老いの一筆

Fair is foul, and foul is fair – Macbeth Act 1 SceneⅠ・・・きれいはきたない、きたないはきれい

お金の話(3) 財政破綻で誰が困るか

これも、なんとかの一つ覚えよろしく、脳の軽い連中の口癖である。

「借金を次の世代に残すな」

これは、ウソである。借金をしていない次の世代は、証文にハンコを押したわけでなし、返す義務もまったくないのである。

現世代の借金を、次世代に払わせるのは悪いことだ、こう言われれば、なんとなく納得する脳の軽い者が出てきても不思議ではない。

財政破綻は、絶対に来ない。日本国の造幣局で真札を輪転機からパタパタ刷り出している限り、絶対に来ない。

1兆円の借金を1万円札で返すなら、1億枚必要だ。紙とインク代がバカにならない。それで、百万円札を造るのである。これでも、百万枚必要だ。思い切って、1億円札を造る。納豆が百万円、卵が50万円。

困るのは、今、国債を手元に置いていて、わずかな金利を楽しんでいる、団体や個人である。

ギリシャ危機や日本の財政破綻をやきもきしながら、マスコミを通して騒いでいるのは、このグループである。正業に携わっている者ではない。カネを使ってカネを増やそうという、横着者のグループである。

だから、財政破綻は起きないと断っている私が、仮にあったとしても、並の日本人はまったく心配しないでいいと、言って憚らない。

付の1。
現在のお金は所詮紙切れ。どうにでも操作できます。できないのが、異常気象が引きおこす農作物被害、水質汚染、環境破壊です。江戸時代、大判金貨の質が年々落ていても、米が不足しなければ、少々の悪政にも、庶民は我慢できました。

付の2。
超インフレは、資本主義の一現象でしかありません。どれほど大きな混乱が起きても、交換価値の尺度としてのお金は長嶋巨人と同じで、不滅です。すなわち、人類の存続に無関係です。

付の3。
与党野党問わず、本気で借金を減らそうと思っている議員は、一人もいないのではないでしょうか。高級役人の間でも然りです。経済学者や評論家と違って、肌で経済を知っていますから。

お金の話(2) 家の借金 国の借金

私は個人である。個人の私は、周りから絶大なる信用を得ている。と、あり得ない話も話として受けてもらいたい。

毎年、1千万円づつ借金をしていく。利子は思い切って、年10%を約束する。律儀な私は、利子をきちんと払っていく。借金は全部遊興費に当てて、借りたままである。

10年経つと、借金が1億円に膨れる。利子は1千万円である。年に一度の借金1千万が、そのまま消えていく。

手元に残ったカネがゼロでは、遊興できない。仕方なく、年2千万円を借りることにする。まだまだ、私の信用は揺るがない。この2千万で遊ぼうとしても、1千万が利子になるから、実質1千万円の遊びである。

こんなことを、繰り返していけば、いくら私でも、周りから信用を失う。

そこで、貸したカネを返してくれ、と周りがどっと、私の家に押しかけてくる。借金取りである。

私は、筆ペンと画用紙を、おもむろに取り出して、「お札 金1千万円也  小国寡民之印」と書く。借金取りの額に応じて、何枚でも書いていく。

これで、借金取りが、引き下がることになる。・・・・はずがない。長年の信用はガタガタ、お上に訴えられたら、偽札造りで無期懲役になる。

破産手続きを済ませて、財布はスッカラカン。さあ、大変。

ここからが、ミソ。

実は備えあれば憂いなし、密かに幾らかの日銀紙幣を残しておいたのである。小国寡民の信用はゼロだが、私の手にある日銀紙幣は、信用があるから、米でも納豆でも売ってくれる。

借金が踏み倒された周りには申し訳ないが、手元の日銀紙幣でなんとか死ぬまで生きていけるというわけだ。

ここまでで、言いたいことは、私の信用と日銀紙幣の信用とは無関係であるということである。

これからは国。

脳の軽い者が、財政危機を言えば、泣く子も黙ると思って、口にする。

700兆円の借金でも、利子を払っている間は、まったくノープロブレム。この利子も、造幣局で印刷すれば、紙とインクが続く限り、無限に払っていける。

いや、もう、日本政府は信用できない、国債を返すからカネを返せという、不忠義者がでてくれば、喜んで返せばいい。むろん、造幣局から直納である。

脳の軽い者は、今度は、国の信用が失われると警告する。正確ではない。

市中に700兆円のお札が出まわっていて、700兆円の真札が市中にでるのだから、単純に言えば、お札の価値が半減する。それだけのことである。失われるというと、小国寡民の借金のように破産手続きがなされるように思われるが、とんでもない。1万円札でお米20キロ買えていたものが、10キロになっただけである。その分、同一比率で、米屋は床屋は従来の料金の倍を払うことになる。頭、右半分だけというのはないからだ。

為替レートも、同様。1ドル100円が、1ドル200円になるだけのことだ。

ここらで、経済学者のご登場である。

脳の軽い経済学者に、「日本の財政破綻は、いつ起きても不思議でない」と宣託する者がいた。これは、学者の言葉ではない。当たらぬ八卦屋の用語である。

国の借金が10兆円で破綻しなかった。100兆円でも破綻しなかった。おかしくないのなら、なぜ100兆円で破綻しなかったのか。700兆円がおかしくないのなら、1千兆円でもおかしくないはずである。2千兆円まで借金が膨れても、破綻はあってもおかしくなければ、なくてもおかしくないのだ。

「いつ起きてもおかしくない」、こんなインチキ予言にうっとりしてはいけない。菅さん、あなたに言っているのですぞ。

よく聴け、納豆が1万円、牛乳が2万円、卵が5千円。なにも困らない。

付の1。
顔は四角いが、頭はいい。亀井静香さんは、この所をきちんと理解しています。惜しむらくは、成長戦略賛同者であることです。

付の2。
700兆円など数字は仮です。このブログは、原理原則をモットーにしていますから。

お金の話(1) ヒトラーの偽札、日銀の真札

映画「ヒトラーの贋札」は面白い。

ドイツで密かに(当たり前だ)ユダヤ人捕虜を使って、英国ポンド紙幣を造らせる。作ったポンド紙幣は、イギリス銀行から、本物であるとのお墨付きを取り付けられたほど精巧である。見分けがつかないのだから、どこが違うかと言われれば、印刷所がイギリスかドイツかだけである。

一旦、市中に回ってしまえば、Printed in Great Britain も Printed in Germanyも区別がつかない。

ドイツは、大儲けである。

そこでだ。

日銀が密かに一万円札を増刷する。ヒトラーの偽札と同じように、印刷した分だけ儲かる。真札を造っているようで、実際は、ヒトラーのポンド紙幣と同じものである。

しかも、正真正銘の真札だから、別に「密かに」印刷することもない。日本政府は、堂々と印刷することができる。

大手を振って、日本政府は大儲けができる。

こんなオイシイ話はめったにあるものではない。

というわけで、お金に困ったら(すなわち、財政が苦しくなれば)、じゃぶじゃぶ、1万円札を印刷すればいいだけのこと、財政破綻なんか起きないのである。

じゃ~ん。


ミイラに年金 孟子様に恥ずかしくないか、足立の小役人!

