。世論に負けて自信を失ったこともあるが、自民の中にあわよくば時期総裁は自分がという輩がわんさといたからである。

民主もコロコロ総理大臣を替えた。全く同じパターンである。政党の内部抗争は特に日本が激しいわけではない、お隣の大国でも地球の裏側の大国でも、似たようなものだ。

それに、今始まったことでもない。古代ギリシャ、古代ローマ、古代中国、みんなひと通り経験している。

野心のない政治家がいるはずがないから当然だ。会社だって、無能の上司の下で働いていれば、自分こそ肘付き椅子に座るべきである妄想する。

オセロ・ゲームよろしく、今度はまた自民に裏返った。安倍総裁が前の自民と違うと大声を出して言っても、選んだ有権者が同じだから、「何だ、話がちがうじゃないか」とすぐに不満が出てくる。

こんな有権者は相手にする必要はない。

自民もダメ、民主もダメ、もちろん社民・共産などは最初からダメ、そういう成人男女を相手にしなければ、日本の政治はまともにならない。

一つ。
普天間基地は最低でも県外に移すことを誓う。(移転先は安倍先生や石破先生の選挙区が理想的だ)

一つ。
対中関係の修復、対韓関係の修復を約束する。

一つ。
原発はすべて廃炉する。

一つ。
県単位の大選挙区のみとし、比例代表は廃止する。一院制にする。

この4本の矢(安倍調、橋下調なら船中4策)だけをスローガンにして、新規政党を立ち上げれば、圧倒的支持が得られることは間違いない。

拉致問題や北方四島は話題にしてはならない。どんなにマスコミや評論家から追いかけられても、言質を与えてはならない。

日米同盟の深化なども余計なこと、黙っている方がいい。

そして、最後のダメ押しが、政党助成金の撤廃である。助成金なしで選挙に勝てる政党がいくつある。これで共産党以外の既成政党の議席数は激減する。

橋下代表が既成政党の一員に成り下がった今、新規政党の立ち上げの絶好の機会である。

世論は前に自民を支持し、次に民主を支持し、また自民を支持した。こんないいかげんな有権者から支持を得ようとするから、雨後の竹の子と揶揄されるのだ。

ポスト自民の受け皿では駄目だ、ポスト既成政党の受け皿にならなければ駄目だ。

支持した有権者が失望するのに1年はいらない。安倍政権はほころんでいく。

出てこい、出てこい、池の鯉。

付:
官僚支配云々は選挙演説までしまっておきます。無駄遣いは演説にはもってこいの材料です。

愛想が尽きたよ、橋下さん

みんなの渡辺代表とケンカしている。マスコミの好餌となって踊っている。

政権与党なら別だが、一野党の代表。語る価値もない。愛想が尽きた。

ガキのケンカ。飽きるまでやるがいい。

付:
「橋下氏の発言を伝え聞いた渡辺氏」とあるでしょ。あっちではこっちの陰口、こっちではあっちの陰口。嫌な人です。

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橋下、渡辺氏が小競り合い=「少し大人に」「そのまま返す」
時事通信1月28日(月)17時53分配信

 日本維新の会の橋下徹共同代表とみんなの党の渡辺喜美代表が28日、夏の参院選に向けて両党が始めた連携協議をめぐり、小競り合いを演じた。

 発端は、27日のみんなの党の党大会での渡辺氏の発言。先の衆院選で第三極の候補が競合したことに関し、渡辺氏は「(維新に)猛省を促したい」と述べた。

 これについて、橋下氏は28日、大阪市役所で記者団に「もう少し大人の政治家になってもらいたい。こういう発信を続けていたら、(参院選で候補が)またバッティングしてしまう」と批判。「組織のためでなく、国のために言動してもらいたい」とも語った。

 橋下氏の発言を伝え聞いた渡辺氏は反発し、国会内で記者団に「その言葉はそっくりそのままお返ししたい」。「(維新側は)勝手に、合流して新党をつくるみたいな話をしているようだが、その点も猛省を促したい」と畳み掛けた。

モモ (1999年10月18日生まれ)

モモは正式名ではありません。MOMOです。ミヒャエル・エンデ原作の映画「MOMO」から借りました。

「時は金なり」集団がある村にやってきて時間の概念のない生活を秒刻みの生活に「改善」しようとします。それが、物欲のないMOMOによって見事失敗に終わる。こんな筋でした。

私の家は四畳半、六畳、六畳となっています。四畳半に机とパソコンがあって、奥の六畳にベッドがあります。

病に冒されたモモはほとんど一日、ベッドの上でうたた寝をしています。

私の作業(たいていはネット碁ですが)が一段落して、椅子を回すと、モモがこちらをじっと見ています。どれほどそうしていたのか分かりませんが、たぶん長い間私の背中を見つめていたと思います。

副鼻腔のガンとのこと。回復の見込みがないそうです。

今の私は何をする、どこに行く、こういう義務から解放されています。

モモが見える所にできるだけ居るようにしています。

01.30. モモ

日銀の真札はヒトラーの贋札である

手元に1万円札がある。これは色々な人の手に渡りながら、1万円相当の品やサービスと交換されて、私の手元に辿り着いたものである。

この1万円で私は1万円相当の品を手にする。

バカバカしい話しだがこれがお札である。

そこに1万円札と手描きした紙っぺらを重ねる。2万円相当の品を私は手にする事ができるか。

無期懲役である。余命が短いか長いかに関係なく無期懲役である。

犯罪だから当然である。

なぜ犯罪なのか。

手書きの1万円札が流通すれば、人の手から手に渡った1万円札の価値が半減するからである。

これを安倍政権は国家規模でやろうとしているのである。

国民の間で通用している1万円札とそっくり同じ1万円札を印刷して、同じ1万円札だから文句あるまいと、土建業者に渡す。

受け取った土建業者は、内心「いい気なもんだ」と舌打ちしながらも、有難く頂戴する。ここまで来たら、もう真の真札と偽の真札の区別がつかない。

坊主丸儲け、じゃなかった、晋三丸儲けである。

これを経済政策と言うのだから、ヒトラーもアンドレ・ジッドもあんぐりだ。

付:
映画「ヒトラーの贋札」、アンドレ・ジッドの「贋金作り」面白いですね。

(1月28日のモモ)
01.27.モモ

物価目標・・・日本は計画経済国家か

安倍先生、インフレ・ターゲットという奇妙キテレツな外来語で国民を煙にまく。

いくらカネがあっても、欲しくなければ買わない。有り余るカネの消費者がそうであるなら、余り余っていない消費者や少しも余っていない消費者なら、なお一層のこと。

売れない商品を値上げするバカはいない。相手は防衛省ではない、一般消費者だ。

中学で習う需要と供給の経済はそうなる。基本の基本であり、かつ真実である。難しい経済学を学んだ経済学者が却ってこういう単純な真実を見落とす。

消費者物価を年2%のペースで上昇させるなど、できっこない。

10年前の「経済を無謀な賭けにさらす」は、何のことか普通の人にはチンプンカンプンである。

気軽に無謀な賭けなどと口にすべきでなかった。言っている本人が彼の人生で一度たりとも無謀な賭けを張ったか。

今年1,000円の商品が来年には1,020円になる。あり得る

今年1,000円の商品を来年には1,020円にする。あり得ない。

あるとすれば昔懐かしの計画経済国家だ。

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10年前に物価目標を議論…「危険な賭け」と却下 日銀が議事録公表
産経新聞1月29日(火)9時15分配信

