老いの一筆

Fair is foul, and foul is fair – Macbeth Act 1 SceneⅠ・・・きれいはきたない、きたないはきれい

選挙の出口調査と小沢氏  ゆりかもめ氏の寄稿

このところ毎回期日前投票をしている。
理由は簡単。
選挙期間中なら自分の都合の良いときに行けるからと、ルールに従わない個人的な傾向。
ちなみに投票所と区民センターは別方向の同距離。

出口調査
NHKの選挙速報で選挙終了の午後8時にすでに『確』が出た。
その後「出口調査」の方法を詳しく説明していたが、どんなに説明されても今まで一度も経験したことがないので分からない。友人知人のだれもが経験していない。
いっそミシュランのような覆面調査だといってくれたほうが納得できる。
それでも、開票率 -0-% が続く中、さすが1時間もすると民主176名残2xx名で滞留していた。

9時になると各党の代表のインタビューが始まった。
自民党はすべてを細田さんに預けたのか、彼がいつもの飄々とした顔でさして困った様子もせず話していた。

小澤 一郎氏
次は今回の主役、民主党。
あぁ~いやだ! と思わずTVから離れてしまった。
あの貧乏神がニコニコと映っている。
が、いざアナウンサーが質問すると、こわもての顔に変わって
「・・まだ開票が済んでいないのに、そんな質問に答えられるか」と返答する。(音声だけ)
次の質問にも同じ調子で「・・そういう風なマスコミの態度が嫌いだ」というようなことを宣う。(音声だけ)

そうそう、忘れていた!この人のことを。
選挙前にすこし席をはずしてもらったから。
でも、やっぱり いざ というときは担ぎ出さないと収まらないのかね。
この顔を見て、これから始まる民主党の政治が心底心配になってきた。
いくらいい政治をしようとしても、この人が訳の分からない横槍を入れそうで。
悪ガキの通せんぼ みたいなものだ。
厄介神め!

こんどの節分は盛大に豆まきしよう!

国政選挙 出口調査はなんのため

今、投票を済ませてきました。

投票所を後にするとき、いつも気になるのが、出口調査の意味です。

新聞社やテレビ・ラジオ局の記者に聞いてみたいものと願っていますが、過去数十年、一度も出口で待ち構えている彼らの姿をみたことがありません。

途中経過を00分毎に放送してくれるのでしたら、「負けるな一茶」とばかり落選しそうな候補者に応援投票できますし、反対に、「もっといじめてやれ」とサド侯爵の真似もできます。

しかしですよ、投票時間が過ぎてから、調査結果を知らされても、It’s too late! 刻々と伝えられる開票速報の後追いにしか私には見えないのです。

曰く、「私たちの窓口調査でも、××候補の優勢が認められました」
私、「ああ、そうですか。だから何なの?」

自民党支持者の何割が他党に流れた・・・これが分かっても、今更どうだというのですか。次の選挙の参考になるなんて、鬼が笑います。

報道番組の大部分は、その魂胆がミエミエです。数少ない例外が、この出口調査です。

民放が自前でやるのはかまいませんが、受信料で各地の投票所に出向かせるNHKは、何を考えているのでしょう。

ご親切などなたか、出口調査の意味を教えてください。

粟ケ崎

賢かった民主党  因幡の白兎

どうやら、民主党は本物に変身したようだ。

自民党の国の安全保障、マス・コミの個人献金、このいずれからの挑発に乗らなかった。

大衆を引き寄せる術をマスターしたのである。

さて、これからのこと。

向こう4年は解散しないと言明した。これも偉い。外野席の自民党がなんとわめこうが気にしない。

マスコ・ミが世論調査を盾に党内の分裂を画策して、発行部数を伸ばそうとしても、相手にしない。

テレビに登場する民衆のご意見も無視していい。あんなものは、局のディレクターの意見である。

そして、何より無視していいのが、というより、無視しなければならないのが、陳情である。

自民離れが全国規模で起きたのは、自民の政策がダメからでなく、民主の政策がいいからでなく、権力の座に民主党が着くから、いまから擦り寄っておこうという、「寄らば大樹の陰」という民衆の知恵によるものである。

連合は知っているが、他にもしがらみを持った族議員が大勢いると聞いたことがある。そうだとしたら、さっさと縁を切ることだ。補助だ助成だと、金しか頭にない民衆に嫌われてもかまわない。