私のブログには、地方公務員はめったにでない。いちいち、取り上げていたら、不老不死でなければやっていけないからだ。

しかし、今回の111歳の遺体年金給付には、黙っていられない。

足立区役所の責任者である初鹿野学・戸籍住民課長が、「この時に確認していれば、という思いがないわけではない」としながらも、「戸籍に関する法律は性善説をとっている。家族に面会を拒否されれば強制権もない区の対応には限界がある」と話しているのだ。

己の怠慢を、孟子の性善説にすり替えているのである。戸籍に関する法律ではなかろう、長寿国日本とは言え、111歳が不自然でないはずがない。戸籍の問題ではない、生命の問題である。

責任逃れを、法律に持っていくだけでは、足りず、孟子まで引き合いにだすとは、とんでもない小役人である。

性善説という言葉を知っているなら、性悪説も一緒に習わなければいけない。もう一度、中学に戻って、勉強し直すことだ。

少し前、北海道の生活保護者が、1億のカネをタクシーに使ったというニュースがあった。これも、地方公務員の業務怠慢の現れであった。

自分の財布のカネなら、10円玉も惜しむくせに、市町村税、国から棚ボタの地方交付税、どうせ自分の汗の結晶でない、じゃぶじゃぶ使え、とんでもない連中である。

足立区のこの課長、ネコババした家族と共同責任を取らせ、半額を自腹から切らせなければいけない。もちろん、遅延金利をつけてだ。

人ごとで済ませてばかりいるから、こういう人ごと発言が飛び出すのである。

もう一つ、民生委員の怠慢は、非難されなければいけない。

私が民生委員をやっていた時は、担当区域の全世帯の全員の生存を月に1回確認していた。大雪、台風は別途追加である。高齢者が多い地区だから誰が民生委員になっても、当然のことである。それを、100歳を11年も過ぎていて、なお、存否確認を肉眼でしないとは、何事か。

民生委員は、厚生大臣から直接委嘱されていて、行政の系列とは別格なのである。温厚ばかりで民生委員は務まらないぞ。

便利と横着、紙一重 パワー・ウインドウ 消費者庁

猛暑で、ご老人がバタバタ倒れたニュースを聴いていると、クーラーを回すカネがなければとても都会には住めない。私のようなビンボー人が住むのは、ド田舎しかないと、私の先見の明を自画自賛している。

ご老人は命を落とす。平均余命が分かっていても、猛暑で死ぬのは、本人にとって大変なことだ。

子供は、指を落とす。これも大変なことである。老人になるまで指がないまま生きていくのだ。人間、盲腸以外にムダなものは一つもない、と教わった。この盲腸でさえ、完全に退化していない所をみると、何かの緩衝として役に立っているに違いない。

子供の指は、自動車のパワー・ウインドウによるとの、調査が政府から発表された。消費者庁は、さあ、出番だといって、対策を講じる指示を出した。

子供が挟まれても、指が落ちないように、あるいは怪我をしないように、こういう対策ということらしい。

先ず、現状把握。役人が数カ月のあいだ、調査する。それから、業界の代表と打ち合わせだ。月に1回、あるいは2回、会議室であれこれ意見交換する。6歳の子供の場合はどうか、3歳は、1歳は、こうして、年月と国費が消えていく。最後に印刷して、業界に指令を出す。

これで終わらない。さらに1年後かそこらで、見直しという作業が待っている。不都合が出れば、また、調査と会議だ。

こうして、年月と国費が消える。

事故ゼロが確認されれば、担当部署の役人は、己の仕事振りに満足する。生き甲斐を感じる。

待ってくれ。

問題のパワー・ウインドウそれ自体を禁止すれば、済むことではないか。一昔前は、パワー・ウインドウは高級車だけについていた。普通のクルマは、取っ手をグルグル回したものだ。それで、クルマの性能が落ちた話など聞いたことがない。

物事を複雑にして、その解決のために、役人が仕事を増やす。このパターンをムダの一言で断じない限り、役人は永遠に減っていかない。

付の1。
消費者庁はムダの見本。各省庁に、責任感をもたせ、まともな仕事をさせればいいのです。

付の2。
我が愛車ジムニー、手回しウインドウです。まったく不便を感じません。サンタナはパワー・ウインドウでした。面白くて、運転中にしょっちゅう開け閉めしたものです。当時、50歳。幼稚でした。

0730石戸定点観測

「報道」をまったく理解していない民主党

民主党の山形県連が、山形新聞社に対して報道が「不公平」だとする抗議文を出した。

参院選敗北の八つ当たりもいいところだ。

報道に公平を期待するほど民主党は、甘ったれ、世間知らずであることを露呈した。

そもそも、何を基準にして公平か、答がでない問題である。問題にする方が、間違っている。どんな報道でも、ある者には納得できるし、ある者には不満が残る。

これが報道なのだ。

それを、民主党は、応援弁士についての記事などが「均衡を欠いている」と文句を言った。山形新聞社が、「抗議を受ける理由はない」としたのは、当然のことである。

北海道教組の件、先の選挙応援に社員を使った例、そして今回の山形新聞、民主党は、もう一度、政治や社会の基本を小学校の教科書で学び直さなければいけない。

それなしで、政治主導などと、一人前のことを言うとは、無知のうえに恥がつく。恥はともかく、本気でやられたら、日本の悲劇だ。

付の1。
自民の小泉進次郎さんの写真が載っていて、自党の応援議員が無視された、これが不公平だというのです。

くやしかったら、進次郎さんに負けない弁士を用意しろ。

付の2。
NHKだって、公平の基準がないのですから、同じこと。だから、私は、公平を求めるのではなく、公共という詐称を取り下げよと言っているのです。

付の3。
いよいよ進次郎さんの時代が見えてきましたね、思った通り。

総理大臣や外務大臣にも成功報酬を

これは、ふと思いついた冗談である。

アメリカ政府が在沖縄米海兵隊のグアム移転経費の日本側負担の増額を求めてきた。言いなりになると、5千億円を超えるとか、気が遠くなるような大金だ。

ローマ帝国、モンゴル帝国の倣いで、属国の悲哀、ノーは言えない。

しかし、である。ノーはいえなくても、交渉次第では、4千億円になるかもしれない。民間企業の購買部門では日常、それが仕事である。政府が、値切り交渉をしても、国のプライドは傷つかない。外交官が恥ずかしいというのなら、降りてもらえばいい。代わりに、商社のエリートを起用しよう。

さて、結果として、1千億の国庫が助かった。

そこでである。カネはだれでも欲しい。特に就活が4年サイクルで待っている国会議員は、その活動費はいくらあっても十分でない。

1千億円の10%を、総理大臣と担当大臣に、成功報酬として、差し上げるのである。

人のカネだから、元死刑囚を遊覧飛行にご招待する。人のカネだから、グアム移転経費の丸呑みにする。

人のカネはカネのままである。しかし、報酬が自分のフトコロに入るかもしれないとなれば、大臣、眼の色が変わる。

予算委委員会でただ座っているだけで、何百万円と入ってくるノンキな稼業。これの廃絶と並行して、成功報酬の制度を作ったらいかが。

冒頭、冗談と断ったが、よくよく考えると、半分位本気でもいいような気がしてきた。

付の1。
ジュリア・ロバーツが主演の訴訟映画、題名は忘れましたが、弁護士会社の成功報酬が40%でした。原告の住民も比率の高さにショックを受けましたが、超大手企業相手でしたから、勝ちとる可能性が低かった。負ければ倒産。それで、住民は納得して任せました。

付の2。
支配者のアメリカを相手にするのですから、凡庸な外交官では務まりません。凡庸な外交官がやっていられるのは、交渉しないからです。Yesが来れば、相手は、握手を求めてきて、ジ・エンド。

公務員給与と人事院

人事院は、一般職の月給を0.2%前後引き下げる勧告を出すという。

昨日の私のブログをあざけり笑うようなタイミングである。

年収500万の0.2%は、1万円。ビアガーデンで一杯やる金額である。

これは、ネズミの糞ではない、ノミの糞である。

0.2%の算出に当たって、人事院役人がどれほどの時間を費やしたことか。大手企業の給与情報の収集、それの統計作業、現状の公務員給与対照、検討会議、それに要した印刷物作成、高級役人からの了解取り付け交渉、金額にしたらベラボウな額であろう。

その結果が、ノミの糞である。人事院自体がノミなのだ。

ボーナスは、現行が4.15カ月である。民間なら、皆が羨むような業績優秀企業である。稀な存在であることは、自分の身と自分の周りを見渡せばわかることだ。それを、4カ月以下に抑えるという。3.99カ月も4カ月以下である。

公務員給与も日本の財政が厳しい折り、下げることにしました。ボーナスも下げましょう。

これだけ見れば、どこからも文句がでない立派な決断である。

しかし、中身を見れば、ただ、「やりました」のポーズをつくるためのものであることが分かる。

ノミの糞で国民を騙ろうとする魂胆が見え見えである。

ところで、これは一般職が対象とのこと。霞が関の高級ネズミは、これに含まれているのか、私は知らない。仮に含まれているとすれば、年収1千万のネズミは2万円のカットになる。米1俵だ。大倉(今は、財務というのか)に米俵はわんさとある。なんら痛痒を感じない量である。