 日銀は29日、平成14年7~12月に開いた金融政策決定会合の議事録を公表した。当時は不良債権処理が懸案だったが、デフレ克服も課題となっており、日銀は金融緩和策の一環として物価目標をめぐり議論。同年12月17日の決定会合で、当時の速水優総裁が物価目標について「経済を無謀な賭けにさらすということ。政策として適当でない」と導入に否定的な見解を述べていたことがわかった。

 この決定会合で、速水総裁は「インフレ予想ではなくて、成長予想を高めることが重要で、それこそが経済再生に向けた政策の王道」と強調。他の出席者からも「なかなかインフレにならないところから無理矢理やっていくので、かなりの確率で(目標幅を)オーバーシュート(上振れ)してしまう」(当時の植田和男審議委員)などと、物価目標の導入には慎重な意見が相次いでいた。

 それから約10年後、日銀は今月22日の決定会合で安倍晋三首相の要請を受け入れる形で2%の物価目標の導入を決断。金融政策のあり方は大きく転換した。

 当時はゼロ金利状態で利下げ余地はなく、日銀は当座預金残高を目標とする量的金融緩和政策を実施していた。日銀は、開催から10年がたった決定会合の議事録を半年ごとに公開している。

大統領と首相 格の差をみせつけられた

手元にオバマ大統領の就任演説の原文がある。ざっと読んだ。ハーバード大やスタンフォード大の卒業生を相手にしたものでないから、とても分かりやすい英文である。

安倍首相の所信演説はコピーしようとしたが、うまく出来なかった。そこで、ディスプレイの走り読みをした。

もう格の差が歴然としている。

一つひとつ挙げるのは後にして、第一印象だけで「勝負、あった」

安倍首相の演説で国会議事堂が拍手に包まれたのだから、呆れる。

今、私はemotionally blueである。これにnationally blueがのしかかってきた。

これを「危機」というべきか。

汚いぞ、晋三

拉致被害は超党派で当たろうと野党に呼びかけた。

つい先日、私が解決しますと大見得を切ったばかりではなかったか。

お人好しの私は、すっかり信じてしまった。

大見得を切ったまではよかったが、頭を冷やして考えたら、とても自分の手に負えないことが分かった。

拉致被害の解決にメドが立つなら、その成果をケチな晋三がなんで野党と分かち合うか。

このままではウソつきとなる。みんなで責任を分かち合えば、ウソが希釈される。

日馬富士の優勝にはご機嫌よく(他人の)土俵に上がった。

都合が悪くなると、肩すかしの技をかける。

憂国の士、笑わせるな。

付:
晋三の誘いにヒョイヒョイ乗る野党も野党だ。お前さん、約束した以上、自分で解決しな。つっぱねてやれ。


「ひるのいこい」 還暦をお祝いします

昨年、この番組が六十周年を迎えました。

当日、特集が組まれました。

子音の次に母音が必ず付く、また母音だけで言葉になる日本語の美しさをよくぞ60年の永きに亘って守ってきたもの。

私はNHKに敬意を払います。

これでもかこれでもかと飽くことなく日本人の心から平静を奪うアナウンサーやコメンテーターがもてはやされている今の日本で、唯一の頼みがこの番組であります。

「ひるのいこい」を聞きながら家族揃って野良でおにぎりを食べる農家はすでに牧歌的世界になったのかもしれません。

民放でしたらスポンサーがとっくに降りているでしょう。1万分の1%の視聴率であっても、この番組には美しい日本語というスポンサーが付いています。

日本の原点は田舎です。大量生産、大量消費、大規模農業、これらは日本の風土に馴染むものではありません。

原点回帰はそう遠い先ではありません。

それまで、なんとしてもこの番組には頑張っていただきたいと願っています。

付の1.
昨年アップする予定でした。なぜそうしなかったのか思い出せません。忘れない内に記しました。

付の2.
以下はNHKのコピペです。番組が要領よく紹介されています。許可は得ていませんが、バレたら謝って削除します(人のことを言えないなぁ)。

~~~~~~
 (注:NHK ON LINE 2012年のもの)

毎週月曜~金曜 午後0時20分~0時30分
毎週土曜 午後0時15分~0時30分
お昼のニュースのあとは、日本各地の話題を、お便りと音楽で構成する「ひるのいこい」。昭和27年にスタートした、NHKきっての長寿番組で、今年、放送開始60周年を迎えます。
変化の激しい社会の中、あえてスタイルを変えないことにこだわって、ゆったりと、また、ほのぼのとした、いやしのひとときをお送りします。

番組では、全国の「ふるさと通信員」から届いた農業・漁業などのタイムリーな話題や、リスナーから寄せられた季節感あふれる話題、また、俳句や短歌、川柳を紹介するコーナー「暮らしの文芸」などを、古関裕而作曲のおなじみのテーマ曲にのせてお伝えします。

1月27日のモモ

前だったら雪の日の朝は興奮して走り回ったのに、今では歩くのがやっとという感じです。

日に日に食欲がなくなっています。

出来る限り側にいてあげるようにしています。

(私のこのブログは写真保存が第一の目的です。記事は書けませんが、写真はアップします)
01.27.モモa

01.27.モモ


日本放送協会対フランス国営テレビ

8時前のBSニュースにトリック・テロップは流れない。NHKの寛大さに感謝してこれだけは観ることにしている。

これが終わるのが、8時。すぐに世界のニュースが始まる。

日本はもとより宮城もおろか陸の石巻市街にも無関心になりかけた私だから、世界のニュースなんか見た試しがない。

それが数日前、BSニュースを観終わった後切り忘れたため、偶然フランス国営テレビを見てしまった。

アルジェリアから生還したフランス女性が、自分の行動をこと細かくカメラに向かって語っているのである。

突然のことだった。(予告するはずがありません)
残るか逃げるか意見が割れた。
自分は逃げる方に賭けた。
一緒に逃げたアルジェリア人が面倒をみてくれた。
残った仲間は殺された。
残念でならない。

ざっとこういうテレビであった。

まだ、日本政府が、日本人の救出に「全力をつくしている」と繰り返している時にフランスではすでに、生還者の生の声をフランス国民に伝えていたのだ。

原発事故でも、確認・確認を繰り返すばかりであった。今度は確認が「全力」に変わっただけである。

フランス国営テレビは名の通り国営である。政府のご機嫌次第でどのようにでも番組を作ることができる。

フランス女性が政府の意向に反してカメラに向かったのではない。

日本のNHKは、それに比べてなんなのだ。

