老いの一筆

Fair is foul, and foul is fair – Macbeth Act 1 SceneⅠ・・・きれいはきたない、きたないはきれい

民主代表選(終章) トロイカはあり得ません 代表選は必至です

菅さんが、代表の座か幹事長の座を小沢さんに差し出すことは考えられません。輿石幹事長という提案がせいぜいです。

小沢さんが、代表と幹事長以外の処遇で妥協することも考えられません。

小沢、鳩山、輿石3氏の神妙な顔つきの写真をネットで見ました。

あの異様な雰囲気は、戦国大名の開戦前夜の御前会議です。

新党結成を決めた会議でした。もちろん、敗北した場合ですが。

菅さん。

世論調査の人気が、選挙に無関係な大衆によるものであることを知っています。民主党支持の大衆にも人気がありますが、この人達とて、民主党員ではありません。

選挙権を持っている地方組織の票読みで、事態が想像以上に不利であることを覚りました。それで、挙党体制の大義を持ち出して、これを断った小沢さんというシナリオで、一挙に、挽回を図ろうという魂胆です。

断らざるをえない程度の提案で小沢さんにノーを言わせるのです。

菅さん。

負ければ、それまで。

それなら、ここで乾坤一擲、大芝居を打とう、お人好しの鳩山さんがいる。バカとハサミは使いようです。

でも、小沢さんの陣営が、こんな安直な芝居に乗る訳がありません。

前原先生、心配ご無用。代表選は絶対に行われます。

付の1。
小沢総理、鳩山、菅の左大臣、右大臣、これです。情(本物)の鳩山、理(だいぶオマケ)の菅、指導力の小沢、このトロイカならぬスクラムが、民主党のあるべき姿です。

付の2。
昨夜の菅・鳩山会談。代表あるいは幹事長の椅子を菅さんが用意しているのなら、鳩山さんにそっと打ち明けています。それ以下の椅子だから、打ち明けなかったのです。伝書バトが、小沢さんに伝えて、芝居が開演前におジャンになりすからね。

付の3。
小沢代表あるいは小沢幹事長の線で、今日の話し合いがまとまれば、私は、今後、国内政治をブログにしません。予想屋失格の恥もさることながら、私にとって大変頼もしい形ができることに満足するからです。終章と名付けたのはこれによります。

呆れちゃいます(6) 民主党代表選 トロイカ方式で手打ち

今日も、海に出た。気分は最高。

30分のバドリング、その後、クロールで40ストローク。5メートルの底が透き通って見える。

浜に上がって、甲羅干し。海の砂は、毒素を吸い出すと教えてくれた人を思い出し、頭一杯に砂をかぶせた。お世辞にも、フサフサの髪といえないから、滑る砂を山盛りにするのは、ひと仕事だった。

私以外に、だれも浜にいない。いるのは、カモメの水兵さんばかり。うとうとして眼を開けたら、私を囲むようにして、羽を休めていた。私がフレンドリーなのを本能で分かっていたのだ。

頭の中の毒素もなくなったはずだ。カモメはカラスと違って私の頭に糞をたれない。毎日、自分でエサを捕らなければ生きていけないカモメは、たいへんだなぁ、と思ってしまう。

気分は、最高。 アイ アム アラン・ドロン。太陽がいっぱい。

以上は昼間の私。

夜は一変した。

9時のニュースで、鳩山さんと菅さんが話しあって、トロイカ方式を採用する方向で合意したとあった。時差ボケの鳩山さんと寝不足の菅さんの迷い言なのか。

政治でトロイカが成功した歴史はない。たとえ、小沢さんが合意するにしても、トロイカ方式は長続きするものではない。

大の大人が、トロイカ方式で民主党を動かすと本気でいうとしたら、「呆れちゃいます」だ。

菅さんの時間稼ぎ作戦である。首相の椅子に座っているあいだに、小沢ファン議員を転向させようという魂胆である。

あるいは、挙党体制を拒んだのは小沢さんだというお芝居の演出かもしれない。いいかげんなポストで小沢さんが納得するはずがないし、世論に嫌われることが分かっていて菅さんが要職を小沢さんに用意するはずもないのである。

幹事長ポストを菅さんが小沢さんに差し出せば、私のこの仮説、謝罪して、すべて撤回する。

付の1。
菅さんと小沢さんは水と油。しかも、それぞれに家の子郎党がついています。親分個人の気分ではどうにもならないのは、ヤクザもカタギも同じです。生身の人間で作られているのが社会ですからね。

付の2。
鳩山さんのお人好しに、はたして、小沢さんが乗ってくるか。丁半、さあ、勝負!

付の3。
くどく申し上げますが、たとえ今回トロイカ方式となっても、次期衆院選までは持ちません。

0830灯台

民主党代表選(続々) 真紀子さん、出番ですよ~

雌伏、何年かわかりませんが、今こそ、田中真紀子さんの出番が来たと私は思います。

小沢総理の閣僚の一員となって、高級官僚をバッサバッサと切って捨ててください。

高級官僚の士気が低下したという噂がでただけで、公務員制度改革を軟骨状態してしまう今の菅さん内閣では、脱官僚はお題目でしかありません。

やる気が失せたら、辞めてもらえばいいのです。

応援演説、全国行脚、お国のために滅私奉公、頼みますよ。

0830ヤギネコ鶏

民主党代表選(続) 大人の試験と子供の試験

小学校の国語の試験。50問の出題で、「地団駄」を「自反田」と書いて98点をもらう。98点はクラスの一番、二番である。先生に名前を挙げられ、得意満面である。

大人社会の試験。私の経験した物では、銃砲刀所持許可、小型船舶操縦免許それと自動車運転免許の3種である。

これらの試験は、ある点数以上取れば合格するという資格試験である。これはおかしい。

50問中49問が正解だったとする。98点である。学校の試験なら、優秀な成績と褒められるが、社会の試験では、間違った1問によっては、資格を与えるべきではない場合があると思う。

銃砲刀でいえば、「銃口は絶対に人のいる方向に向けない」、船舶でいえば、「真向かいに相手船が見えたら、右転して、回避する」、自動車でいえば、「赤信号では発進しない」、これらに、間違いの答を出したまま、合格してしまったら、どういうことになるだろう。

社会で社会人が受ける試験は、他人に危害・損害を与えないためのものだ。高得点の前に絶対に間違ってはいけない問題が正解でなければいけない。

これは、逆も真なりと言い直せば、政治の世界にも言えることだと思う。

首相は、日本国の政治最高指導者である。指導力が、他の誰よりも優っていることが条件である。

話上手、筆が立つ、博識・見識、交渉力、資金集め、仕事集め、これらは周辺事項である。首相の側近でも十分こなせるもので、首相本人は、命令するだけでいい。

いくら、周辺事項でいい得点をとっても、指導力が劣っているのでは、首相にふさわしい人物とはいえない。一国の指導者は総合得点によらず、指導力一つの判断によるべきである。