私は、現業に携わっている公務員は、相応の待遇があってしかるべきであると考える者である。

机上のパソコンを叩いて、統計資料や通達文書を年中作り出していて、それが、仕事と信じているネズミに俵500俵はやりすぎだと言いたいのである。

こんな程度の削減でやった気分にしてもらったら、たまったものじゃない。人事院はネズミの巣窟か。

菅さん、豹変す

民主党は、参院惨敗を菅さんの消費税打ち出しが原因であると分析したそうだ。

この消費税発言、もとはといえばギリシャ危機が元である。

菅さん、初めての外遊、意気込んでG20に出て行った。円卓に着いた外国のトップから、ギリシャ経済を話題にして、次から次へと、意見が出された。

自信満々の態度に、菅さん、ビックリ、見るも哀れに萎縮してしまった。

そりゃそうだ。外国のお歴々は、筋金入りの資本主義代弁者、市民運動で、ワイワイやっただけで政治家になった菅さんが、太刀打ちできるわけがない。若い時代に、経済学をしっかり学んで、資本主義の本質を理解しておけば、こんな事にはならなかった。

お付きの財務役人や外務役人が、菅さんの萎縮振りを見逃すはずがない。菅さんの耳元に、「ギリシャ財政の破綻は、歳入が歳出に追いつかないからです」とつぶやく。小学生でもわかる当たり前のことである。

役人は、「ギリシャは役人天国で、その人件費で財政が破綻したのです」とは、間違っても言わない。言えば、いくら鈍感な菅さんでも、「ならば、日本は?」が頭をよぎる。こうなったら、役人にとって大変な事態である。

分からないことが多かったG20の集まり。一つ一つ丁寧に説明してくれたお付きの役人。菅さんが豹変した理由である。

菅さんに脱官僚を期待するのは、「木によって魚を求める」類である。

参院選の敗因が、消費税の唐突発言にあるというのは、表面的な見方である。根は、菅さんが、官僚の諸君の知識に圧倒されたことにある。

付の1。
財政危機の危機が、誰にとって危機なのか、これを理解することから始めましょう。

付の2。
ギリシャは自国でユーロ紙幣を勝手に印刷できないのでしょう。ここが、日本との絶対的差であります。

付の3。
市民運動家が、政治家になって政治が良くなった例は稀だと思います。ポーランドの連帯のワレサ氏も、帝王学を学んでいなかったため、失墜しました。

社民党の福島さん、お疲れ様でした

先の参院選惨敗の総括が民主党と並んで、ここでも行われた。

敗因を、(1)連立政権内での参院選を想定したため候補者擁立が遅れた(2)消費税増税に反対したが、公務員の大幅削減などを訴えたみんなの党に多くの有権者が共感した(3)労組の支持が薄れているが有効な対策が打てていない―などと分析しているようだが、これは表向きの表現である。

本心は、福島党首のリーダー失格である。

音声学的見地から言えば、話しの終りに出てくる「~です」の「す」が“su”になっているから、普通の日本人には聞きづらく、イライラしてくる。流れるような演説ができていない。日本語の「~です」の「す」は、“s”である。

福島さんがいくら立派な内容を語っても、これではダメである。

彼女の演説や記者会見を聞くたびに、映画「独裁者」を連想する。

映画の中で、チャップリン扮する独裁者が、大群集に向かって大演説をする。大群集は、大喝采する。この独裁者は、言葉を発していない、ただ、音を出しているだけである。ただとは言っても、迫力満点である。中身が空でも、大衆におお受けしたのだ。

独裁者から連想するのが、今回のみんなの党の渡辺さんである。

公報で「名目4%以上の成長」を言っている。10年間で所得5割アップとも言っている。「増税なき財政再建」の次に、「消費税は地方へ」と言っている。

まったくデタラメなキャッチ・コピーである。名目だから実質にはインフレでゼロ%になる、5割アップも物価の上昇(インフレだから当然だ)で相殺される。だから、名目的にはウソではないと開き直れるが、実質的には、やはりウソである。消費税は増税ではないらしい。それを、渡辺さんが歯切れよく、演説したのだから、民衆がウットリしてしまった。

チャップリンは無意味な音声で、あれだけ人を引きつけた。渡辺さんも、これと同じ手口である。

社民党は、渡辺さんに負けたと言う。カネが敗因でもなく、スキャンダルが敗因でもなく、ブレが敗因でもない。党首の迫力の違いで負けたのである。これが、本当の所で、本心でもある。

日本の政治では、珍しい負け方だが、負けは負け。党首の首をすげ替える以外に、社民党の復活はない。

それでは、誰を党首にしたらいいのか。社民党のメンバーは、ダメである。外国人監督を招聘しなければ、まともなチームにならないサッカーや野球と同じで、外部から招くことだ。

私の持論は、田中眞紀子さんである。あるいは、田中康夫さん、あるいは、思い切って、渡辺喜美さんでもいい。社民党の一丁目一番地である対米外交の基本路線は、このお三方にとって、受け入れられないほどの重要度を持っていない。

社民党にしても、内政に関しては、党内・党外問わず、誰を党首にしても、似たようなものだから、特別に問題はないはずだ。

福島さんは、政治家のリーダーたる資質に欠けている。ナンバー2で頑張ってもらいたい。

付の1。
応援母体の労組に、普天間基地を訴えても、馬耳東風です。この際、渡辺さんの言う通り、労組から脱却しましょう。渡辺さんは、労組がなくても、数倍の得票でした。労組なんか、自分の地位と収入しか関心がないのです。民主党の連合をみればわかります。

付の2。
円天の会長が、懲役18年なら、渡辺さんの大ボラは懲役36年がふさわしいと思います。全員当選したところで、総理大臣になれるわけでなし、ただ言って見ただけのことです。私は、公報をしっかりタンスに保管してありましからね。

国の予算1割カット(2) 公論ニ依ルヘカラス

趣味の会で、秋の旅行はどこにしましょうか、これは、みんなで相談するのがいい。旅は行く前が、出発した後より、数十倍楽しいものだ。

パス・ポートはなくならない、好天、ディナーは豪華、部屋からは海または山が一望できる。温泉に入れば、満天の星。

行く前の話しだ。

政治はそうはいかない。

政治家たるもの、何がなくても一言、二言、言わないと気の済まないようでなければつとまらない。前原さんばかりが軽薄ではない。

何がなくても、こうだから、何かがあれば、蜂の巣だ。その何かが、お銭ときた日には、醜態もなんのその、恥も外聞もなんのその、てんでんばらばらに自己主張を始める。

先の仕分け作業がそうだった。また、国家予算編成は、何十年と続いている恒例行事である。

菅さん、これを、色々考えがあって意見がでるのは自然なことと、すまし顔でいってのけた。

とんでもない錯覚である。

言わせておけば、死ぬまでいい続けて、終始がつかなくなる。どんな結果になっても、どこかに不満が残り、それがマスコミのエサになる。

菅さんが、予算の大枠を1割りカットを必要と信じたのなら、「文句のある閣僚はどうぞ辞めてくださって結構です」とドスを利かせなければならなかった。

議会制民主主義は選挙当日のためにある。ひとたび、国家のリーダーになったら、己の信念(あればの話しだが)を貫く覚悟がなければいけない。国家は、趣味の会ではないからだ。