10名の生還者がいながら、生の声一つ日本国民に聞かせようとしないではないか。

ほどぼりがさめれば、虚飾が交じる。美文も出ればお涙頂戴のドラマも仕立てられる。

NHKばかりではない。日本のマスコミもフランス国営テレビを見習ったらどうだ。

付の1.
検証は役人や識者に任せられません。市井の民が検証しなければいけません。これからも犠牲者は役人や識者からでなく、市井からでるのです。

付の2.
フランス人が助かって、日本人が死んだ。フランスのツケをなぜ日本が払うハメになったのか。安倍首相の「痛恨の極み」もいい加減にして、この「なぜ」に真正面から立ち向かってもらいたいものです。

付の3.
フランスのこのテレビ、私は複雑な気持ちで終わりまで観ました。

アルジェリア  生還者は囚人か

安倍首相が海外で働く日本人を企業戦士と呼んだ。

物騒な呼び方だが、安倍首相の好みなら仕方がない。

戦士が戦場から帰還すれば、英雄である。

儀仗兵が整列し、首相、外相、防衛相、経産相、他がタラップに英雄が現れたら歓声で迎えなければいけない。

厳粛な儀仗兵も捧げ銃で一段と緊張して微動だにしない。

報道陣は一番いい写真を撮ろうと小競り合いさえする。

ところが、どうだ。

言葉通り命からがらでやっとのことで日本の土を踏もうとした生還者10名をフードで覆ったタラップに降ろしてそそくさと政府専用車でどこかへ連れ去った。

死刑囚の護送か。

オリンピックのメダリストでさえ民衆の歓喜に包まれる。戦士の凱旋(とまではいわなくても無事生還)を日本人民衆はどうして、拍手で迎えないのか。

そういう機会をあたかも死刑囚護送のように扱った安倍政府に文句がでないのか。

私は、政府も政府だが、民衆も民衆だと、つくづく思うようになった。

付の1.
企業戦士など知った口を叩いたまで。安倍と野田はおっつかっつですね。

付の2.
安倍首相「企業戦士が命落としたのは痛恨の極み」だって。
よく言うよ。

日揮川名社長という男 隠蔽体質はここにも

犠牲者の名前を公表しないという時から私は安倍政府と日揮の社長には腹を立てていた。

マスコミの要求がなかったら、隠蔽したままだった。さすがの日本のマスコミも腐っても鯛だ、公表を承知させた。

犠牲者には語る術がない。事件の検証にはどうしても生還者の状況報告が欠かせない。

それも、政府や会社や利害関係者が、脚色する前の生の声を日本国民に伝えなければならない。日揮という私企業の問題ではない、日本全体の問題であるから当然である。

それなのに、この川名という社長、面会さえ許さないという。言うことがふるっている、生還者のメンタルを慮るためだという。

「思い出させたくない」という親心という。

おかしいと思わないか。

思い出したくないのは生還者の側の言葉である。

それでも、今回の事件の検証と将来への教訓のために、思い出させるのが、犠牲者を出した会社の社長の努めである。新年祝賀会で名刺交換をするのが社長の仕事ではない。

思い出したくない生還者を説得して、国のため民のために実際に体験した一部始終をマスコミを通して国民に伝えさせることがこういう事態におけるトップの仕事である。

この川名なる社長、てんでそんな考えはもっていない。

原発事故の東電社長とそっくり同じだ。

これでは殉職した安倍首相の言う「企業戦士」の魂が浮かばれない。

付:
川名社長がダメなのですから周りの役員はその分しっかりしなければいけません。政府の隠蔽圧力にもまけないでください。長期化させてはダメです。

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アルジェリア人質事件 日本人犠牲者なぜ多い 死亡の経緯、なお不明
産経新聞 1月26日(土)7時55分配信

 アルジェリアでの人質事件には、多くの謎が残されている。なぜ日本人犠牲者が最多だったのか。軍隊の守る場所が狙われた理由、犯行動機もはっきりしない。全容解明への手がかりとなる生存者への聞き取りも、精神面での問題から難航が予想され、課題が浮上している。

 今回の事件での日本人の犠牲者は10人に上り、フィリピンの8人、英国、米国の各3人を上回った。過去に日本人が海外で拘束された事件でも、これほど多くの人が殺害された例はない。

 事件発生の16日、武装勢力が出した犯行声明では、隣国マリへのフランスの軍事介入停止やアルジェリア政府に逮捕されている過激派メンバーらの釈放を求めていた。

 日本政府に対する要求は確認されておらず、日本人を人質に取り、殺害する理由は見当たらない。日本人10人が武装勢力に殺害されたのか、アルジェリア軍の作戦中に亡くなったのかすら詳細は不明で、状況を推測することもできない。

 「アルジェリアでは作業現場が軍によって強固に守られている」。25日の日揮の会見で、三好博之執行役員はこう明かした。宿舎は軍が守る「ミリタリーゾーン」にあり、一般人は入れず、過去に一人の犠牲者も出たことはない。武装勢力がなぜ簡単に制圧できたのかに関し、当時の警備態勢も含めてほとんど分かっていない。

 武装勢力の犯行動機や手口について、現地や欧州のメディアは相次いで報道した。犯行当日に予定されていた英メジャー(国際石油資本)BP幹部と日揮などの幹部会合がターゲットだったとの見方や、首謀者とされる国際テロ組織アルカーイダ系組織の元幹部が武装勢力に「フランス人と英国人、日本人の計5人を人質にしリビアへ出国せよ」と指示したとする報道もあった。内部協力者の存在の疑いも報じられている。

 こうした報道について、日揮の川名浩一社長は「確認していない」「分からない」と話し、内容の真偽は不明のままだ。

 警察の捜査と合わせ、生存者7人の証言が今後の事態解明に向けた鍵を握るが、「あまり思い出させてメンタルな影響が出ても困る」(川名社長)とされ、長期化が予想される。

原発輸出 日本はエコノミック・アニマル

日立・東芝などが原発装置の輸出商談を続けるという。

福島原発事故から2年も経ていないのになんということだろう。

喪に服すること3年、この間位は商談を控えるのが人の道、商の道である。

商談先の政府要人からは歓迎されているだろう。

要人らの裏庭に原発は建てない。寒村僻地に決っている。そこの有力者が利権を求めて活動する。日本の構造そのものも一緒に輸出される。

原発立地の民百姓に石油成金はいない。みんな貧しく、ろくに教育も受けられない人々である。

事故が起きて補償の話になる。日本よりはるかに低い額で収まる。

経産省は福島事故で補償があっても原発はコスト安と試算した。