古今東西、名を残した指導者に、共通しているのも、この指導力の一点である。

ここ数日、マスコミがここぞとばかり、世論調査を実施している。

耳にする限り、菅さんがアンケートのどこの項目でも、圧倒的に評判がいい。小沢さんは一つだけ勝っている。「指導力」である。

小沢陣営の喜ぶべき世論調査結果である。

小沢さんは、指導力の点で菅さんに勝っている。これで十分である。

参謀がよほど間抜けでない限り、今回の代表選で敗北するはずがない。

付:
残した名には、悪名も含まれています。

0830カフナから

民主党代表選 従米派対親中派

経済政策なんか、どちらが勝っても、同じようなものでしょう。

私にはですね、この二人の戦い、アメリカ派と中国派の戦いのように見えるのですよ。

菅さん、前原さん、岡田さん、このお3方が、誘いあわせて、食事にでかけますね。

行く先は、フランス料理店かイタリアン・レストランでしょ。椅子・テーブルとナイフとフォーク、よく似合ますね。ワインとブランディーも欠かせません。

一方の小沢さん、鳩山さん。二人で行く先は、中華料理店です。あるいは、畳の個室の焼肉店です。箸を使います。

日本酒か紹興酒。

食べている様子を想像しただけでも、従米派、親中派がわかります。

思い出せば、鳩山さん、大東亜共栄圏のような構想を言っていましたね。武力は使わなくても、根っからアジア派なんです。

対する岡田さん、温家宝さんと会うより、クリントンさんと会う方がどれほど嬉しいことか、岡田さんは、すぐ顔にでますから、鈍で有名な私でもわかります。私の心はサンフランシスコ、口笛えが聞こえますでしょ。

アメリカ、中国、両国、内政干渉は贔屓の引き倒しになるので、黙っていますが、心の底では、ハラハラのしどおし。見守っています。

菅さんの続行なら、対中国外交は難しくなります。小沢さんに交代したら、対米外交が難しくなりますね。

小沢さんが就任した暁には、外務省官僚の総括を真っ先に実行しなければいけません。ボンボン鳩山さんは、これをしなかったため、失脚したのでしょ。

あっ、それから、親米としなかった理由は、アメリカ駐留軍の基地を日本地図で見てもらえば、すぐわかります。

面倒ですって。なら、言ってしまいましょう。

横田、厚木、横須賀、日本国首都東京を囲っています。有事の際、天皇を人質にすること、NHKを占拠すること、戦略国家アメリカは怠りありません。それを、嬉々として受け入れているのですから、菅さん、岡田さん、前原さんらを従米と呼んでいるのです。

ものはついで。

対朝鮮抑止力がそれほど大切なら、対馬と佐渡島に引越しているでしょうが。

0830カフナ


シーカヤックの楽しみ

ほぼ一年ぶりにパドルを握った。ストロークの数だけ確実に前に進む、陸地の景色が変わる。

激流を下るカヌーと違って、シーカヤックは、身も心ものんびり、マイペースで楽しめる。

楽園に来たときは、5月から10月まで、飽きるほど海に出た。飽きないから出たのだが、言葉の綾として、「飽きるほど」である。

なぎの海より、少々うねった海の方がおもしろい。全速力で漁場に向かう漁船軍団の通過による大波は、一寸法師のどんぶりこである。沈(ちん)しないように、懸命にバランスをとる。この緊張感がとてもしい。

ただ、雷の音がしたときだけは、一目散に「母港」に戻った。カヤックでも海面からみれば高い。その上に乗っている人間は、さらに数十センチ高い。雷様のご降臨は、熱烈不歓迎である。

70歳になった今、むちゃはできない。母港の周りをウロウロ行ったり来たりすることを楽しみにしている。

Made in ∪.S.A.のポリエチレン製シーカヤック2艇、10余年来の私の良き友である。


玉音放送 疑問一つ

私が知恵袋と呼んでいる古い仲間から、全文が送られてきた。徒然草の兼好さんがいう知恵ある友からである。

ノイズ除去の処置を施した玉音放送を聴いただけで、即座に文字化できる人は、おそらく一人の日本人もいまい。敗戦直後の国文学者・歴史学者・国粋主義者・ジャーナリスト・政治家、彼らでもできなかったのではないか。

格調の高い文語体である。自分で声を出して読むと、畏れ多くも、まるで昭和天皇になった気分がしてくる。戦勝宣言が軽佻浮薄の語彙であふれるのに対し、敗軍の将の言葉は、人の心の奥底まで滲み込む。

項羽がそうだった。

負けたとはいえ、我慢がならなかったことはやはり我慢していなかった。昭和天皇の偉大な所である。

「加之敵は新に残虐なる爆彈を使用して頻に無辜を殺傷し惨害の及ふ所眞に測るへからさるに至る」

原爆投下・焼夷弾投下の無差別殺傷に言及しているこの行(くだり)、憤懣やるかたない御心の表れである。

それはそれ。

私の疑問は、次の行である。

「米英二國に宣戰せる所以も亦実に帝國の自存と東亞の安定とを庶幾するに出て他國の主權を排し領土を侵すか如きは固より朕か志にあらす」

中国に侵略して、朝鮮半島を占領して、中国人を殺傷し、朝鮮人を強制連行しておきながら、どうしてこのような事が言えるのか、私には、これが疑問であるのだ。

「朕ノ志ニアラス」

私は考えた。答がでるまでにそれほどの時間は掛からなかった。まず、この言葉にウソはない。その通りであった。ならば、誰の志だったのか。

内閣の志だったのか、軍部の志だったのか。否、否、否。

世論の志だった。

天皇はもとより、たとえ内閣、軍部が揃って、侵略戦争に反対しても、世論が占領継続と太平洋戦争を後押ししたはずである。絶対が頭につく「はず」である。

もちろん、成金と陰で呼ばれた軍需産業企業や好戦軍人、支那人・朝鮮人蔑視の学者・文化人や政治家もその世論の中に入っている。

当時天皇には他に選択の余地はなかった。

それでも、私は、この
「朕ノ志ニアラス」にはどうしても馴染めない。

天皇が自ら述べるべき言葉でないような気がする。

それに、これを読んだ中国人や韓国・朝鮮人が、ああ、そうだったのか、とすんなり納得するとは思えない。悪くすると言い訳けとも受け取られかねない。

私は、今なお、昭和天皇のこの行の解釈で悩んでいる。NHKBSで全文の録音を聴いた後でも、この疑問は消えなかった。

単純明快・快刀乱麻、何事もこのスタイルで処理している私には、ちと荷が重すぎる。

付の1。
昭和天皇が、既存の占領地域を放棄すると宣告したら、京都で幽閉されたと思います。

付の2。
鳩山さんの退陣演説が二重写しになってしまいました。

政治とカネ(2) どこの党が最もクリーンか

言うまでもなく、日本共産党である。

政治とカネが、政治の根幹であるなら、日本共産党議員が国会議事堂にあふれていなければならない。

なぜなら世論調査を実施する度に、「政治家はクリーンでなければいけない」にマルが付けられているからである。

それなのに、日本共産党は、負け犬よろしくわずかな数の議席を保っているだけである。社民党も然り。

世論が、マルを付けるのは、政治に無関係である調査だからで、いざ選挙となれば、クリーンか否かは、あさっての向こうに飛ばしてしまう。

クリーン、クリーンとクリーン様を崇めている大手新聞の一社でも、共産党を褒めたたえているか。社説に、「クリーンこそ政治。共産党か社民党に政治を任せよう」がでているか。