菅さん、宰相の器でない。趣味の会の会長さんがよく似合う。

付:
「最後は私が決めます」がお鳩山さんの口癖だった。菅さんも同じことを言っている。決めるのが先、それに従わせる。これが、指導者である。情けない民主党。

0722長渡浜

国の予算1割カット(1) 恐るに足らず

財政が厳しいので、各省庁に一律1割りの削減を菅さんが指示したという。

1割は甘い。

この1割りにさえ、閣僚から異論がでた。何をやってもどこからか異論が出るのは、菅さん自身が甘く見られているからだ。

法務大臣と防衛大臣からの異論に、私は呆れた。

二人の大臣が、共に、自省は予算のほとんが人件費で占められているので、削るわけにはいかないと発言したのだ。

会社が傾くと、先ず文房具などの節約が総務から各部署に通達される。あれこれやっても、どうしようもない事態に追い込まれると、ボーナス無給である。

それでもダメなら、人員削減だ。

日航がおかしくなったニュースは、つい最近のことだ。あそこは、本来なら、ボーナス・ゼロであるべきを、慣習で払ってきた。労使協調という馴れ合いが基になっていた。

他山の石が足元に転がっていた。

国家公務員の夏・冬ボーナスは合わせて3か月と聞く。これを全部カットする。倒産して失職することを思えば、どうということはない。

人事院の手厚い保護を受けて安穏としていられる時代ではない。

それにもかかわらず、二人の大臣、人件費は削れないと、異論を出した。何を考えているのか、頭の中を見てみたいものだ。

付の1。
従業員千人以上の民間企業をモデルにした俸給体系そのものが、狂っているのです。個人経営のオヤジ、そこで働いている若者、これまで含めなければ、官民格差は永遠に続きます。

付の2。
団体交渉権がないから、その分、手厚い保護を受けるのは当然である。冗談じゃない。団体交渉権を隠れ蓑にして、国税を掠め取っているのです。団体交渉権を与えましょう。警察官や消防隊員がストをすると思えません。自衛隊員がロック・アウトした基地に戦車で突入すると思えません。憲法第九条を必死になって守ろうとしている人々がいることをいいことに、現行憲法の抜け穴を享受しているパターンとそっくりです。

再び口蹄疫について  補助をするなら牧場確保を

今回の口蹄疫発生で、29万頭の牛が殺処分されたという。

薬殺か電気ショックかのいずれかか。あるいは、重機で堀った穴に生き埋めにしたのか。

どれも、見るに耐えない光景であったろう。

これをテレビで見せて、牛肉大好き消費者に何かを考えさせなければいけなかった。何かとは、なぜ口蹄疫に感染して、未感染の牛や豚まで一緒くたに殺されなければならなかったか、である。

菅総理は、牛飼いに政府が全力をあげて支援するという。彼のポケットからびた一文でない。全部税金である。

それなら、一言二言、条件を付けてもいいはずだ。

条件とは、今後、牛飼いは、放牧時期、夏草で腹がもつだけの牧場を確保しなければならない。これである。

人間の住まいの建築基準でも、窓がない建物は許可されないはずだ。人間の基本的健康が保証されないから、いくら民主主義のもとの自由だと言っても通用しない。

欧州のどこかの国では、ニワトリのケージ飼いを禁じていると聞いた。自由には虐待の自由は含まれない。

仕切られたマス席で屠殺までの生涯を送らせることを許せば、再び、口蹄疫の感染と発症がニュースになる。それが怖ければ、ワクチンや外界との遮断を続けざるを得ない。工場生産である。

元気に牧場に放して、それで発症するのなら、その個体が弱い証拠で、死ぬべき運命を感受するだけ。

全部を殺せば、終結するのが当たり前である。偉そうに宣言と言わぬがよい。

助成をしないのなら、政府は農家に口出しをすべきではない。だが、するのであれば、まっとうな牛飼いを条件にしなければいけない。

0727裏山のメリー

熱中症 高齢者の一人として物申す

20年以上前に、すでにアメリカから、熱中症で死亡するニュースが伝えられていた。

ニューヨークの猛暑は、当時、日本にとっては対岸の火事であった。

貧民街の低所得者が、電気料未払いでクーラーが使えず、部屋の中で死ぬというニュース。フルシチョフが喜びそうな話であった。

今、日本の都会が、ニューヨークのマネをしている。電気料未払いで給電停止するかどうかは、さだかでないが、クーラーのない家は、いくらでもあるのではないか。

私の家は、暑くてぐったりしても28℃。38℃は想像を絶する。心身ともに超繊細な私なら、数時間で救急病院経由であの世行きだ。

やれ高気圧だ、やれ偏西風だ、こんな解説は、もういい加減に飽きた。こまめに水を飲め、外出には帽子をかぶれ、日傘をさせ、これも聴き飽きた。

どうしたら、“異常”気象を昔に戻すことができるか、これを、誰でもいい、ニュースに乗せてもらいたい。昔と言っても、太古の昔ではない、ひと昔、30年前の気象に戻せばいいのだ。

やればできる。人間で出来ている社会の中の問題で、人間が解決できない問題はない。

景気だ成長だとたわごとを言っているヒマがあったら、温暖化阻止を真剣に考えたらどうか、菅太郎。

付の1。
鳩山前総理は、この地球レベルで物事を考えた人です。菅総理になって、人間レベルに落ちてしまいました。

付の2。
今、午後10時。外気の微風が扇風機から送られています。イヌとネコは気持よさそうに寝ています。昼寝を長く取って、夜は少し遅くまで起きている生活になりました。

0727白浜海水浴場午後3時

古事記  因幡の白うさぎと和邇 

消夏の役に立つような題材を探しているのだが、なかなか見つからない。サービス旺盛な私は不本意である。

そこで、従来通り、“手当たり次第”を続けることにした。

私のご幼少の頃に絵本で見た話。「因幡の白うさぎ」である。

肩に白い大袋を担いだヒゲ男、当時はクリーニング屋もなかったのだろう、よれよれの布をかぶっていた。ウサギの方がはるかに凛々しい。

私が覚えているのは、大国主神の慈悲・愛情の物語である。

今回、原本を読むことで、物事はそう単純でないことが分かった。

一つ。
オホクニヌシが助ける前に、80人もの神々が、皮を剥がされて困っている1羽のウサギを塩水に浸かれとアドバイスしているのである。切り傷に塩は、アルカイダ容疑者への拷問である。どこの国とは言わないが。その上に、風に当たって乾かせば治ると言っている。困っている者をさらに困らせて面白がる、いやな神々である。

昨今のイジメ、集団暴行事件、普天間基地、みんな日本の神代から伝統になっているのである。最近の世相がどうのこうの、心理学者が分析するまでもない。

一つ。
和邇はワニである。映画「キング・ソロモンの秘宝」を観れば確認できるが、背中を飛び石代わりに使えるのは、ワニだけだ。シャロン・ストーンのよさがまったく出ていないことは残念であったが。

毎日の猛暑で、日本は熱帯地方になったなどと言われていても、これは、化石燃料による悪事の結果である、自業自得だと回答していた私が、「待てよ」となった。

日本にワニが棲息していたのだ。ワニは熱帯の動物である。昔は、ヤマトの国、西日本はやはり暑かった。

と、また、ここで考えた。

ワニが本当にいたのだろうか。

象や麒麟はいなかった。相当するヤマト言葉がないことから分かる。ゾウやキリンは漢語の発音である。ライオンはシシという。ヤマト言葉に聞こえるが、これも獅子の漢語である。ならば、トラはどうか。

加藤清正公のトラ退治は、朝鮮遠征時の話で、九州・四国が舞台ではない。日本にトラはいなかった。「虎穴に入らずんば虎児を得ず」の漢語読みの「コ」一つのはずである。それが、トラというヤマト言葉がある。阪神タイガースができた時の造語だったのか。コ退治よりトラ退治のほうが語呂がいいので、虚人ファンが造ったのか。

トラはトラとして、脇に置く。

もしも日本にワニがいなかったのなら、なぜワニの言葉があったのか。漢字に鰐があるにもかかわらず原典は、音(おん)で読ませる「和邇」である。

そこで、私は、また考えた(多忙にもかかわらず)。

古事記の時代の先祖は、熱帯の南方出身者が大勢いて支配階級を形作っていたのではないか。

古事記は伝承である。伝承は、一言一句、そっくり代々伝えられるから伝承である。日本に上陸する前から伝えられていたから、ワニが日本にいなくても、古事記に載ったのではないか。