日立・東芝が輸出に走ろうとする時、日本政府は日本国の名誉に掛けて不許可にすべきである。

武器輸出は他国の人命を代償にする商売である。

原発輸出は他国の土地を代償にする商売である。

日本は武器輸出をしない世界で数少ない国である。儲かることが分かっていても、あえてやらない。

日本国民の誇りである。

原発輸出はその誇りに泥を塗る第二の死の商人である。

万事カネの安倍政府と経産省役人に任せる政治・政策の象徴がこの原発輸出である。

付の1.
少し前の情報に基づいています。今日現在、日立・東芝が悔い改めて中止した状況であれば、お詫びして撤回します。

付の2.
エコノミック・アニマルはフランス人が日本に付けた別名です。アルジェリア事件の発端がフランス軍であることから、連想しました。

情報収集無能政府と情報収集衛星打ち上げ

今度の人工衛星は世界のどこの場所の物体でも上空から見ることができるという。

それが情報か。

Google地図とどう違うのか。

アルジェリア人質事件発生前に打ち上げていたら、人質の日本人に適切な情報を届けて、生還させられたか。

打ち上げ成功を祝う前に、アルジェリア事件の情報無力と打ち上げにかかった税の無駄遣いを嘆くべきである。 

300億円の半分でもワイロ(外交機密費というべきか)に使う方が、ずっとマシな情報が入手できる。

情報は人である。

付:
外務省がピンはねしたりネコババしないことが必須条件ですがね。

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毎日新聞 1月27日(日)13時44分配信
 レーダー衛星4号機の開発費は243億円、打ち上げ費用は109億円。4号機は、夜間や視野が悪い曇天でも、地上にある約1メートルの大きさの物体を見分けられるという。

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錯綜した情報に翻弄…帰国の城内外務政務官
読売新聞 1月26日(土)19時42分配信

 安倍首相は26日、首相公邸で、アルジェリアから帰国した城内実外務政務官から人質事件の報告を受けた。

 城内氏は同日、最後に身元が確認された新谷正法さんの遺体に付き添い帰国した。

 首相は報告終了後、記者団に対し、「改めて事件の悲惨さとテロリストの暴虐な行動に強い憤りを覚えた」と述べた。その上で、「アルジェリア軍のオペレーション(作戦)によって日本人の命が失われたことは残念だ。事件の真相を明らかにする上でも、アルジェリア側に協力をしていただきたい」と語った。

 城内氏は、現地の状況について「(各国とも)錯綜(さくそう)した情報に翻弄され、情報収集は困難を極めていた」と説明した。

アルジェリア人質事件の検証委員会

8時前のBSニュースが政府は関係省庁の局長クラスを集めて検証委員会を開くと報じた。

情報の錯綜と遅滞を検証するそうだ。

局長が検証すれば人手不足と予算不足以外に結論は出ない。

逆立ちしても、人材不足、能力不足、機能不全を外務省の局長は口に出さない。己の責任となる上、諸先輩の責任まで問われるからである。

周辺関係省庁の局長からも出ない。お互い高給官僚、へたに口を出せば、いつなんどき、自分がしっぺ返しにあうかもしれない。大学の仲間もいることだろう。庶民が想像できないようなネットワークを彼ら高給官僚は作り上げているのだ。

これが一段落した後には、有識者懇談会を設置するという。高給官僚が名札置きとお茶汲みに専念する例のパターンである。

大臣も官僚も心の底では本質が分かっている。しかしそれを言えば、自分たちの「身分の安全」が失われる。

本質とは、武装集団をテロと命名しテロを非難する「国際社会」に与していること、在外外務官僚の怠慢が今回の事件の第一要因であること、この2点である。

自衛隊の派遣まで検討の対象にするという。武装集団は最高性能の武器をもった自衛隊員が警備する大使館や領事館は襲撃しない。

現地で働く作業員や商社員を対象にする。

集団で襲ってくる武装グループに対抗できる規模の自衛隊員を一つひとつの作業現場に配備するなど、できるわけがない。世界は広いのだ。

政府関係者は身の安全が保証され、民間人の身の安全は埒外となる。

武装集団に日本が標的にされないような外交を進めること、検証がどういう形になろうが、対策はこれに尽きる。

炎天下の土地であるいは悪臭に耐えられないような土地で、黙々と道路を敷き、橋梁を架け、井戸を掘る自衛隊員の努力を、ひと握りの政治家や官僚が正義論タテマエ論を弄して無にしてしまう。

なんともやりきれない日本の政治である。

まだある。

自衛隊員が武器を持って海外に出るようになれば、民間人の犠牲は増える。

武将集団をテロと非難すればするほど、民間人の犠牲は増える。

繰り返しになるが、こんな単純な理屈は安倍首相も石破大臣も菅長官も、外務局長も、バカではない、みんな、みんな承知之助である。

承知していながら、そうならないようにしないのは、自国の民間人の犠牲など「国際社会」の重さに比べたら物の数ではないと考えているからである。

いずれ合同葬儀が日程に登る。安倍首相が列席し、弔辞を述べることになる。

彼が、自国民間人の安全を願っているのか、それともアメリカの下僕に留まるのか、その弔辞が語ることになる。

付の1.
身代金目的の誘拐と武将集団の襲撃は次元が違います。これを作為的に混同するのが自民、民主、ほか「テロとの戦い」に賛同するマスコミ・評論家の特徴です。私は騙されません。

付の2.
カリブ海に浮かぶハイチ。そこで自衛隊員は1件の住居侵入事件も婦女暴行事件も起こすことなく、長期間インフラ整備に貢献してきました。

先日、最後の部隊が無事帰国したとのニュースがあり、私は誇りに思いました。重機も銃座を潰して現地に寄贈したとのこと。これもいいニュースでした。

3.11の震災での活動ぶりを重ね合わせ、自衛隊は武器を持たないことの原則をこれからも通すべきです。
すなわち、日本国憲法の前文と第九条は対外政策の原点であり続けなければいけないということです。

付の3.
防衛省は防災省に変身して、自国および他国の災害の復旧に専念しましょう。日本人だけは、何があっても危害を加えない、個別的暴行集団の内部世論を誘導できます。彼らは映画「マーズ・アタック」の火星人ではありません。

アルジェリア人質事件 分母と分子

国別死者数

日本  10人
フィリピン 8人
英国  3人
米国  3人