マスコミはご都合主義の権化である。

民主党党員諸君、くれぐれも風評被害に遭わないように。

政治とカネ(1) 旅行とカネ 食事とカネ 

日本語の「と」は、同格の助詞として使われる。

「政治とカネ」の問題が複雑になっているのは、この「と」に責任がある。

カネは政治に限らず、絶海の孤島で一人暮らしでもしない限り、何にでも着いてくる社会の1道具である。カネを抜きにして、社会は語れない。

政治とカネがあれば、旅行とカネ、食事とカネがあってもいいし、また、あるのだ。

カネが特別に政治を贔屓にしているわけではない。

カネがある。そのカネで北欧旅行をする者がいるなら、オーストラリア旅行する者もいる、日本で温泉巡りをする者もいる。

カネがある。そのカネでフランス料理を取る者がいるなら、中華料理を取る者もいる、懐石料理を取るものもいる。

旅行のカネ、食事のカネ、そのカネの出処がどこであっても、旅行や食事とは無関係である。

政治も例外ではない。

母上から貰ったカネ、ネコババしたカネ、政党助成金として国民から合法的に奪ったカネ、これとそのカネでどんな政治をするのかは、無関係なのである。

政治家としての倫理は、行われた政治とは無関係なのである。

これが、頭の悪い人間には理解できない。カネと政治家と政治の三題小噺、頭が悪いから、なにがなんだかさっぱりわからず、頭の中が混乱するだけなのだ。

だから、カネがきたない、政治もきたない、に等号記号をつける。脳が単細胞で構成されているから、やむを得ないといえばやむを得ない。

単細胞諸氏、口だけは大きい。世間にとって迷惑千万である。

付の1。
みなさん、頭の悪い人間など、一人もいません。少なくとも、私より頭はいい。私が分かることなど、「何を今さら、小国寡民のバカが」です。とっくに、カネの次元と政治の次元の違いは十分承知しています。知らぬふりをして、特定の政治家を攻撃しているだけのことです。

付の2。
「と」に責任はありません。冗談です。

世論調査は世論操作 外野席の応援団

共同通信社が27日、全国世論調査を緊急実施した。調査は、菅、小沢のどちらに代表になってほしいかということだった。

改めて世論調査をするまでもなく、小沢さんの人気は低く、菅さんが圧倒するのは、誰の眼にもあきらかである。

それなのに、敢えて共同通信社が実施したのは、外野席から菅さんを応援したいためである。

小沢さんが首相になったら、衆院解散すべきであるとの世論も付録についている。

一年生議員が失職するぞという脅しである。これも、軟弱な一年生議員にはきつくこたえる。軟弱議員の最大関心事は、議員バッジをいつまで胸に付けていられるかどうかである。

この世論調査の数字の後に、応援メッセージが「~そうだ」、「~そうだ」という客観性表現で付けられている。責任を負わないマスコミ特有の表現である。

菅さんが続投することになれば、分党は必至。

小沢さんが首相になれば、官僚政治家グループは、冷や飯を食わされる。分党するだけの勇気はあるまい。何より、菅さんが自分から挙党体制の堅持を口にしてしまったのだから。軽率な事である。

民主党党員諸君、世論は外野席、風評被害に遭わないように。

付:
共同通信社を知りませんが、名前だけ見ると、「公平・公正」のメディアのようです実際は、そうでないことが、この世論調査実施で分かりました。

拉致問題 岡田外相 被害者の会よ、よく考えなさい

岡田克也外相が、朝鮮に対する韓国民の反発が広がっているため、6カ国協議の早期再開は「簡単ではない」との考えを中国側に伝えた。

これには、岡田外相や日本外務省のデタラメに慣れきっている私でも、さすがに驚いた。

岡田さん、いつから韓国の外相に就任したのか。

韓国民の反発があろうとも、拉致問題の解決には6か国協議が欠かせないので、なんとか骨を折ってくれないかと、中国に頼むのが日本の外相である。

アメリカの外相になったり、韓国の外相になったり、岡田さん、実に忙しい。

何百回と繰り返してきたように、日本の外務省が解決の最大ネックなのである。

拉致被害の会は、自分の首の上に載っている頭で、誰が解決を引き伸ばしているのか、1日3分でいいから考えることだ。伊達に載っているのではない。1週間もすれば、少しは真実が分かってくるはずだ。

付の1。
6カ国協議の再開が拉致被害問題の解決に不可欠としていたのは日本外務省です。

付の2。
私は、拉致被害の会も、外務省と同じ考えでいると見ています。解決の引き伸ばしの理由くらい彼らもバカではない、分かっているのです。不思議な団体です。

付の3。
岡田さんのようなとんがった人間は中国人から嫌われます。彼には対中折衝は無理です。相手にされません。

鳩山前首相と菅現首相 会談で代表選の行方が決まる

小沢さんからの申し込みを頑なに断ってきた菅さんが、鳩山さんに会談を申し込んだ。

菅さんの目的は、鳩山さん個人が大義によって小沢さんを支持するのは、立派な態度だと褒めながら、鳩山さんの家の子郎党には、自主投票に任せて欲しいと、お願いするためである。