倭人のルーツは南太平洋にあるに違いない。そう思ったら、急に愉快になってきた。

一つ。
大国主の神が、最後に蒲の穂を敷いて、そこで五体投地をすれば治るよ、とウサギに教える。これは、絵本の通りである。

私は、考えた。もし、これがイソップ寓話になったらどういう結末になったろうか、を。ワニはウサギを信用した、ウサギは騙した、騙されたワニは、ウサギを殺してしまう、こうなるはずだ。西欧人のメンタリティーは、ウサギの皮を剥ぐ程度で騙しを許さない。

日本人は騙しに対して甘いのである。大昔から甘い血が流れているのである。

最後の一つ。
ウサギはオッチョコチョイである。陸に上がって、ワニから十分遠くまで歩いてから、「一杯、引っ掛かったな、バカワニ」と言えばいいものを、まだワニの背中に乗っている時に、バカよわばりしてしまった。これも、日本人の血であるように思う。

サッカーで、ロスタイムのわずか数分のうちに、相手に点を入れられ、負ける、同点に追いつかれる、こんな試合は対外試合でもJ1でもあるはずだ。

ザル碁党の私が、最後のダメ詰めで逆転されるのは、私がこの日本ウサギと同じ血が流れている証拠である。

以上の4つが読後に感じた事である。日本人の器のサイズを見せつける古事記。私に適した消夏法である。

付の1。
廣漢和でも広辞苑でもワニは熱帯動物と解説されています。

付の2。
プロの棋士でも、サッカー試合のような逆転が見られます。ほとんどの日本人は、軽率なのです。

0724方丈から望天

拝啓、菅総理様 一国一城の主の自覚を

最近、午前中、執務室に篭るようになったと聞いて、大変良い傾向にあると感心していた。

その矢先、菅さん、託児所に出向いた。

かわいい幼児を相手に、「いないいないばあ、いないいないばあ」、「たかい、たか~い」とやったのである。その笑顔たるや、参院選公報のしょぼくれた菅さんとは別人ではないかと疑うばかりである。

「いないいないばあ」は、お盆の休みにやってきた孫に喜ぶ田舎のおじいちゃんがやるものだ。

どうしてもやりたいのなら、ファースト・レディである細君に行ってもらえばいい。

一国一城の主のやることではない。

呆れたついでが、もう一つ、待っていた。

無重力地帯のトビ職人である野口某に、「少年の夢は大切にする。お金は心配しないように」と、約束した。

宇宙飛行士が少年の夢であるのなら、サッカーJ1も少年の夢だ。バイオリストも、歌舞伎役者も、フラダンサーも、シナリオライターも、山手線の運転手も、みんな、夢である。

ある少年にはある夢がある。そう表現するのが正しいのである。それを、日本語に単数・複数の区別がないことを逆手に取って、まるで、ロケット搭乗員が、日本の少年少女すべてが抱いている夢と決めつけた。

しかも・・・

蓮舫さんら下々が、マスコミや業界から小突き回されながらも、一生懸命、税金の使途を絞っている。その矢先、親分が、頭ごなしに、大判振る舞いを約束するとは、一体どういうことなのか。

営業マンが10円20円の綱引きで汗を流している途中、社長が交渉に割ってはいり、100円の値引きをカッコよく約束したら、もう、その営業マンは働かない。バカバカしくてやっていられなくなる。

私の転職経験から、現実にはこんな社長が経営している会社はないと断言できる。たちまちのうちに、人材が逃げて倒産だからだ。

託児所といい、野口某といい、菅太郎には、一億の民が城下町で生活している一国一城の主であることの自覚がまったく感じられない。

江戸時代なら、庶民から、陰で「ボンクラ城主」と笑われることだろう。

付の1。
自覚のない人間に自覚せよ、とは矛盾しています。でも、表題では、一応、「自覚を」促しました。

付の2。
託児所で現場の生の声を聞く。貴重だという。ならば、政治家になる前にやっておけ。森毅が、京大で小学6年の算数を勉強するか。

付3。
1職場で相手の職場は20としますか。6回転職しましたら、120の職場の皆さんと接触したことになります。聞き上手の私、色々教わりましたね。いい会社にボンクラ社長はいません。これは真理です。いい国家にボンクラ総理もいないはずですが・・・。

老いて考える

秩父で滝壺に落ちたおばあさん(ただし50代=死亡)を救助にいったヘリが墜落し、救助隊員5人が死亡。

5人の年齢を合わせても200にならない若さだった。

夜泣きする1歳の娘を文字通り「箱詰め」にして窒息死させた夫婦逮捕。

カミさんは21だというからこの次女の上に子がいるはず。こどもの作り方だけは知っていても育て方なんてどうでもいいという例。

かと思うと、朝、自宅から施設の車で案内された老女(82)が車に置き去りにされ、夕刻気づいたときは熱中症で死去。

こどもととしよりを大事にしない我利我利国は消え去りゆくだろう。

4日連続の猛暑日、最長タイ記録

東京のニュースである。

観測史上、初ではないことが、せめてもの救いである。最初が78年、次が94年、そして今年2010年。
次は、いつ来るか。宮城沖地震予知と同じ手法、すなわち、科学的根拠などまったくなくて、ただ統計学的に答えれば、2026年である。

2026年になる頃は、私は蓮の池でお釈迦様からありがたいお話を聴いているだろうから、どうでもいいと思えば思えるが、良心が若干、咎める。

で、すこし詳しくニュースを読むと、恐ろしい事実がわかった。

第1回  8月21日~24日
第2回  8月2日~5日
第3回  7月21日~24日

第2回目は20日ほど早くきた。第3回目は10日。このペースでいくと、第4回目は7月15日になる。その後は、7月初旬で安定する。これは、ただ数字を見た限りのことである。

菅政府が本気になってノーテンキ丸出しの成長戦略を実行し始める、お隣の大国でニューヨーク並みの摩天楼を建て続ける、こうなれば、16年のスパンは保証されない。その上、4月と言わず、3月に猛暑日が来ても驚かなくなる。

日本から四季が消える。四季のない日本に未練はない。さらばじゃ。

付の1。
気象庁は「太平洋高気圧の勢力が強く、晴天が続いたため」と説明しています。こんな説明は気休めにもなりません。猛暑は災害、正確には人災です。

付の2。
お釈迦様ではなくて、閻魔大王に踏みつけられているかもしれません。できるだけ、ウソはつかないようにしよっと。

付の3。
地下燃料資源の最後の姿は熱、原発は最初から熱ですね。地球(北半球)が熱中症に罹るのは当然です。

付の4。
菅さんの成長戦略、やたらに産廃を増やすだけの悲惨な結果が、待っています。地球が病気になって、経済が成長(富の増加)するはずがありません。菅さんの経済オンチは、膏肓です。

付の5。
カーペットから竹の敷物に替えました。

0724暑い

普天間基地 日本人はカラス以下か

これは実話である。

数日前から、暑さ対策として、散歩は夕方にするようにしている。真冬は、日が最も高くなる午後一番の散歩だから、逆である。

いつものルートを通っていくと、道路の真ん中に1羽のカラスがピョンピョン跳ねている。これも、いつもの様子である。先導隊のイヌが来ると、間合いを計って、す~と飛んで、近くの電信柱か樹の枝に止まる。

そのカラス、イヌが近づいても飛ばない。跳ねる動作も自然でない。飛ばないのではなく、飛べないのである。

と、その時、十数羽のカラスが飛んできて、イヌと私に威嚇してきた。ヤギが自分たちに危害を加える生き物でないことが分かっているので、カラスたちは相手にしない。

まず、空から、糞を落とす。ヤギの糞と違って、ベトベトだから、当たったら災難だ。

それと同時に、大声で叫びげながら急降下する。イヌや私にすれすれまで近づき、急上昇する。タッチアンドゴーである。

うちのイヌはネコにハッーと威嚇されただけで、遠回りするような軟弱さである。カラスを襲う気概なんかまったくない。それでも、カラスたちは、その飛べないカラスの周りで、しきりにイヌと私を威嚇する。