英国と米国は20世紀に入ってから、アフリカの地で武力を行使した国である。歓迎された時代も場所もあれば、敵意に囲まれた時代も場所もあるだろう。

その犠牲者が6名。

一度も軍隊を出していない日本とフィリピンの犠牲者が18名。3倍である。

これほどの理不尽があっていいはずがない。

と、ここまでは分子の話。

事件の検証には、分母が必要である。

日本人が100人そこにいた。90人は逃げた。犠牲は10%である。イギリス人は3人いた。全員死亡した。犠牲は100%である。

日本人が20人そこにいた。10人は逃げた。犠牲は50%である。イギリス人は100人いた。3人の死亡は犠牲が3%である。

フランス人は死亡がゼロ。フランス人が一人もいなかった。フランス人が一人いた。ともに犠牲は0%。

単純な数字扱いであるが、意味は深長である。

マスコミは、この分母の部分を故意にか偶然にかわからないがいつも脱落させて報道する。

一つ。
反日デモが1万人。13億の中国と250万人のシンガポールと同列には語れない。ギリシャの暴徒化したデモにも言える。

人口1千万のギリシャで2万人のデモとなれば、中国の200万のデモである。ギリシャ国がガタつくのも無理はない。

中国の暴徒(日本の一部マスコミの言い方)1万人はギリシャでいえば100人である。100人の狂人は密告政治でもない限り事前に取り締まれない。野田前首相が怒ったが、怒る方がどうかしている。

二つ。
教員の希望退職者が続出しているという。教員が総員何名かを同時に記事に載せてくれなければ、続出かまばらか、判断できない。

上乗せが150万円。通常の定年退職金が1億円であれば、わずか150万円で「希望」するケチな教員となるが、2千万円だったら、150万円は大変な額である。家族会議を連日連夜開く価値がある。

その3.
公務員宿舎の家賃が倍額になった。後でわかったが5万円が10万円になったそうである。

月額俸給が30万円で5万が10万になったら、希望退職制度がなくても、辞表を叩いて役所を出て行くだろう。60万円だったら55万円が50万に減っただけ、のんびり定年まで宿舎で昼寝するかとなる。

対象となった公務員給与は分かっているはずだ。それを記事に載せないでただ家賃倍増であれば、政府(当時は民主党)のパフォーマンスのお先棒担ぎでしかない。

数字は絶対値を表すこともできれば相対値を表すこともできる。

マスコミが数字を取り上げるときは、この辺りをよく考えて、世論誘導かと疑われないようにしなければならない。

今からでも遅くはない。一般市民が自分の頭と心で検証できるよう、マスコミは現場にいた国籍別人数を調べて報道すべし。

付:
マスコミとメディアの区別が私にはわかりません。適当に使っています。

FOB、C&F、CIF 送料無料ってホント

老人の度が進むと、昔の記憶がよみがえるそうです。

数日前のことですが、夢の中で隣の席の女の子の名前が出て来ました。小学校一年の時です。何を話したのかも思い出しました。

今は72歳の老女。

そこまでバック・トゥではありませんが、思い出したのが表題です。

今はどういう言い方になっているかわかりませんが、貿易部門でこれが出ない日はありませんでした。

FOBは工場出口まで、あるいは積荷港までが売り手の責任。車の手配や船の手配は、買い手の責任。

C&FとCIFは、買い手の倉庫や港まで売り手が責任を持ちます。

輸送費は、FOBでは買い手が、C&FとCIFでは売り手が持つのは道理です。

この道理が道理でない商習慣があるのをご存知ですか。

BSの民放チャンネルは健康食品や健康ギアのコマーシャルのオン・パレードです。

契約チャンネルに合わせるまでに、嫌でも目に入ります。

驚き、桃の木、山椒の木。

送料無料で自宅まで届けてくれるというのです。私はたまにゆうパックやヤマトの宅配で物を送りますが、一度として無料のサービスは受けたことがありません。

ヤマトの営業所に聞いたところ、あり得ませんとの答え。20歳若返るサプリや20歳寿命が伸びる運動器具でも、タダはありませんという。当然の返事です。

C&F、CIF条件で、買い手に輸送費はタダですよ、とコレポンに書く貿易担当者は私の周辺にはいませんでした。

今なら、メールでしょうか。売り込みにこんなことを書いたら、買い手は「人をバカにしやがって」と怒るでしょう。無論商談には到りません。

ネットもBS民放と似たり寄ったりの状況です。

中には1万円以上お買い上げに限り送料無料というのもあります。

百万円買って、8トントラックに積む。それで運送業者がタダにしたら、運べば運ぶほど運送業者は赤字になります。倒産です。

送料無料はインチキです。欺瞞です。トリックです。

消費者庁や公取委がどうして懲罰しないのか、改善命令をださないのか、不思議でなりません。

この二つの政府機関の役人全員が、送料無料のコマーシャルを見たことがないなんて、これもあり得ません。知らないはずがないではありませんか。

「送料無料」は表示違反です。「送料込み」に改めさせるべきです。

先日、予備のキーボードを落札しました。代金が1円。送料は1,050円。

品代の千倍という送料が苦労した貿易担当時代の亡霊を呼んだのでしょう。FOBだCIFだなど思い出したくありませんでしたが。

もう一つのC&F  1円商法

オークションの出品に1円スタートいうのがある。

人気があれば、1円が1万円で落札されることもある。競争がなければ、1円で時間切れとなり、1円で応札した者が手に入れる。

1円で何が買えるか、近くのスーパーに出かけてみる。レタスの外葉がダンボールにあったので、店員に1円で売ってもらえないかと尋ねたら、タダでどうぞと言われた。床屋に行って1円分頭を刈ってくれと頼んでも、相手にしてくれない。

それなのに、新品の小型ヘッドホンが1円という。

読んでいくと、送料が千円。運送業者は決まっていて、他は受け付けないとある。

ヤマトのメール便なら190円。郵政扱いでもパック350で送れる。

1円で客を引きつけ、送料で儲けようという魂胆である。

火事で会社が潰れ、残ったのは万年筆だけ。泥だらけの万年筆を綺麗に拭いてさぁ買い得だよと客の気を惹く。戦後間もないころの浅草の路上であった引っ掛け商法である。

最先端技術で成り立っているインターネット、そこに戦後のどさくさ商法が堂々とまかり通っているのだから、不思議といえば不思議だ。

どうのように価格を設定しようが、売り手の自由である。1円でも結構である。商道に外れていても一向気にしない自由でもある。

付の1.