菅さんほどにはひねていない鳩山さんだから、ロシアから帰国してすぐの会談を承諾したが、逆だったら、断るところだ。

会談で、鳩山さんが菅さんの求めに対してどう応じるか、これで代表選の行方が決まる。

鳩山さんが少しでも甘い顔を見せたら、もうこれで菅さんの勝利が確定したも同然である。

鳩山さんが、鳩山一派そろって小沢さんを支持する方針であると、答えたら、これは、菅さんに引導を渡したことになる。

私は鳩山さんを根っから信用していない。その根っ子の一部が、先の「大義に依って」で少しぐらついた。

人としての格は高く評価しているが、仮に、菅さんの甘言に惑わされないまま会談を終えたら、私は、政治家としての彼を見直すつもりでいる。

付の1。
時差ボケが回復しないうちに有利な返事を取り付けようとする魂胆。

付の2。
小沢派から忠告を鳩山さんが受ける前に有利な返事を取り付けようとする魂胆。

呆れちゃいます(5) 社民党 福島さん続投

これは、表題だけで十分だ。それほど、単純でアホくさい話である。

社民党に弁舌さわやかでかつ威圧感あふれる党首が現れれば、議席の1割や2割、社民党が占めても驚くほどのことでないと、先日、ブログにしたばかりである。

これで,社民党は、終わった。

党名変更の意思のない日本共産党に見切りをつけた私、今度は社民党に見切りをつけるはめになった。

大衆の思考形態を無視し続ける、したがって成長の可能性皆無の両党、両党の主義・信条を、巷では宝の持ち腐れという。

呆れちゃいます(4) 民主党分裂を阻むもの 

菅さん、小沢さん、どちらが代表になっても、負けた相手に容赦はしない。完全に敵・味方である。

双方、口では、代表選が終わったら、ノーサイドだ、なんてキレイ事を言っているが、終われば、分裂間違いなしである。

と、思っていたら、まさかと思うような意見がネットに出ていた。

民主党の松木某が、小選挙区比例代表では分裂することは難しいと述べたという。共倒れが続出するためである。

これでは、政治信条が、当選するかどうかの陰に隠れて、一体政治家とはなんぞや、となってしまうではないか。

現行の選挙制度が、最悪制度であると繰り返しこのブログで罵ってきた私だが、これほどひどいとは思わなかった。

議員の就活で信条が抹殺される政治は狂っている。政治は議員のためにあるのではない、民百姓のためにあるのだ。

次期政権は、直ちに、中選挙区制に戻すべし。

付:
松木某先生の話には、一理あります。でも、私は分裂すると思います。野党が連立を狙っていますからね。

呆れちゃいます(3) 朝鮮学校高校授業料無償化判断 先送り

文科相から朝鮮学校について「無償化適用条件を満たしている」という趣旨の報告を受けた菅さん、党内で改めて議論するよう指示した。

囲碁では、誰が打っても、この一手という盤面がある。名人・本因坊でなければ分からない局面で「この一手」はない。普通のアマ初段程度でも分かる局面で打つべき手を「この一手」という。

朝鮮学校の無料化は、思想・言論の自由、教育の自由が日本の国是である以上、「この一手」である。四の五の言う余地はない。

キム総書記を大日本帝国の天皇以上に崇めても、日本人がそれにとやかく口出す資格はない。

こんな単純な決断さえできない菅さん、本当に、一国の首相の自覚があるのか。

と、非難する性格のものではない。

文科省は認める方向だという。菅さんも役人の言う事は聞くから、腹の中は、認めることで固まっている。

しかし、今、自分が意思表示をすると、ニセ愛国議員の反感を買い代表選に悪影響が出てくる。それで、先送りしたという次第である。

ひたすら再選を願っている。菅さんも、落ちたものだ。

付:
昔、アメリカで赤狩り旋風が巻き起こりました。戦時中の日本も、少数派を許しませんでした。情けない政治家は、その伝統でしょうか。

呆れちゃいます(2) 菅さんのメッキ工場見学

中小企業に対する円高の影響を、自分の眼で確かめるため、メッキ工場を訪問した。

熱烈歓迎である。シナリオがそうなっているから、そうなったのである。変な言い方だが、そうでなければ困るから、そうなったのである。

この工場長、共産党員であってはならない。菅さんに、「大企業優先の態度は許せない」、と詰め寄られたら、芝居がメチャクチャになる。

この工場長、自民党支部長であってはならない。さっさと帰れと塩を撒かれるかもしれない。

この工場長、小沢ファンであってはならない。「こんなパフォーマンスをするヒマがあったら、政策論争を小沢さんとやってくれと、言われるからである。

熱烈歓迎が100%保証されていることを事前に確認して、その場所と時間を、NHKほか全マスコミに流して、ニュースにしてもらう段取りの上の芝居である。

知恵ある者には、「これくらい分かっている、なにを今更」と笑われるようなミエミエの芝居だが、これが結構世論受けするのである。

菅さん、メッキ工場の訪問で、「ああ、私の考えは甘かった。間違っていた」など、絶対に言わない。「想像していたとおり、大変な状況です」、「改めて、厳しい状況を確認しました」・・・最初から分かっていることしかコメントしない。

先の衆院選で、自民党の党首が街頭演説に声をからしている時、民主党の小沢さんは、片田舎の農民に会っていた。マスコミが立ち会わなければ、一人芝居である。ニュースで流れるから、街頭演説以上の効果がでたのである。

菅さん、代表選のために、敵のオハコを先取りした。二匹目のドジョウというわけだ。

付:
政府要人・高官の人民慰問は、すべてヤラセと私は疑っています。人民はダシに使われます。

呆れちゃいます(1) 円高・株安対策

政府・日銀が新型オペレーションの供給額を現在の20兆円から30兆円に増額することにしたという。

この追加の10兆円は、アブクとなる運命を背負っている、不幸のカネである。

中小企業向けに用意した8,000億円も、アブクとなる運命にある。

円高・株安は、黙って見ているしかないのに、何かしないと世論がうるさいので、市場をいじくり回す。

グラスのビールも、泡だらけでは、格好がつくまい。

日銀は、国民に金融資本主義の本質を知らせるべきではないか。

最低でも、景気回復や経済成長が自分たちの力では無理であることを、すなわち、打つ手のないことを、告白しなければいけない。

付:
打てば打つほど、悪くなる。ざる碁と同じですね。

あつい、ぬるい、だるい 

昔、「早い、安い、うまい」が看板の牛丼屋があったように覚えている。なかなか、うまいコピーである。

経済学的見地からは、こんな事は普通あり得ない話である。安ければまずい、早ければ手抜きだ。うまければ高い。そうでなければ、銀座の天ぷら屋の立つ瀬がないではないか。

値段相応のウマさ、準備時間相応の体裁、世間はこれで牛丼屋のコピーに納得している。だれも誇大広告と思わない。

「早い、安い、うまい」の響きに感心したので、私も、一句考え出した。

それが、「あつい、ぬるい、だるい」である。

気象学的見地からは・・・

ここ数日、わが楽園も熱波が押し寄せて、一向に引く様子がない。熱波といっても、都会の感覚では温波だろうが、29℃から下がらないのである。

海に入る。この海の水が、ぬるい。まるで、屋内プールである。あのどんよりしたぬるさである。ピリっとした冷たさが感じられない海なんか、いくら浸かっても、気分は晴れない。

年寄りにはやはり冷水でなければ、と浜で気象を呪っていたら、一人の若者が、海に飛び込みざま、「オー、ぬる~い」と絶叫した。あれは、喜びの声ではない。世代を越えた連帯感で私はしばらくの間、愉快だった。

だるいまま家に戻り、都会の某人に、愚痴をこぼしたら、贅沢言うなと叱られた。

29℃が贅沢とは、日本の気象、完全に狂ってしまった証拠だ。

付の1。
中国映画「那山、那人、那狗」。日本語の「あのやま、あのひと、あのいぬ」は響きがよろしくない。中国語読みではいかがでしょうか。

付の2。
200万円の乗用車がエコカーとして政府がオマケをつけました。29℃が贅沢で、200万の乗用車は贅沢ではないのです。日本の価値観そのものが完全に狂ってしまいました。