カラスのくちばしでクビの後ろでも突っ突かれたら、下手をすればあの世行きである。それほど、カラスのくちばしは頑丈にできている。

デジカメを取り出して1枚記念写真を、なんてノンキな気分にならない。一目散に逃げた。

私は、帰りの途中、日本人の連帯感の希薄さを考えてしまった。

沖縄県民は、普天間基地は嫌だと言っている。米軍基地の存在の肯定論・否定論は、どちらの側にもそれぞれの理由があろう。しかし、嫌だと言っているのだから、沖縄県民でない日本人も、一緒になって嫌だと言わなければいけない。これが連帯である。沖縄県民が困っていることを知っていながら、知らぬふりをしている。

肯定論者は、どこの県民であっても、「それほど嫌なら私の県で受けましょう」、こう言わなければいけない。

自分の県は、タッチアンドゴーの騒音も米軍基地のストレスも受け入れず、日米軍事同盟肯定論を披露し続ける。卑劣である。

十数羽のカラスは、もしかしたら、イヌや私に殺されるかもしれない、その危険を冒してまでも、飛べない1羽のカラスを守る。

日本人の同胞意識はカラス以下である。

付の1。
映画「プライベート・ライアン」アメリカの同胞意識の強さが出ています。こういう所を学ばなければいけません。

付の2。
カラスの大群が押し寄せてきて、空は、まるで皆既日食になったようだ。こう書きたいのですが、実話と断った手前、我慢しました。

付の3。
ここでいう日本人とは、今回の参院選で、普天間基地問題を争点の一つ(に過ぎない)と考えていた日本人を指しています。

0723カタツムリ

男はつらいよ 老いもつらいよ

65歳を境にして、高齢者と呼ばれるようになる。

年に一回、健康診断の勧誘が送られて来る。

生きるも死ぬも、一回限りじゃ、なんで毎年、受けなければいけないのだ。

と、しばらく無視していたが、一人暮らしになってから、この我がままで、区長や集落のみんなに迷惑をかけては悪いと考え、数年前から参加している。

身長、体重、その他、順に消化していく。

メタボ。これがカチンと来た。

去年はパス。今年はダメ。昼にそうめんを一束全部食べたので、腹が膨れただけだ。それを、メタボだって。

メタボなんか健康食品会社と厚生役人の癒着だよ、と保健師に食ってかかった。相手は、笑うだけで、まともにとりあってくれない。85センチ以上がメタボだったら、七福神はみんなメタボじゃないか。

それに続いて、ボケ・チェック。

昨年のこの時期にブログで散々けなしたはずである。厚生労働相の役人はそれにもかかわらず、まったく反省せず、同じ文言で、私を審査した。

保健師は、一つひとつ、項目を読み上げて、私に確認を求める。家でとっくに読んで不愉快になっていたので、イライラの限界を超えてしまった。それで、いちいちケチをつけていったら、保健師が怒りだした。待ってましたとばかり、私も怒りだした。

お互いの怒りが収まったところで、保健師が、「はい」・「いいえ」を書き換えていった。

添付の質問項目を見てもらえば、老人をバカにしていることが一目瞭然である。

来年からは、ボケで結構。健康診断は受けても、ボケ・チェックは受けない。

付の1。
荘子さんがチェックを受けたら、完全にボケ人間だね。

付の2。
先ほど、これからメタボ指定者の講習会があるから、病院にこないかとの誘いの電話が入りました。丁重に断りました。今日の昼はそうめん半束ですませたからメタボになっていないのです。

付の3。
一部、創作が混じっています。チェックリストの回答は、ほとんど、保健師の面子を重んじたもので、私の本当の姿ではありません。

0723ボケ1

0723ぼけ2

サル芝居 erliuzi氏の寄稿

「拉致問題」をちゃんとやっていますーというパフォーマンスの一幕が降りました。

犯罪者の入国禁止とか違法容疑者の捜査規定をないがしろにしてテレビ向けの“007扱い”するなど、国家公安委員長という役職は、その一言で何でもやれる“鶴”なのでしょうか。

韓国と日本の捜査陣が絞れるだけ絞った跡から何かが出てくると誰が期待したのでしょうか。

舞台に呼び上げられた横田夫妻など家族の方々が惨めです。

キム来日 お芝居もほどほどにしないと

VIP扱いで、最後にはヘリで東京上空観光まで、日本政府が用意した。

拉致被害の解決など、菅内閣閣僚、外務省役人、誰一人、望んでいるものはいない。

キムのご訪日は、日本政府が朝鮮政府にケンカを売っているのである。キレイな言葉で言えば、挑発しているのである。

国の裏切り者を、VIP扱いにされたのでは、国の面子がなくなる。それで、朝鮮政府が、怒って、日本海のどこかで自衛艦を沈めてもらえば、これに越したことはない。

それみたことか、北朝鮮は、日本の安全にとって脅威であることがこれで分かったろう、平和ボケの日本人よ。

これがキム来日設定の狙いである。

怒ってくれれば、ウハウハ、苦虫を噛み潰す程度でも、どうせカネは税金だ、どうということはない。

お芝居もほどほどにしないと。

もう一つのお芝居がアメリカ。

朝鮮から武器が輸出されれば、世界の平和に脅威となる。取り締まらないといけない。てんで、さらなる経済制裁を考える。日本政府は大賛成。何でも賛成だから、確かめる必要はない。

何言っているんだ。アメリカ製の兵器・武器が、安い朝鮮製によって市場が侵されるのが不愉快だけじゃあないか。

お芝居もほどほどにしないと。

日米お芝居同盟、ドサ回りでもやる気か。

付:
それにしても、今回のキム来日。菅さん、バカ丸出し。そして、またも外務省の独り勝ち。

0721白浜

古事記 雄略天皇 詩について

昨日のブログについて、コメントが一つ入っていた。まずは、コメントにお礼申し上げます。

小心の私が赤面するほど褒め言葉が過ぎるので、掲載は差し控えさせてもらった。

褒め言葉の後に、びくっとする一言があった。

イノシシの頭の上を通ったのではなく、やはりイノシシに当たったのではないか。その理由は、「病猪」となっていることにある。

頭上をぶ~んと矢が飛んでいけば、びっくりはしても、「病」のイノシシにはならないのではないか、というのだ。

私も、多少気にはしていたが、面倒なので、適当に処理してしまった。きちんと読んでくださる方に申し訳ないと反省している。

反省するだけなら、サルでも菅でもできる。

10年ぶりに諸橋廣漢和を取り出した。ホコリは厚さ2ミリもあろうか。

「病」
①やまい、わずらい
②病気にかかる
③やましめる(・そこなう、害する。・はずかしめる。・とがめる。)
④病気が重い

身体に傷がついたり怪我をしたりする時に使われる字ではないようなのである。

③の項の「そこなう、害する」の出自として、[後漢書、羊續傅]候民病利。〈注〉損於人、曰病。とある。これは、物理的危害でなく精神的・心理的危害を指しているのではないか。

私には、そう思えるのだが、イノシシが猛進するには、それなりの強い刺激がなければならない。となれば、やはり当たったというべきだろう。

それで、件の箇所をこう書き換えようと思う。
~~~~~~~~
この矢、ブ~ンと音だけは大きいのですが、矢先が丸い。急所に当たれば、倒せたでしょうが、その頃の天皇は武がだめになっていました。イノシシの尻にポンと当たって、矢はストンと地面に情けなく落ちました。メザシ2匹では、栄養失調気味、それに子孫を残す大役も夜毎果たさなければいけないので、昼間は元気がでないのです。

爽やかな風に吹かれて(天は天皇にもイノシシにも等しく風を与えた給ふ)ご満悦のイノシシ、気分を一度に害してしまいました。振り返ると、ぼさ~と立っている人間一人。犯人は彼しかいないってんで、天皇に向かって突進してきました。猪突猛進の故事はここから出ました。
~~~~~~~~