私は検索する時、「1円」と「ストア」を同時に除外しています。商道外れはストアの専売であることに気がついたためです。今度のキーボードも個人でした。送料も実費。1円でも丁寧に梱包されていました。

付の2.
送料無料は虚偽表示で規制の対象に値しますが、水増し送料には打つ手がありません。封筒に入れる作業にウチでは800円掛かると言われれば、ウソだとは言えませんからね。

付の3.
そう言えば、携帯電話の勧誘で携帯電話機ゼロ円がありました。あの精密機器がタダであるわけがありません。東京一部上場企業も商道徳の喪失では負けていませんでした。

付の4.
F:freightのF。運賃
C: costのC。品代
I: insuranceのI。保険

奥が現行(250円)。手前が今回(1円)。富士通のキーボードが私の手によく馴染みます。

01.24.新キーボード

お休みします

今日は昨日が暖かっだせいで、とても寒く感じて、朝から何もする気になれないでいます。

モモがここ1ヶ月ほど元気がなく、副鼻腔の腫瘤(ガン)に罹った可能性がかなりあるとの動物病院の先生の話も気落ちの原因でもあります。

痛いとも苦しいとも訴えない動物の健気さが私の心を重くしています。

しばらくブログを休むかもしれません。

(13歳。一日中、ほとんどこのように居眠りしています)

01.23.モモ

原発汚染のアイナメ

事故原発の近くのアイナメが基準値の数千倍の汚染度を示した。

環境省か東電だったか、ネットを張って、外海に出ないようにすると対策を発表した。

アイナメは私の今は沈下して消滅してしまったプライベート・ビーチの磯にも住んでいた。磯が半分沈没したのでまだいるかどうか定かでないが、この魚は根魚だから「住む」を使うのが正しい。

卵から稚魚、成魚、そして釣り人に引っ掛けられなければ死ぬまでその場を離れない。

回遊魚は原発汚染海域に長く留まらないから、汚染は薄い。根魚は、そこで獲物を食べ海水を吸って吐いて生涯を終えるのだから、放射能の半減期との戦いのような生活をしている。

人間は移転する。残っていれば体に悪いし子孫へどんな不幸が降りかかるかを心配する能力があるからこそである。

魚は「無辜」である。人間に何の悪さをすることなく、生まれた磯の陰で生涯を終える。

魚、海に出る、汚染が広がる、だったらネットを張って閉じ込めてしまおう。こうしたネット張りは、アイナメの習性を知らないアマの発想によるものだ。

大分前のこと、保護している鳥がイタチか何かに襲われた。金網に穴が空いていたからである。

保護している鳥がいかに貴重であるかを学術的に研究することは夢中になってやるのが環境省の役人にはやりがいがあるだろう。

しかし、保護するためには外敵の種類と習性こそ真っ先に調べるべきであった。

保護鳥はマスコミから可愛がられ何かと話題になる。環境省の役人も得意顔でテレビにでるかもしれない。

イタチやヘビを調べるのは地味で不気味な作業、敬遠したくなる気持ちは分かる。

しかし、それをするのが仕事である。

アイナメの外敵は原発である。環境省は経産省のお茶汲みであってはならない。物言わぬアイナメ始め汚染を知らずに汚染されていく生き物に代わって原発の不合理を声荒く叫ばなければならない。

環境省は省庁のなかで最も偉い、最も大切な、それ故最も責任の重い省である。

今回のアイナメ汚染を知って、私は一体環境省の役人は毎日役所でまともな仕事をしているのか、益々疑問に思うようになった。

付:
このニュースのメモを残していない所を見ると、メモにしなくても忘れないほどひどいニュースと私が判断したのでしょう。

原発汚染の垂れ流し、撒き散らし

作業員が規則を守らず河川に汚染水を捨てたという。

作業員に渡すべき報酬を親方がネコババしたという。

倫理の欠如は今に始まったことではないから、別に驚かない。

環境省はゼネコンに一括発注した。丸投げである。
ゼネコンは下請けに丸投げした。一社であるかもしれないし複数社であるかもしれない。
その下請けは孫請けに回した。
孫請けは作業員を寄せ集めて、現場で仕事をさせた。

これも、別に驚くべきことではない。

家電メーカーや自動車メーカーだって堂々とやっていることだ。

驚くべきは、この不祥事に反応した環境省である。

現場で作業員が勝手に汚染水を流さないように、監視員を数百名増員するというのだ。

環境省の役人が休日返上で汚染処理をしているのならこの話は通る。しかし、税金を払ってゼネコンに任せたのだ。

不祥事が免責事項である契約を環境省はしていたのか。まさかここまで甘くはあるまい。

環境省は全責任を請負契約をしたゼネコンに負わせるべきである。汚染拡散の損害賠償さえ請求するようでなければならない。

その先の規則順守の手段や方法はゼネコンの仕事である。

なんで、環境省がその肩代わりをするのか。

驚きと書いたが、不可解と書くべきであった。

付:
ラジオのニュースによりました。私の聞き違いかもしれません。そうであることを願っています。

霞ヶ関高給官僚は名札置きとお茶汲みか

およそ仕事というもので、アマが通用するものは何もない。

20分を超えるコンチェルトをオーケストラと対峙して演奏するバイオリニストやピアニスト。

10年前、20年前の対局を初手から終局まで完全に覚えている棋士。

ワインや酒の出来不出来を瞬時に嗅ぎ分けるソムリエ。

ハンマー一つで車輪の緩みを発見する鉄道員。

青物市場や魚河岸で、入荷の品を定める仲買人。

天気予報を聞いて、出漁するかどうか判断する漁民。

客からのクレームを円満解決する家電品売り場の店員。

ファミリー・レストランで注文通りに皿を運んでくるウェイトレス。

お経を唱える坊さん、禊ぎ祓いをする神主。

20年の準備が必要な職もあれば1週間で十分な職もある。

不惑を待たずに引退を余儀なくされる職もあれば、還暦を過ぎても続けられる職もある。

ひと様の役に立ってそれで妻子を養う。

訓練や内容こそ違うが、みんな、その道のプロである。

誰ひとりとして、私にはできませんから、どなたか代わりにやってください、という者はいない。

役人は役に立つ人と書く。それがどうだろう。

今回、政府は経済再建なんとかと称して、専門家、学識経験者、有識者を集めた。

イジメ対策や自殺対策でも、同じパターンであった。専門家、有識者、カウンセラー等々を集めた。

経済なら経済産業省がある。イジメなら文科省がある。自殺なら厚労省がある。

なんでそこの役人が仕事をさせないのか。

高給官僚は高級官僚である。高級大学を優秀な成績で卒業して、難しい国家試験に合格したエリートである。