モモと鶏a

峠を越えたか、熱中症

都会の同輩(歳が同じような輩の意)の多くが、熱中症で死んでいった。

普通の生活をしていたのだから、普通の死に方で死ぬべき人たちである。

今の日本、普通の生活で生きていかれなくなった。これは誰が見ても、異常な社会である。

電気料金が払えないからクーラーが動かない。部屋がサウナになる。5分や10分なら健康によいだろうが、1時間、2時間となれば、話は違ってくる。老人には灼熱地獄である。そのまま死んでいくとすれば、菅さん、一体何をしているのか、と言いたくなる。

これが、大阪や東京など一部に限って発生しているのなら、そこの知事が頑張り次第で解決もできようが、全国で起きているのだから、もう地方行政の手に負えない状況なのである。

私は、かつて、老人コロニーを寒村僻地に建設せよと提言した。人口流出が止まらない過疎地に、2百万円に戸建を建てる。そこに一代限りで老人を無料で住んでもらうという提言である。

国有地に建てるのだから地代はゼロ。一人暮らし、夫婦二人暮らしに、大きな家は必要ない。六畳と四畳半の二間で十分である。戸建てはプライバシーのためで、それでも量産効果により二百万円で立派な家が一軒建つ。

都会の猛暑は、お隣の大国が国をあげて焚き火をし続ける以上、収まる気配はない。それどころか、年々、ひどくなる一方である。

そうと断言するのは、少々行き過ぎと言うのなら、来年は猛暑が今年ほどでないと仮定するより、暑さは、年々ひどくなるという仮定で政治を祭るほうが危険度が低いと言い直してもいい。

2百万円の家は、2百億円で、何軒建つか。

1万軒である。

宇宙の2百億円は、天文学者の数字尺度では限りなくゼロである。気軽に億単位の予算を組めと政府に要求するのも無理はない。しかし、地上においては、このように役に立つありがたいお金になるのである。

普通に暮らして死んでいく同輩をそっちのけにして、宇宙開発で世界をリードするためと称してカネを惜しまない政治家。これが日本の総理大臣菅直人である。

付の1。
公共投資は人のためにあるべきです。宇宙開発で日本の失業者が何人救われますか。頭でっかちの科学者・技術者の知的好奇心のために公共投資に回せるべきカネを使ってはなりません。

付の2。
あくまでも都会に残って、カネを稼ぐのだという老人は、それはそれとしてその意見を尊重すればいいです。その代わり、熱中症にかかっても自己責任。自費で入院してください。

0827白浜カモメa

検察審査会の世間知らず 陸山会4億不記載

議決は、小沢氏と元秘書らの上下関係を踏まえ、虚偽記入は「秘書が独断でなしうるとは考えられない」と指摘した。

虚偽記入は、明白な事実である。虚偽にも、過失による虚偽と故意の虚偽の二つがあるのではないかと、私は思うのだが、とにかく正しく数字を記載しなかったことは事実である。

私はこれに注釈をつけるつもりはない。その通りだから、どんな注釈も無意味である。

注釈をつけるのは、「考えられない」の一点である。

マスコミや野党の鳩山さんや小沢さんを攻撃する最大の拠り所がこの「考えられない」であった。半年以上、新聞を読んで、また新聞に載っていた週刊誌の広告を読んで、またテレビニュースを観て、またラジオを聴いて、私はこの事を確信した。

この「考えられない」という表現は、主観である。あの人物以外に犯人は考えられない、毒入りカレー事件、筋弛緩剤投与事件、状況証拠で犯人に仕立てるやり方とよく似ている。

私は、「考えられる」立場である。それで、これを語ることにする。

昔、大手証券会社の幹部が、数十億円の穴をあけた。一回で明ける穴にしては大きすぎる。最初は、数百万円だったろう。勝手に売り買いをして、穴を明けて、それの穴埋めにまた穴を明ける。あれよあれよという間に、億の単位の穴に広がった。この「あれよあれよ」、週、月ではない、年の長さである。

なぜ、こんなことが起きたのか。

彼の上司が知らなかったからである。

マスコミは、これに対して、一度でも、「知らないとは考えられない」と疑問視したことがあったか。

もっと昔は、銀行員が、外為取引で百億円を超える穴を開けた事件があった。これも、数年にわたった犯罪で、初期に上司の知るところであれば、億にはならなかった。上司は知らなかったのである。

このように、部下の不正は、上司の知らないことから起きるのである。そもそも、上司が知れば、不正は起こりえないのだ。いずれの上司も、「知らないとは考えられない」と会社から責められたところで、返事は、「知らないものは知らない」である。

これを、マスコミが、いくら「考えられない」と疑問視しても、話は前に進んでいかない。

ここまでで、鳩山さんや小沢さんが「知らなかった」と主張することに不自然さがないことが証明されたと思う。

少し頭がいい人は、私に反論するかもしれない。

「証券会社の社員や銀行員の不正は、悪事がバレるのを嫌って当人が隠していたからである。政治家秘書は違う」、と。

それが違わないのである。政治家秘書も同じなのである。

違いがあるのは、社員の不正は自分の保護のため、秘書の不正は政治家の保護のためだけである。

一度でも秘書をやったことがあれば、わかることだが、秘書は、仕える上司の一切の不具合を自分の身でカバーするものだ。社長室での忠言・具申は常であっても、一旦外に出たら、身を殺しても、主人の名誉を守るものである。これは、損得勘定の世界ではない。忠誠心の世界である。

元秘書が、悪いと知りながら、いや、悪いと知っていたからこそ、上司である小沢さんに報告しなかった。

私は、この私の考えが間違っていないと断言するつもりはない。あるいは、本当に小沢さんに報告して、小沢さんが「ヨシ、ヨシ。これで行こう。でも、お前、内緒だよ」と元秘書に小声で言ったのかもしれない。

私が言いたいのは、「考えられない」ことが検察審査会の考えであるということである。さらに、この審査会の自分の「考えられない」という「考えは正しい」という独善を拠り所にして、小沢さんを非難するマスコミの質の低さである。

小沢さんのすぐ斜め後ろに付き添っていた元秘書をテレビでみたことがある。常に笑顔を絶やさず、何か小沢さんから言われればすぐに対応できるゆとりをその笑顔から読むことができた。

彼の姿を見たら、小沢さんの身に司直の手がかからないように、自分の一存で作戦を立てたとしても、不思議はないと私は思ったものだ。彼は、優秀な秘書である。

長々と検察審査会について語ったが、この程度の論理的考察は、余程の低能でない限り、できるものだ。もちろん、マスコミ記者や論説委員はバカではない、「考えられる」意味を十分に理解している。

それでいて、「考えられる」という薄い根拠をもとにして、小沢・鳩山を攻撃する。

なぜそのような偏見を抱いているのか、私は詮索はしない。

検察審査会の独善を確認すれば、それで十分だからだ。

付の1。
かの秘書を見て、かつての私もこんな風に周りには映ったのかと、少し感傷的になったことを覚えています。

付の2。
外国でヘベレケ記者会見をした大臣を見捨てた外務官僚や側近連中を私は心から憎んでいます。日本の恥を他人事にしか考えていない役人どもは当の大臣以上に日本の恥でした。彼らに降格人事が与えられたのでしょうか。

付の3。
讀賣新聞 2010年7月16日

0827今日の白浜

ハヤブサと熱中症 Charity Begins At Home.