目には目を、歯に歯を。誠実には誠実を。

私なりに精一杯、真面目にありがたいコメントに対応したつもりでいる。

付:
漢字の字典は、中国製より日本製が断然優れています。藤堂、諸橋の字典が手元にあれば、生涯不自由しません。もっとも、なくても生きてはいけますがね。

0721白浜海水浴場a



菅内閣の北沢はアメリカ政府の走狗である 

 北沢防衛相が、滑走路を1本にして沖合に数十メートル移動させる案を軸に、複数案について米側の了承を得たうえで沖縄県側に打診すると記者会見で述べた。

色々悩んでいることは伝わってくるが、それにしてもひどい。

アメリカ政府からOKを貰う。それを沖縄に提案をする。

話しが逆ではないか。

先ず、沖縄だ。ここはOkinawaではない、沖縄である。日本国の1県であり、沖縄県民は日本国民である。菅内閣は日本の政府であって、北沢はその一閣僚である。

このバカバカしいほど分かりきったことを、書かなければならない日本の政治は一体なんなのだ。

アメリカの了解を先に取り付けるのは、アメリカ政府の代表である。

仮に、アメリカの代表が、アメリカ国内で、「アメリカ国民のみなさん。普天間基地の交渉にあたって、先ず日本側の了解を得ることにします。そのあと、国防省と打ち合わせをいたします」・・・こんな記者会見が出来るか。

アメリカ国民のプライドが許さない。ブーイングで、即刻、更迭・クビが飛ぶ。

日本国民が、心優しいのはいいが、卑屈になったら、話しは別だ。

イヌに申し訳ないが、北沢大臣はアメリカの走狗である。それを野放しにしておく菅首相も走狗である。

五月の日米合意は、鳩山退陣で反故にできるのである。たまには、アメリカに、「文句あっか」と啖呵の一つでも吐いてみろ、ワン公。

付:
まばらな海水浴客。ここと比べれば、湘南海水浴場はイモ洗いです。アンちゃん、ネエちゃんをイモとはいいませんが。

0721白浜海水浴場

去年の夏の暑さ、今年の夏の暑さ

この猛暑でビール会社はウハウハ。クーラーメーカーもウハウハ。従業員には大入り袋が配られていることだろう。

残りの人間は、ヨレヨレだ。

日本列島に限ったことではないことがわかった。地球が病んでいるから、猛暑はどこで起きても不思議でない。

1.
成田空港のA滑走路(4千メートル)で19日夕、旅客機のタイヤが滑走路面のわだちにはまり、約40分間立ち往生するトラブルがあった。連日の猛暑でアスファルトが軟らかくなり、重さ100トン超の旅客機が次々通過することでわだちが深くなったとみられる。

2.
中国中南部で7月初旬から続いている豪雨の被害が陝西省、四川省などで拡大、中国メディアによると、死者は少なくとも146人に上った。長江(揚子江)中流の世界最大級の三峡ダムは死者3千人を出した1998年の水害時を超える水量を記録した。
 中国南部では6月にも豪雨で約240人の死者・行方不明者が出ており、回良玉副首相が被害を最小限に食い止めるよう連日ハッパを掛けている。

3.
ロシア全土で記録的な猛暑が続き、干ばつや山火事の被害が拡大している。水難事故による死者は先週だけで230人を超えた。
 地元メディアなどによると、モスクワでは17日に気温が35度に達し、同日としては過去130年の観測史上、最高を記録した。市民のなかには、暑さに耐えかねて公園の噴水に飛び込む人も。気温は今後、40度に達する可能性もあるという。

人間は自分の撒いたタネを自分で刈るのだからまだいい。可哀そうなのは、巻き添えを食っている生き物たちである。

食物がなくなって子孫を残せなくなった動物、地質が変わって子孫を残せなくなった植物。千年、万年のスパンなら徐々に適応できるが、百年単位の変化には追いついていけない。

地下に眠っていた石油を使った結果である。これに飽き足らず、これからは原子力を積極的に使うという。ご存知、原子力エネルギーは質量を全部エネルギーに変換するのだから、ベラボーなエントロピーである。

政府の成長戦略は、人間レベルですでに誤りである。首相官邸は冷房が効いているはずだ。頭を冷やして、外界の情報から何を学ぶべきか、じっくり自分の頭で考えよ。

付の1。
とはいうものの、彼は秀才。こんなことは百も承知です。それでいて、成長戦略を唱えるているのです。頭はいいが、心が冷たいのです。

付の2。
アインシュタインさんのE=mcの2乗。原子力発電がクリーンなんて近眼。ウソっぱちです。

付の3。
本土との連絡船。海水浴客が、ポツポツご来島。

0721マーメイド

キム元工作員来日 菅さん、いい加減にせいよ 

菅直人首相が、被害者の一日も早い救出につながることを強く期待しているとコメントした。

強く期待するのは、街の声である。それも、キム来日から何も期待できないことが理解できない政治的低レベルの街の声である。

そんな声が菅さんの口から飛び出したのだから、こちらは、逆に、呆れて物が言えない。

菅さん、よく聴け、首相は期待される立場にあるのだ。

菅さんが日米安保深化論者から期待されているのは、朝鮮悪党思想を日本国民の間に維持・拡大を図ることである。

一日も早い救出だって、ウソこけ。一日も先延ばしにしたいと正直に言ったらどうだ。 

市民運動家は、市民の間にいる限り役に立つ。国を治めるには器が小さい。これは、学生運動や組合活動にも言えることだ。

このブログは、朝鮮がもっとも頻繁に出ている。それは、朝鮮の内政がどうこう言いたいからではない。日本の国土の一部を外国が占有・管理している日米安保の存在理由に朝鮮の脅威が挙げられているためである。

朝鮮脅威、架空のものであるが、それを、本物にでっち上げあげようと苦心惨憺している政府や軍部から、私は眼を離さない。このブログもそれの一つである。

付:
いよいよ夏本番。海はいい。

0721網地浜

古事記 雄略天皇 英雄伝

ご来場の皆様、お久しぶりです。

いつでしたか、前回は、シェイクスピアの話しでした。収容員数千人を誇るこの大講堂が期待を膨らませた皆様で埋め尽くされました。

今回は、ぐっと減って、数えると8人。皆様と言えるかどうか、まあ、縁起のいい数ですから、良しとしますか。

さて、今回は古事記のお話です。

八十歳のおばあさんから結婚を持ちかけられびっくりしたあの雄略天皇の再登場です。

ある日、と言っても、いつものことですが、天皇は、皇居で朝から昼寝をしていました。そこに皇后がやってきて、「掃除の邪魔だから、おんもにいって遊んでおいで」と言われました。

当時の天皇家は、借金もない代わりに、赤字国債の発行もない。よく言えば清廉生活、実際はビンボー暮らし。お手伝いさんさえ雇えません。皇后が炊事洗濯、なんでもやっていました。

天皇、昼寝ならどこでもできるわい、と、風さわやかな葛城の山にでかけました。若草の萌える春、適当な場所で、ゴロリと横になった時・・・・デンデンデン。

突然、大きな猪が、目の前に現れたではありませんか。

「おっ。毎日メザシ2匹のおかずは沢山だ。今夜は猪肉の鍋料理だ」ってんで、手元の弓で矢を放ったのでありました。

この矢、ブ~ンと音だけは大きいのですが、矢先が丸い。急所に当たれば、倒せたでしょうが、その頃の天皇は武がだめになっていました。メザシ2匹では、栄養失調、それに子孫を残す大役も夜毎果たさなければいけないので、昼間は元気がでないのです。

ブ~ンと頭の上を飛んだ矢に、猪が怒ること怒ること。天皇に向かって突進してきました。猪突猛進の故事はここから出ました。

驚いたの驚かないのって、天皇、真っ青。一目散に逃げる羽目に陥りました。幸い、近くにハンの木がありましたので、ニホンザルもびっくり、の素早さでスルスルと登りました。私の楽園は竹やぶとハンの木だらけですから、分かりますが、ハンの木の枝は、横に広がっています。木登りには好都合なのです。

見下ろすと、猪が、ギーギー唸っている。あな、恐ろしや。しかし、ガタガタ震えてばかりでないところが、この天皇の見所。「イノシシ、あっちいけ、しっしっ」なんていいません。即興に詩を作って、猪に捧げました。

やすみしし 我が大君(おほきみ)の
遊(あそ)ばしし 猪(しし)の
病猪(やみしし)の 唸(うた)き畏(かしこ)み
我が逃げ登りし 在丘(ありを)の
榛(はり)の枝