御用学者や御用評論家の一覧表を作成と更新、会議の日程と場所選び、当日は名札置きとお茶汲み。

これがプロの仕事というのであれば、高級は残ししても高給は遠慮してもらわなければ公民はやっていられない。

だいぶ前、このブログに書いたが、サラリーマン時代、何が辛いかといって、上司から、「この交渉はキミには荷が重い。甲に任せる」と言われるほど辛いことはなかった。

実力に自信があれば屈辱感かもしれないが、自他共に己の能力不足を認めた上でのことだから誰を恨むでもなし、ただ辛いのである。

妻子を養う意味では、バイオリニストとかわらない。喝采こそ浴びることはないが、仕事に誇りを持つ意味でも、ピアニストとかわらない。

霞ヶ関官僚は、外部の有識者に自分たちの仕事が奪われているという感覚がないのか。

「竹中先生にお出ましいただくまでもありません。私の省に任せてください」

これがどうして言えないのか。

「いえ、私たちの仕事は名札置きとお茶汲みでいいんです。はい」

(完)

付の1.
官庁は象牙の塔ではありません。民間人以上に民間を知っていなければならない場所です。

付の2.
お茶汲みと名札置きの他の業務としては、統計取りがあります。数字をこねくり回すようになったらその企業は倒産間違いなし。日本の倒産は官公庁の統計集めにあり。

付の3.
お茶汲み、名札置きの仕事をけなしているのではありません。立派な仕事です。

恐怖の構図

刑事コロンボにありそうな題名である。

アルジェリア事件はこの題名そのものであった。

フランス: マリへ出兵
テロ: アルジェリアで発生
テロリスト: 非マリ人かつ非アルジェリア人
制圧: アルジェリア軍
人質(犠牲): 非アルジェリア人で民間人

常識的には、自爆テロ、建物破壊、誘拐テロ、これらの対象は恨みの対象と合致しているものだ。

その1.
フランス軍が空爆したのだから、フランス軍が対象でなければいけない。上空のフランス軍用機に鉄砲の弾が届かなければ、フランス政府の出先や、フランスのカフェ、フランス人でなければならない。

その2.
マリが空爆されたのだから、テロリストはマリ人でなければならない。請け負う方も請け負う方だが、マリ国の真の愛国者であれば、自分が先頭に立つようでなければいけない。理念・宗教・金銭、どんな理由にせよ、他人任せでまともな国ができるわけがない。

その3.
同じように、マリとフランスの間の事であれば、マリ国かフランス国で事件を起こさなければならない。よその国で事件を起こすなど論外である。

その4.
人質拘束の際、テロリストはアルジェリア人に現場から立ち退くように命令・勧告・説得したという。この3つのどれかだろうが、とにかくアルジェリア人を死への道連れにするつもりはなかった。アルジェリア人の従業員はフランス空爆に無関係であるから当然である。

この当然が、非・アルジェリア人、非・フランス人に適用されなかった。

これだけの常識外れのテロを指して私は「恐怖の構図」という。

アメリカ: 某国・某地域を空爆
テロ: 日本で発生
テロリスト: 国籍不明
制圧: 警察・自衛隊
人質(犠牲): 日本市民および居合わせた外国市民

某国とアメリカの紛争にまったく関わりのない日本がテロの現場となり、日本人が人質になる可能性を今回のアルジェリア人質事件は示唆したのである。

人質でないこともある。

東京駅、新宿の高層ビル、渋谷の繁華街、ここで爆破工作を実行し、何らかの要求をアメリカにする。受け入れるまで爆破を繰り返す。場所と時間は予告しない。

ここに至れば、安倍先生や石破先生がいくら理不尽だと憤ってもまったく意味をなさない。

昨年、私は東京、渋谷、新宿、池袋の駅に降りた。私服公安が何人いるかわからないが、見た限り平和で無防備なのである。これでテロが起きたら、千人・万人の犠牲者がでるのは間違いないと思った。

日本はテロを断じて許さないと口で言っておきながら、人命第一と世界に発信している。この矛盾をテロリストが自分に都合よく解釈したらどうなるか。

アルジェリアでは軍の出動であっけなく全員殺害された。人質の命は二の次、三の次である。そういう国だから全員殺害された。

日本は人命第一と言っている。人質の命を何より優先する国なら、人質を殺すと脅かせば自分たちに有利な展開が期待できる。

「恐怖の構図」の完成である。

今回のアルジェリア事件は、この構図がアルジェリアで起きたということであって、日本で起きることを想定外にしてはいけないという教訓である。

私は、恐怖を煽るような低次元のマスコミと一緒にされたくない。事実をわずか2つだが列記して、後は政府がどう考えるかを待つことにする。

事実の1.
テロは場所を選ばない。

事実の2.
テロは対象を選ぶ。

付の1.
アメリカや「国際社会」と共にテロと戦うなどと公言することが、いかに日本国民の安全を脅かすか、安倍政権はしっかり認識してもらいたいです。

付の2.
繰り返しになりますが、無防備な日本の都市、アメリカや「国際社会」の対テロ抗争の巻き添えにあったらイチコロです。脅迫の道具は爆薬とは限りませんし。

付の3.
山口4区や鳥取1区は安全です。ど田舎をテロは狙いません。人ごとだから好き勝手に景気のいい事をいっているのではあれば都会の議員は怒らなければならないでしょう。

新しく仲間に入った中古のバイク

私の所にバイクがやってきた。ジムニーを手放した昨年12月である。

メーターを見たら、4万9千5百キロを指している。

カブからの付き合いのホンダに世話をしてもらったもので、新聞配達に使われていたそうだ。

雨の日も炎天下でも暴風雨の時でも、朝・夕休むことなく配達員と共に働いていたバイクである。

配達員がここ石巻でどの位のエリアをカバーしているか分からないが、1年や2年ではなかろう。黙々と働いてきたのだ。

島では、週に1回10キロがせいぜい、毎週ではないから月に30キロペースとなる。

私が運転できなくなるまではそう先の話ではない。

それまでのんびり疲れた身体を休めて、残りの人生を私と一緒に送ってもらいたい。

熱烈歓迎は5万キロのバイクにも72歳の私にもふさわしくない。

静かに迎えるのが一番自然であろう。

付の1.
擬人化は幼稚と分かっていても、他の「モノ」はともかく車だけは擬人化してしまいます。以前の鶏小屋に納まっているバイクをみていると本当に生き物のように思えてくるのです。

付の2.
毎日1回、アイドリングをします。軽快な爆音(50cc!)が私は好きです。

(島のヘリポートで記念に写真を撮りました)

01.18.バイク

アルジェリア事件 犠牲者の名を公表せよ