今朝8時のラジオで、菅政府がハヤブサを続行することに決めたことを知った。宇宙開発世界連盟のような団体にも参加するというニュースも同時に、流れた。

ハヤブサで実績が示された宇宙先端技術で日本は世界をリードできるという内容のニュースであった。

宇宙開発やハヤブサはスパコンとならんで、先の蓮舫さんたちの仕分け作業でムダと認定したのではなかったか。確か大幅に予算が削減されるはずのものだった。

NHK第一ラジオでは、このことを一切触れていない。良いとも悪いとも言わなかった。ニュース解説でないのだから、このこと自体は、特に問題にすることではない。

問題にするのは、お金である。

ハヤブサ2号は、タダで宇宙に飛び立たない。一回の飛行に数百億円のエサ代がかかるとてつもない大食いの鳥である。

宇宙開発に参加するのも、その参加料たるや、数千億円。大相撲を百年借りきってもまだ使い切れない額である。

これを、ニュースの中で報道しないとは、一体どういう事なのか。

触れれば、そんな多額のカネを使ってまでやる必要がかるか、この疑問を聴き手に持ってもらたくないという事である。

意図的に、金額に触れない。

毎時のニュースに必ず報告される為替と株の値動きの律儀な姿勢も、菅政府の都合の悪い数字が出そうになると、とたんにどこかに消えていく。

大衆受けする「世界一」、「世界をリード」、これで日本を元気にするというのだから、彼らの頭の中を疑わないわけにはいかない。

ロケット打ち上げを冷房なしの部屋でふ~ふ~言いながら「感動」して見上げる都会の老人が何人いるか、菅さんに問うても返事は来ないだろう。

熱中症で死亡する、一昔前なら死なないはず老人に、彼の視線は注がれていない。彼にとってどうでもいいことである。これが言い過ぎとすれば、数千億円のカネの使途に老人の救済は眼中にないのである。

Charity begins at home.

先ず、自国の民の生活を安定させること。それでも、経済的に十分ゆとりがあるなら、世界に貢献する。これが順序である。

朝にカネを見境意いなく使って、夕べにカネが足りないと騒ぐ。まったくチグハグな政治家である。

付:
大衆受けを狙っているのがミエミエ。NHKさん、夜のニュース解説では、しっかり批判してください。

0826定点観測

国民が納得する(4) 小沢さん 政治とカネ

設問:
「盗みは良いことですか、悪いことですか」
これに、良いことと答える人は、百万人に一人いるかいないかでしょう。

設問を少し飾ってみます:
「百姓の無知につけこみ、次々と名目をつけては税金を取り立てました。その代官の蔵は大判・小判、金銀財宝ザックザク。その蔵の物を盗みました。良いことですか、悪いことですか」

これですと、百人に一人はよいことと答えるでしょう。答の半数は「なんともいえない」になるでしょう。

さらに設問を飾ります:
この盗みを働いた人は、盗んだ品物を、貧しい百姓にわけへだてなく配りました。そのお陰で、赤子の間引きや娘の身売りがなくなりました。盗んだのは、良いことでしょうか、悪いことでしょうか」

ここまでくれば、悪いと答える方が少数派になるに違いありません。大多数の答は、「よいことだ」か「やむを得ないことだ」でしょう。緊急避難の知識がある裁判官なら、「悪いこと」に○をなかなかつけられないと思います。

新たな設問:
「菅さんは、日本をアメリカの属国に固定します。脱官僚は口先、腹の底は親官僚で、官僚の言うなりです。思いやり予算を唯々諾々として上納します。その額5,000億円を下りません。しかし、菅さんにやましいカネの噂は一切ありません。クリーンと言えます。一方の小沢さん、アメリカ追随はしません。官僚の言うなりにはなりません。さらに、この人は、思いやり予算のうち、最低でも1割の500億円は減らす交渉力があります。すなわち国の税金が500億円助かります。しかし、小沢さんには、10億円ほどのカネについてあやしげな噂が立っています。ダーティーと言えます」

こういう設問に対して、国民世論が、単純な「政治とカネ、クリーンかダーティーか」で示した反応と同じであるとは、私にはとても思えません。

「政治とカネ、クリーンかダーティーか」の設問は、机上の空論的概念論兼無難的一般論兼小学校教科書的総論であります。クリーンに○をつけるのは当然です。この○は無意味な○です。

可不可は一条なり。

マスコミが、これから側面から小沢さん・鳩山さんに向かって菅さんのために援護射撃をすることでしょう。日本国の自立や官高民低の解消、こういった政治課題をそっちのけにして、「小沢、鳩山 政治とカネ」を材料にして声高に、活字大に、国民(民主党員)を、必死に「啓発」するでしょう。

民主党員諸君、世論に逆らっても正しい道を民衆に示す責任が今の政権与党である民主党にあるのですぞ。その自覚があるか。

ここは、腰をじっくり落として、考えてどちらにつくか決めてもらいたい。総選挙とは比較にならないほどの重要な選挙なのだ。

付の1。
すべての設問は仮想です。良い悪いの本質は、皮相的な判断では求められないといいたいための例えです。

付の2。
 物 無 非 彼 , 物 無 非 是 。 自 彼 則 不 見 , 自 知 則 知 之 。 故 曰 : 彼 出 於 是 , 是 亦 因 彼 。 彼 是 方 生 之 ? 也 。 雖 然 , 方 生 方 死 , 方 死 方 生 ; 方 可 方 不 可 , 方 不 可 方 可 ; 因 是 因 非, 因 非 因 是 。 是 以 聖 人 不 由 , 而 照 之 于 天 , 亦 因 是 也 。 是 亦 彼 也 , 彼 亦 是 也 。 彼 亦 一 是 非 , 此 亦 一 是 非 , 果 且 有 彼 是 乎 哉 ? 果 且 無 彼 是 乎 哉 ? 彼 是 莫 得 其 偶 , 謂 之 道 樞 。 樞 始 得 其 環 中 , 以 應 無 窮 。 是 亦 一 無 窮 , 非 亦 一 無 窮 也 。 故 曰 莫 若 以 明 。
(荘子 斉物論)

0826今日の白浜


国民が納得する(3) 世論伺いのトリック 長妻厚労大臣

長妻さんが、年金の改革にあたって、広く国民の意見を聞くことにした。国民のだれでも、我こそはと思う人はそれに参加できるそうだ。できると言っても、ジャンボ宝くじと同じで、限られた人のみである。