日本一のぼくちゃんでも、怒った猪は恐いのよ。そばにハンの木があって助かった、枝くん、ありがとね。

こういうお話であります。

いかがでしたか。

私の感想を述べてみましょう。

先ず、古事記全体に言えることですが、記録した人物に、私は敬意を表するものであります。国造りの物語には、英雄がつきもの。世界のどこの神話に、主人公が猪に追われて木に登ったなどという記録がありますか。

ライオンを一撃のもとに倒した、猛牛の角をつかんで振り回わした、ワニと格闘した(これは、ターザンだったっけ)、など、威勢のいい話しだけでしょう。

古事記では、あるがままに記録している。外務省官僚に習わせたい位です。

もう一つが、日本は、原初から、日本列島が世界であったということです。これは、旧約と比較すればいいでしょう。ユダヤ人によるこの書は、ほとんどすべて、異民族との摩擦・戦いの記録であります。猪に追っかけられたなんて、牧歌的ストーリーは、どこにもありません。戦神エホバの軍記であります。ギリシャ神話にも、弱腰の英雄はいません。

日本は海に囲まれた島国である。このことが当時から当たり前になっていることに、私は、「感動」しました。トンネルを過ぎれば、雪国、一山越えれば、外国、川の真ん中が国境。橋向こうは、別な言葉が使われている。外国のほとんどは、こういう緊張感の下にあるのです。

それに比べると、四面海に囲まれた日本は、なんと平穏は国であることでしょう。日本は自分から海をわたってチョッカイを出さなければ、日本に戦争なんか起こらない。米軍のお先棒を担いだり、尻馬に乗って、海を渡らなければ、戦争なんか起こらない。米軍基地がなければ、アメリカの敵も、日本国内で問題を起こさない。

雄略天皇から日米安保まで飛躍した感を抱かれるかも知れません。古事記を昔話として読むのは、それはそれでいいのですが、できれば、今の日本を映す鏡として、読んでもらいたい、私は、そう願うものであります。

とりわけ、日米軍事同盟崇拝愛国者に、古事記は読んでもらいたい。戦前の古事記は美化しすぎていました。倭人は、もともと素朴な民族なのです。猪に追われて逃げる天皇を代表にして。

今日は、これでお終い。次回は、未定ということで。ご清聴ありがとうございました。

(内心: 8人じゃ、やる気がしないね。せめて、10人位は集まって欲しいものだ)

付の1。
私の勝手読みです。

付の2。
詩の部分だけは、正しく写してあります。

付の3。
今日も、暑い。誤字脱字、冗長、許されよ。

付の4。
山百合の香りが漂う夏の楽園。

0720山百合a

拉致被害 キム元死刑囚がなんで来日

まったくウンザリする。

日本政府は、本気で、拉致被害の解決をこじらせているからである。

20年前に朝鮮を離れたキムに、何が期待できるのか。

20年といえば、5歳の子供が25歳になる年月である。昔のアルバムを見て懐かしむのは結構だが、拉致被害の解決には××の役にも立たない。

朝鮮側が、自国の元工作員の訪日に理解を示し、「そんなにまでおっしゃるのなら、なんとかしましょう」と言うとでも思っているのか。

日本政府の狙いは、キム訪日でセンチメンタルを日本国民の間に蔓延させることにある。それが、日本国民の敵愾心を増大させることにつながるからである。

拉致は誘拐である。

誘拐犯から人質を取り返すまでは、誘拐犯を怒らせない、これは、映画に限ったことではない、現実にも、昔の某商社の社員奪還から始まって、すべて、穏便に事を運んでいる。

死亡が確認されるまでは、人質に危害が加えられないように、腹の底では怒り狂っていても、忍の一字である。

キム来日は、朝鮮政府に愉快な思いをさせない。これは、日本政府の思うツボである。もっと、カッカしてもらいたい。そうすれば、危うい日米安保が、持ち直せるというものだ。

こんな分かりきった事さえ、拉致被害者の会は理解していない。あるいは、日本政府と同類項なのか。人質より政府が大事なのか。

国交正常化が真っ先になされなければいけない。元工作員や脱北者の話しを何万回聞いても、報道されても、拉致被害の解決とならない。それどころか、益々、遠のく。日米軍事同盟崇拝者が利するだけである。

はっきり言っておく。これは、私の暑さボケではない。

付の1。
費用は、千万を越えているでしょう。もったいない。

付の2。
自民も民主も変わりません。外務省を解体できないのですから。

0720山百合

口蹄疫の顛末

1.
ある寒村の虫歯調査が、某歯科大学によって実施された。

その村は、社会的人口変動がまったくない。追跡調査にもってこいである。

第1回の調査では、虫歯保有人口が50%であった。二人に一人は虫歯があったということである。10年毎に調査は行われ、今年は8回目、ゼロになった。

某歯科大学の2世代にわたる調査研究は、学会で高い評価を受けた。厚生省は、この寒村を虫歯予防のモデル地区に指定した。

村を訪ねてみたら、みんな老人、老女。総入れ歯だった。

2.
項羽という英雄が昔いた。この人、何をやるにもスケールが大きい。ケチでも有名だが、これは本当かどうか疑わしい。ある人がそう書いたのを、後世の学者が真に受けているだけのこと。寛容の見本として人物像を描いた書が見つかれば、見つけた学者が別の感想を発表するだろう。

この項羽、秦国に勝ったとき、秦の捕虜を、世話が焼けると言って、15万人だか全部を、生き埋めにしてしまった。面倒が起きない手段を講じる前に、面倒の要因そのものを排除してしまったのである。

3.
ダーク・ボガード主演の「ベニスに死す」は異様な映画だ。モノクロの映像にリアリティーは感じられないが、それだけにシュールな雰囲気に浸ることができる。私はとても好きで、16:9画面のDVDが発売されたらどんなに高価でも買うつもりでいる。

4.
映画「エニグマ」のカチン森の一シーン。ポーランド将校がソ連軍によりマサッカされるシーンである。死体は掘られた穴にバラバラと投げ捨てられる。国際関係論や外交史など難しい話しは観終わってからついてくることで、あの無機質的な行動にはただ、人間のおぞましさを感じるだけだった。

この4つを、私は、伝染病に罹った鶏や牛の処理をニュースで知る度に連想してしまう。

今回の口蹄疫はどうやら収まったようだ。聞けば、20万頭の牛が処分されたという。草食動物の瞳は一様に優しい。動作は緩慢で、見ているだけで、チョコマカ動いて止まない世間がアホらしく思えてくる。

20万頭には母牛もいれば父牛もいる。仔牛もいただろう。発病が心配だという理由で、一切合切、穴埋めにした日本の農政大臣や役人は、あの世で絶対にバチがあたる。

産卵数は少なくても、食べる数を減らせばいいこと。肉が硬くても、それだけ、歯とアゴが鍛えられると喜べばいいだけのこと。

鶏は、地面の上を歩かせよ。牛は、牧場の草を喰ませよ。

他の生き物の命で己の命をつないでいる我々人間の最低の責任であろうに。

付の1。
寒村調査は架空です。

付の2。
数字は正確でありません。

付の3。
マサッカは英語のMASSACRE。高校の英語の授業で、“切る”は殺す。大虐殺は“まさか”おきない、と教わりました。

暑中お見舞い申し上げます

暑中お見舞い申し上げます

梅雨明け。

今日は、ついに室温27℃を記録した。この分では、30℃を越える日があるのではないか。「狂った太陽」はどこかで聞いたような気がするが、太陽は昔のままだ。猛暑は人間によって「狂わされた気候」が人間へしっぺ返しをしているのだ。

私の楽園。

ヤギは、少し離れたところで休んでいる。尺八教本の表紙を食べて、私に蹴飛ばされたからで、あと数時間すれば、私が忘れたと思って、また寄ってくる。

イヌは、ぐったりしている。夕方の散歩まで、あちらこちらに移動はしても、こんな姿でいる。

秋になるまで、私も一緒にぐったりすることに決めた。

0719モモ

0718梅雨明けメリー

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