政府は犠牲者の名前を伏せた。

これは将来に重大な禍根を残すことになる。

関係者の意向がどうであれ、国民の生命を保護できなかった国家の責任を明確にするために、犠牲者の氏名は公表すべきである。

安倍先生や石破先生が政権を担っている限り、このような悲劇は必ず繰り返される。

その度に、犠牲者が無名戦士の扱いであれば、官僚の得意とするお茶濁しがまかり通ることになる。

国民は無名戦士でもなければその他一同でもない。姓もあれば名もある生身の人格である。

それを、員数で処理するとは、安倍政権、非情の極みである。

付の1.
政府派遣のスパイ、武器商人、軍事顧問、戦争代行人、遊興でたまたま居合わせた外務官僚、将来こういう人が犠牲になっても、名前を出す習慣がなければ、無辜の市民と同列に扱われます。それでいいのですか。

付の2.
日揮や遺族の要請というのもヤラセくさいです。要請があっても断固公表しなければならないのです。日本国の外交のあり方を有権者が少しばかり我が身になって考えるためにも必要です。

付の3.
「非情の極み」は体裁上そう書いただけです。本質は政府・官僚の(事なかれ)隠蔽体質です。

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情報が錯綜(さくそう)し続ける事件で、初めて政府によって邦人の犠牲が確認された。

菅義偉官房長官は21日夜の記者会見で「(犠牲者の)家族と日揮が相談し、公表を避けてほしいとのことだった」と述べ、7人の氏名を公表しない考えを示した。

日揮側は7人を「全員が日揮社員というわけではない」としたが、グループ会社かどうかなど所属先は明らかにしなかった。

「痛恨の極み」・・・だったらどうするつもりだ

「無辜(むこ)の市民を巻き込んだ卑劣なテロ行為は許されない」とテロ集団を強い口調で非難。

だったら安倍先生よ、それでどうするつもりなのか。口で言うのは簡単だ。沈痛な面持ちを添えれば、なお効果的である。効果的というのは、実効という効果でなく、見せかけジェスチャーの効果である。

許すも許さないも、安倍先生がいくら憤っても、相手に通じなければ、「言ってみただけ」である。日本人向けに言ってみただけである。

100年前にはテロリストは中近東・アフリカにはいなかった。それからでも、テロといえばロシア革命の白色テロ位しか思い浮かばない。

今はカラスの啼かない日はあっても、テロ事件のニュースが流れない日はない。

火星からテロリストがやってきたのか。土星から未知の精神破壊波が中近東・アフリカに照射したのか。

冗談で言っているのではない。安倍先生やテロとの戦いを推奨する政治家・評論家は、このレベルから学習し直さなければいけないのだ。

そして、一つひとつ要因を消去していく。最後に残ったものが、テロ対策ということになる。

「無辜(むこ)の市民を巻き込んだ卑劣なテロ行為は許されない」

再掲となるが、テロとの戦いに邁進すればするほど、無辜の市民が犠牲となることを安倍先生が知らないはずがない。

それでいて、このような発言をするのだから、私は、「だったらどうするつもりだ」と聞き返すのである。

付:
以下の長文コピーは私のメモランダムです。読む必要はありません。

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安倍首相、日本人7遺体確認を言明「痛恨の極み」…アルジェリア人質事件
スポーツ報知 1月22日(火)7時4分配信

 安倍晋三首相(58)は21日夜、アルジェリア人質事件について、現地を訪問している城内実外務政務官(47)から「日本人7人の遺体を確認した」との連絡を受けたと言明した。7人の遺体は、駐在員が事件に巻き込まれたプラント建設大手「日揮」(本社・横浜市)の関係者とみられる。今回の事件で邦人遺体の確認は初めて。さらに首相は「日本人3人の方の安否が不明だ」とした。また同日深夜、日揮の広報担当者も会見を行い、日本人同僚が遺体を確認したことを明らかにした。

 無事を祈る家族の思いは無念にも届かなかった。事件発生から6日目、現地からもたらされたのは最悪の結末だった。

 首相官邸で午後11時前から開かれた政府対策本部。重苦しい空気の中、居並ぶ関係閣僚を前に、安倍首相は沈痛な面持ちで日本人7人の死亡が確認されたことを切り出した。首相は両手を組み、視線は机の上に落としたまま「残された家族を思うと言葉がない」と語り「無辜(むこ)の市民を巻き込んだ卑劣なテロ行為は許されない」とテロ集団を強い口調で非難。依然として日本人3人の安否は不明のままで「さらなる情報収集、安否確認に全力を尽くしてほしい」と要望した。

 情報が錯綜(さくそう)し続ける事件で、初めて政府によって邦人の犠牲が確認された。菅義偉官房長官は21日夜の記者会見で「(犠牲者の)家族と日揮が相談し、公表を避けてほしいとのことだった」と述べ、7人の氏名を公表しない考えを示した。日揮側は7人を「全員が日揮社員というわけではない」としたが、グループ会社かどうかなど所属先は明らかにしなかった。

 20日夜、現場となった南東部イナメナスのガス田施設を視察した城内政務官や日揮の川名浩一社長らは一夜明け、安否確認のため市内の病院を訪問。現地の病院で遺体は国籍ごとに分けられ、木製のひつぎに入れられていた。城内政務官らは午後4時ごろから顔写真と照合するなどして作業を進め、5人の遺体を確認。さらに、日揮社員や日本の警察関係者が残り2人の遺体を確認したという。政府派遣の医務官らは、すぐに搬送作業へ移行。日本で無事を祈っていた各家族には日揮から連絡が入った。

 午後11時半ごろから開かれた記者会見で菅官房長官は「遠く離れた地で懸命に活躍、奮闘してこられた。尊い命を奪われたことはさぞかし無念だったと思う」と強調。「心から哀悼の意を表する」と述べた。

 菅官房長官は、22日夜にも政府専用機を現地に向かわせ、救出された日本人男性7人の帰国と7遺体の搬送を支援することを明らかにした。鈴木俊一外務副大臣や日揮の関係者が搭乗する。安否不明の社員3人については「あらゆる手段を講じ、安否確認に全力を挙げる」としたが、3人の家族は安全面の懸念などから現地入りはしない見通しだ。

 また、小野寺五典防衛相は21日夜、自衛隊に対し政府専用機1機を現地に派遣する命令を出した。専用機は北海道の航空自衛隊千歳基地から羽田空港へ移動した。邦人退避に政府専用機が用いられるのは初めてとなる。

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