老いの一筆

Fair is foul, and foul is fair – Macbeth Act 1 SceneⅠ・・・きれいはきたない、きたないはきれい

帰島 都会に戻って、また田舎に戻る

池袋から電車で1時間の坂戸に戻って、すでに半年が過ぎた。

脱腸の手術が目的であったが、震災による地盤沈下で島の魅力が半減したこともあって、都会に定着することも選択肢の一つになっていた。

情報と物資の豊かさに圧倒された。ジムニーは島の15年分をわずか1か月で走った。喜んでくれたはずだ。自転車も同様に、役目を果たすことができた。

結構な事である。

都会には、池袋に2回、新宿、渋谷、東京、本郷にそれぞれ1回、行った。東京に出たときには、曾遊の地、越中島にも寄った。

古い仲間の集まりや、酒席や、囲碁であった。

古い程度はどれくらいかというと半世紀である。その間に会ってはいるが、都会の中でゆっくり語り会うのは島暮らしの15年からはるかに前である。

仲間は2歳と違わぬ同世代。私の月下独酌の信条は暫定的放棄となった。毛沢東から赤フンまで、共通の世界に浸ることができた。

結構な事だが、問題も明らかになった。

行きの電車の中で、乗客の大半が携帯電話の表面を指でなぞっている。これが私を不快にした。私の記憶では、大昔の若者は文庫本を開いていた。しばらくして漫画週刊誌をペラペラめくっていた。宮仕えに苦しんでいた当時の私は、文庫本から漫画週刊誌に移った時世を嘆くゆとりがなかった。

今は違う。他人を観察するゆとりができている。

駅構内で待ち合わせる時間まで、人の往来をみていると、まるで別世界のような錯覚に陥った。

この錯覚は合計6回の上京で錯覚でないことが分かった。仲間との邂逅から駅構内に入り電車に乗る。一度に都会の酔いが覚めた。酒の酔いだけが残った。

私はここにいるべき人間ではない。私が都会にふさわしくないのか、都会が私にふさわしくないのか。

前者であれば、冴えないハゲ爺さんは目障りだと思われるし(幸いあからさまに面と向かって言われなかった)、後者であれば、私が都会にいることが間違いということになる。

どちらの解釈でも、居心地が悪すぎる。

本当に別の世界なのである。鴨長明が都会にでると自分が乞食に思えると言っていたのは、仙台駅までの私に当てはまる。東京の都会では、乞食というより異邦人である。

ならば都心に行かなければいいかといえば、ここ坂戸では、天の川が見れない。この半年で見たのは金星だけである。スカイツリーのライトアップは一度見ればたくさんだが、満天の星空は何度みても飽きない。手加減無しで言えば、星が見えない夜は夜でない。夜がなければ昼のありがたさも分からない。

公共施設での居心地の悪さに加えて、私的環境においても、居心地が悪い。

音楽の再生に自己規制が求められる事である。パイプオルガン曲、交響曲、オペラ、ピンクフロイド、サンバ、これを深夜になるとイヤホンで聴かなければならないとは。

居心地の悪さはまだある。

犬はどこに連れて行っても、リードを外せない。ネコは外出すれば、交通事故に遭わないが首に付けた鈴の音が聞こえるまで心配だ。

4月の終わりで半年経過。

都会の良さを知っている、田舎の良さも分かっている。

この時から、戻るべきか戻らざるべきか、私の頭の中の振り子が瞬時たりとも止まることがなかった。

6月には島に戻る。そこで、将来をどうするか改めて考えることにした。

以前の楽園でないことだけは確かだ。それ以上に何かが違っていれば、都会に戻ろう。

預けてあるヤギのメリーも引き戻すことができる。

ヒトとイヌとネコとヤギの共同生活を再開することにした。

野田・小沢怪談 野田の手土産

今日久しぶりにyahooのニュースを見たら、かねてから予定していた会談が今行われているという。

野田は小沢を切る。それは、自民谷垣への手土産である。

すべてシナリオ通りに動いている。シナリオは官僚が作り、動くのは野田である。

大連立がいよいよ始まる。

後は、こういうがれきの一括処理を橋下に任せるだけになった。

ギターに凝っています

上達を諦めれば楽器ほど面白いものはないでしょう。

尺八は一音成仏。
ギターはアルペジオ。

指が開かないので、ショートスケールを買いました。

・左はYAMAHA C-300。
 20年ほど前に30万円で購入。ギターケースに眠っていました。いい作りです。
 象牙のサドルとチップをつけました。よく響きます。
・中はGrand Shinano GLS200。
 最近オークションで5万円。スケールは63センチとヤマハより2センチ短い。わずか2センチでも随分楽です。
 象牙のサドルに替えました。よく響きます。
・右はYAMAHA CS-40J。ショートスケール。
 これもつい先日オークションで落札。6万3千円。子供用です。私の手のサイズにはこれがちょうどいいようです。
 今は象牙のチップがついています。よく響きます。

 阿部保夫のカルカッシ教本の中で気に入った曲をランダムに練習しています。基本からステップを踏んでいたのでは、我が余命、間に合いません。
 先生も分かってくれています。

付:
・値段は一桁、間違っています。(30万は3万)
・どのギターも、音量の差こそあれ、いい音色です。
・還暦を過ぎて新たに外国語を習う人がいるそうですが、私には理解できません。

 ・写真右クリックで開いてみてください。
5.15ギター

小沢裁判 指定弁護士 気楽な稼業

訴訟沙汰になって敗訴したら法定諸費用など結構お金がかかると聞いている。

訴えるだけでも、なにがしかのお金を積まなければいけないのではないか。

検事もそうだが、この指定弁護士は負けても自分のフトコロはまったく痛まない。

勝てば名誉。負けても、国からきちんと日当が貰える。

指定弁護士は気楽な稼業ときたもんだ。

これからは、負けたら裁判費用に自腹を切ること、警察の冤罪や誤認逮捕の場合は、罰金を課すこと、特に、捏造や誘導尋問を行った検事や警察は、懲戒免職にすること。

懲戒免職は退職金がゼロなる。これ位しないと正義を盾にしている官僚のいい加減さはなくならない。

今度でまた無罪になったら、指定弁護士が間違っていたということになるから、政治をごちゃごちゃにしておいて、ハイ、そうでしたか、で無罪放免にしてはならない。

司法を含めてガチガチの日本官僚は旧ソ連のテクノクラートと同様に国家から厚い保護の下、特権階級として、日本をお手玉にしている。

官僚に操られている現役ガレキ議員だめだ。橋下さんに、官僚天国のムジナ連中を成敗してもらいたい。

付:
私は何から何まで彼に期待しません。日米同盟深化だって、今より悪くなることはありません。憲法や教育だって、同じ。評論家やマスコミはタテマエで語るからきれい事に見えるだけ。

官僚機構の解体事業一つだけでいいですからしっかり遂行してもらうことを願います。

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