これをやる理由を、長妻さんは、年金問題は国民が納得するものでなければ、解決できないからという。

宝くじと違うのは、参加の資格が得られるのは、長妻さんと厚労省の役人が嫌うような意見をもっていない国民が選ばれることだ。

国民の意見を聞くというと、たいそう大衆を重んじる民主主義的姿勢にみえるが、実際は、聞く段階ですでにふるいにかけられているのである。

政府案が国民の支持をえられていることのアリバイ作りということだ。

国の方針について、広く意見を聞くことなど、実際にはできない相談である。

第一、国民の意見が、良いものか悪いものかさえあやふやなのだ。

ひとたび指導者の立場に身を置いた政治家は、世論の動向に関係なく、己が正しいと信じている政策を国民に訴え納得させなければいけない。

政治家の信念とは、こういうものである。

付の1。
この件、かすかな記憶で書いています。いずれ新聞が届くでしょうから、その時、事実誤認がわかりましたら、訂正します。

付の2。
世論調査は、実施する段階ですでに実施する側の意図に反する結果を排除しています。NHKが、視聴料が「高い、安い、なんともいえな」なんていう調査をしたことがありますか。受信料契約について、「自由にする、今のまま強制、なんともいえない」・・・実施したら、NHK体質改善は本物です。裁判員制度、国会に提出する前に、全国規模のアンケート調査をしましたか。

付の3。
私は世論調査を根っから信用していません。作為の塊です。

0826新生カモメ

老いの一筆(5) ブログの悩み 視力

Last but not least.

小さな字が裸眼で読めなくなった。

広辞苑に拡大鏡が必要になっている。この家の前の持ち主が置いていった拡大鏡が手放せなくなった。

拡大鏡の世話になっている人しかわからないと思うが、メガネとちがって、文字が常にユラユラ動くのである。視神経が疲労する。

1年前あたりから、突然視界にチラチラ縦縞が入るようになった。最初は、8連敗、10連敗の後に起こる現象であった。

今は、少し寝不足しただけで、チラチラする。

眼がこんな状況で、頭の中だけが従来通りの冴えを保っているとは考えられない。内容も表現も、劣化していると考えるべきであろう。

3周年がいい切れ目だった。しかし、過ぎてしまった。古稀もいい切れ目だった。これも見逃してしまった。

切れ目で残っているのは、2,000回。自信がない。妥協して、1,500回。これはすぐそこだ。

いずれにしても、年貢の納め時が手の届くところまで来ていることはまちがいない。あとは、きっかけを掴むだけだ。

付:
どんなに引っ張っても、地デジ完全移行日までです。裁判員制度の施行日と並んで、老いの時代の私の敗戦記念日ですから。

8022定点観測

老いの一筆(4) ブログの敵 恐ろしく遅い通信速度

頭に何かが浮かぶ。それを文にする。文にしている間に、次々と新しい何かが浮かんでくる。それを、また文にする。これを繰り返していくうちに、流れは主題からどんどん遠ざかっていく。終わり近くなると、どうしたらうまく主題に合うように締めくくれるか、苦労する。

これは、個人の実力の問題であるから、本人の努力次第で、改善も可能である。

本人の努力ではどうにもならない問題がこの老いの一筆に存在する。

通信速度である。一昔前、ISDNといえば、情報通信世界では画期的な技術革新であった。当時、この業界に少し足を突っ込んでいた私は、社内用に、かなりの文献を英語から日本語に訳したものである。

この過去の栄光を背負ったISDNに、私のブログは今なお頼っている。

東北自動車道を、スバル360が時速40キロで走っているようなものである。遅い、とにかく遅い。

人を羨む気持ちはないが、「待機中」のメッセージが左下で毎回、数分の間表示されると、ウンザリしてしまう。

数分かけてアップ・ロードにこぎつける。しばらくして、文章の誤りに気がつき、編集しなおそうと、ダウン・ロードする。これが、さらに数分かかる。

コマ切れの数分は、まったく無為な時間である。尺八を吹いても、真剣さに欠けるから、練習にならない。囲碁の定石書を読んでも、ただ石の数字を追っているだけ。いつ「待機中」のメッセージが画面から消えるか、それが気になっているから当然である。

私は考えた。

ISDNは確かに遅い。しかし、遅いのは、ワイド・バンドになったため、これでもか、これでもかと広告を詰め込んだのが主な原因である。

本題に入る前に、広告を見せられる。全面広告を見なければページがめくれない新聞のようなものだ。タダでもひどすぎる。

NTTに聞くと、この島は永遠にISDNのままであるという。通信衛星を介してブログが作れる可能性はあると思うが、将来の話で、私には無縁である。

ブログを作るイライラと黙して語らぬイライラ。

前者のイライラが日増しに強くなっていることが自分でもよくわかる。

そろそろ、年貢の納め時か。

付:
写真の添付が、のろのろのもう一つの大きな原因であることは知っています。でも、今から止めても、前の掲載写真が毎回ダウン・ロードされるのですから、時間の短縮にはなりません。

民主党 代表選 キーマンは鳩山さん

彼をほめているのではない。

キーマンが鳩山さんだから、民主党代表選はダメなのである。

私はこの男を、今ではまったく信用していない。あっちにフラフラ、こっちにフラフラ、関ヶ原合戦にも似たような大名がいたように記憶している。

菅さんと小沢さんの間を取り持つ動きをしているような記事をネットで読んだ。

一時期でも一国の頂点に立った政治家だ。普通は、とてもできることではない。まあ、彼のような小人にふさわしい役割りではあるが。

鳩山さんの最大の欠点は、自分のやっていることが菅さんら官僚・マスコミ連合体に対する利敵行為であることに自覚がないことである。

よもやと思うが、小沢さんが代表選に出馬しないようなら、日本の政治は平成版大政翼賛会に乗っ取られることになる。

世も末だ。

付の1。
民主党は分裂しなければいけません。手打ちのしゃんしゃん祭りは、平成大談合です。国民がツケを払わされるまでに、5年とかからないでしょう。

付の2。
鳩山さんの気持ちは愛国です。行動がちぐはぐなのです。一方の、菅さん、脱官僚・政治主導を口に出しているそうな。衆院議員一年生向けのリップ・サービス。通じますかね。

株安 ノープロブレムじゃ

バブル当時、3万8千円。今、9千円。バブルがバブルと名がついたのは、後になってからである。あのまま、5万円、6万円と上がっていったら、3万8千円の時をバブルと言わない。

この当たり前のことを無視して、3万8千円を特別なことのように扱う政治家や経済学者がいるのだから、世の中、広いものだ。

株価が4分の1になった今でも、豆腐は百円で買えるし、これは百円で売れるということでもあるが、床屋にいけば千5百円で刈ってもらえる、床屋は一つの頭を刈ることで千5百円手にできるということだ。かたぎの人々の真面目な生活は日々是好日である。

食うカネに困っている者のカネは株に変身しない。他に使い道がないカネが株取引というマネー・ゲームセンターで踊っているのである。

踊る阿呆に見る阿呆。

表題のノープロブレムは、問題ないという意味の他に、問題そのものが存在しないという意味も私は含めている。

3万8千円で買って持っていたら9千円になった。大損した一人がいるとする。その時は、3万8千円で売って9千円で再び買い戻して大儲けした一人が必ずいるのである。ゼロサムとはそういうものだ。

損をしたら騒ぐ、得をしたらダンマリ。ニュースはダンマリを取り上げない。損だ、損だ、政府よ、どうしてくれる、日銀よ、なんとかしてくれ!

問題が存在しないのだから、彼らも答の出しようがないのである。

9千円の株が、10年後、3千円になっても、それで日本が沈没するわけでない。不安を煽るのは商売だからいいが、それと一緒に不安になるとなると、こちらの方が問題である。

金融は勝負事という趣味の世界である。素人が手を出すなんて本当にバカバカしい話だ。

付の1。
マネー・ゲームセンターに、政府所有の税金や年金基金を持ち込んではいけません。まっとうな仕事が馬鹿らしくなります。ギャンブルの欠点です。私の持論です。

付の2。
株取引や外為取引か何かで(見かけ上)大損した大学が一時問題になりました。借金してそれを元手にしたのなら問題ですが、そうでなければ、見かけ上の損失ですから無意味な騒ぎです。いえいえ、借金しても、かまいません。カネに戻して返すとき、4分の1になったら、これしか返せません、と開き直ればいいのです。貸し手が貸したカネもどうせあぶく銭ですからね。

付の3。
円高、円安、まったく同類です。1米ドル10日本円になっても、日本政府・日銀に困った困ったと口先介入するほか対策はありません。困っていないから当然です。

モモ0歳_1


僕の書斎は浜の中

昔、どこかの私立大の先生で、ド近眼のメガネをかけていた人がいた。顔つきをみれば、全身知識で一杯である。ものすごい勉強法を公開してくれた。

書斎は外部と遮断して、暑い時はガンガン冷房を入れる。それが最高の読書法で、自分が学問で成功を収めたのは、こういう書斎によるものである、云々と彼は啓蒙していた。

頭がよくなる薬ならなんでも手に入れようとした当時の私は、確か文庫版だったと思うが、その啓蒙書を買って夢中になって読んだものだ。終わりまで読んだら、彼の鬼気が迫ってきた。

バカに付ける薬がないことを覚った今は、そんな本のアドバイスに見向きもしない。バカで結構。ド近眼先生の教えに従うつもりはない。

今の私の読書は、完全に正反対である。

ひと泳ぎした後、古い仲間から送られてきた世界情勢記事のコピーを、青空書斎に寝転がって読む。読み終わったら、コピーを広げて、顔を覆う。目が覚めたころには、記事のエッセンスだけが残る。

これが、私の夏の読書法である。

5月は森の中、8月は浜の中。日本の四季よ、永遠に。

0824夏の書斎

菅内閣 新閣僚の公開資産

他人のポケットの中に手を突っ込んで、いくらもっているか知りたがる。こういう卑しい根性は町方政治の常である。

芸能スキャンダルと政治を同列扱いにするマスコミも町方情報屋である。

政治家のカネのクリーンを狙った公開資産制度、だれも本気で読まない。私もその一人だから、何気なく読んでいった。その中で目を引いた数字があった。

以下の金額である。何を意味しているのか、一瞥しただけではは~んと分かった人は、政治評論家のプロである。

菅首相        50万円
野田財務相      ゼロ
山田農相       ゼロ 
自見金融相      ゼロ
荒井国家相      ゼロ
玄葉公務員相  400万円  
蓮舫行政相      ゼロ

はは~んが出来なかった人は、もう一度、読んで貰いたい。それでも分からない人には、最後に(付)を読まれんことを。

私は、日本の政治家は本当に口先だけだと感じ入りながらこの数字をピックアップした。

前に、少子化撲滅運動が厚労省の音頭でなされたことがあった。時の大臣は、朝鮮将軍様もビックリの元首相の政治に全く関係のなかったただ「首相の娘」であるという娘さんであった。

私は、当時、そんなに少子化が心配なら、厚労省の役人が、子供を6人、8人、10人と産めるだけ産んで、国民に手本を示せと叫んだ。

政治家も役人も、キレイ事を述べて、国民に負担を強いる、自分たちは知らんぷりん、上の数字はこれと同類である。

だから、私は国を動かす立場にいる政治家と役人を信用しないのである。

付の1。
答・・・
所有有価証券における国債です。菅さんの50万円は総理大臣で次期衆院選を迎えることになれば、20倍の1千万になっていましょう。玄葉さんの400万円は、偉い。公務員改革相と行政刷新相のどこが違うのかサッパリ私にはわかりませんが、蓮舫さん、せめて100万円位は国の紙切れを信じてください。

付の2。
讀賣新聞 2010年7月17日。6月8日発足した菅内閣に新たに入閣した閣僚です。

国民が納得する(2) 映画「椿三十郎」

黒澤明監督ほど大衆を信じていなかった芸術家はいないのではないか。

私の知っている限り、ではあるが。

その代表作が、「椿三十郎」である。正義に燃える小役人侍8人、腹黒エリート官僚を団結してやっつけようという映画である。

正義に燃えるのも結構、団結するのも結構、ならば、これで事を起こせばどうなったか。自滅である。仲間が喧々諤々(ああでもない、こうでもない)と議論して得られた結論がたいへんな間違いであったのだ。

ここでボンヤリ登場するのが、われらの英雄、三船敏郎。彼一人が、実相を的確に把握している。8人対1人。多数決を重んじていたら、三船敏郎の出番がない。むろん、全員自滅である。

私は、考えた。

一人の意見でも、正しいことがあるし、多数の意見でも間違っていることがある。多数の意見が重用されるのは、間違った判断で不幸になっても、身から出た錆、自業自得であるということだけだ。

この小役人侍、取り柄があるのは、一人の意見に耳を傾ける素直さがまだ残っていたことである。

今の言論界、何かにつけ、「国民の納得」を持ち出す。国民が納得することが、政治家の基本姿勢であるかのごとくである。

もう一つ、「七人の侍」も黒澤監督の大衆嫌いの映画である。

農民という民衆対7人の侍。農民には、農民の味方を自負する庄屋が付いている。この庄屋さん、何から何までソロバンを弾く。今の「なにより景気の回復」の元祖であろうか。

こうした農民と庄屋で、悪党に勝てるはずがない。7人の侍がやってこなければ、悪党に年貢をかすめられ、村全体が植民地となった。庄屋が間に入って、唯々諾々と悪党の言うなりになるのも分かりきったことである。今の日米安保同盟の始祖であろうか。

もう一つ、「生きる」

エリート役人を扱った映画が、彼にあるのかどうか私はしらない。ただ、この「生きる」に登場する役人はみな小役人であり、言わば、大衆の代表選手である。ラストシーンを見れば、黒澤監督が、民衆に信を置いていないことがよくわかる。

「国民の納得する政治」を口に出す政治家を、黒澤監督は、心の底で哂っていた。

上に挙げた彼の作品を観れば観るほど、「国民」の曖昧さと衆愚さを思い知らされる。

私が、国民の名を利用して、自分の考えを正当化しないのは、黒澤映画の影響によるものである。

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