4年間で、積年のウミを出してしまえ。

上級官僚をハローワークの受付窓口に並ばせよ。

護憲運動の陰であぐらをかいている国家組織を壊滅させよ。

自民の誰かが、このままでは民主党の一党独裁になると嘆いていた。賢い独裁は愚かな民主主義より勝る。

どの道、投票日が過ぎれば、我われは被支配者になるのだ。

付の1.
小沢さん、鳩山さん、菅さん、いい人材を外部からも集め、雑音に惑わされず、一直線に進んでください。

付の2.
何かチョンボがでるのではないかと内心ハラハラでした。ここまできたらもう安心。因幡の白兎にならずにすんだ。


子供は苦労して育てよう

どこだったか、経済的に苦しいことが理由で、子供が産めない社会はいい社会でないとあった。

それに呼応するかのように、民主党を初め、他の党も、子育て支援は我が党でと訴えている。

狂っている、とまでは言わないが、非常におかしい。

生まれる前から国への他力本願、生まれてからの教育も、国に他力本願。

ハードルを庶民が飛べないような高さにして、飛べない庶民にはほうばや竹馬を履かせる。

これがいい政治という。

話が逆ではないのか。国の助けを待たずに、夫婦の意志のみで子供を作る。子供は、国の助けを待たずに、自分の頭の中身相応の教育が受けられる。

安心して生活できるとは、こういう社会である。国が支援する社会は偽装安心社会であり不自然な社会である。

付の1.
苦労しないですくすく育った人間がどんな総理大臣になるか、私にも分かります。

付の2.
子育て支援の行き着く先は、就職支援、結婚支援、老後支援・・・。こんなうまい話が世間で通用するわけがありません。いずれ、破綻します。その時、子育て支援で産まれた子供の親は、あの世で心配顔。厚生役人の甘い話に騙されるな、若い夫婦たち。

高枕8.16

戦争 使用前と使用後

夏休みの間、NHKを中心に戦争が始まってからの回顧談ばかりが聞かされました。うんざりです。

私は、戦争は起こったらもう坂を転がる無人バスと同じで、行き着くところまで行くという考えでいます。

勝ち戦さかもしれませんし、負け戦さかもしれません、適当な按配で終わるかもしれません。国家同士、腹の虫が収まるまで止めないもの、これが戦争です。

勝敗は、開戦の時点では、分かりません。戦争が終わってから、検証・分析は評論家先生の特技です。語るに値いしません。

重要なのは、戦争になる前のこと、戦争になった理由や背景を、自分の頭で「考える」ことです。

私の考えでは、中国大陸侵略、偽満州国建国、朝鮮半島と台湾島の占領、これらすべて、当時の日本における人口過剰が根本的な理由であります。

明治以降の富国強兵策、列強に背伸びしてまで伍して並ぼうとし、男子多産の奨励。男子は兵隊のためです。私自身、4歳か5歳でも、家でそう聞かされました。

ところが、狭い日本、どこに行く、でありませんが、狭い日本、どこで食う。これが大問題となりました。東北地方の女子身売り。男は余ってしかたがない。

先ず、考えることが、移民。北米、南米、受け入れてくれる所なら、どこでもかまわない。厚生省の役人が(薬害、社会保険庁の例が示すように)昔も真剣に現地調査をするわけがありません。棄民であることは、戦後だいぶ経ってからバレましたね。

もう一つが、富国強兵の効果的活用法の出番です。これが戦争であり、朝鮮半島併合です。

戦争は始まったら止まらない。始まる前に、その芽を摘んでおかなければいけません。

今、日本政府は、少子高齢化を忌み嫌っています。私は、寡民思想家です。狭い日本に1億2千万は多すぎます。4千万位がいいのではないですか。その時、GDPが世界で何番目なんて話題にするおバカさんは日本からいなくなっています。

少子化の先は、日本の未来があります。

付の1.
少子化対策大臣は不要の極み。一体小渕大臣、何をしたのか。民主政権が、即刻廃止する省である。

付の2.
年金問題を多産で解決する発想がとんでもない間違いである。

付の3.
好戦主義者が戦前に存在したことは確かだ。しかし、観念的な今日の愛国主義者とはまったく異質である。

付の4.
「産むな、増やすな、地を空けよ」この考え、今も変わらない。

ヤギ屋根の上のリッキー

女刺客は税のムダ

どこかの選挙区で、「お嬢さん候補に何ができる」かと、常勝自民党の大物おじさんがいきまいていた。

お嬢さんはといえば、36歳。国語ではオバサンと呼ぶべきだがおじさんからみればお嬢さんだろう。

先の小泉さんの戦法をそっくり真似した民主党。好調である。それも、当然、選挙民のメンタリティーが4年でがらっと変わるわけがないからだ。事を大きくすれば、関が原の戦いまで、遡ることができる。

勝ち馬に乗る。これである。町方の考え方そのものである。

民主党の公認であれば、猿でも当選する。猿では選挙民が自分たちと同じではないかといぶかるので、一応、体裁を繕った。

女剣劇の主人公は芝居が終わったら次の興行のためにドサまわりの準備にかかる。

国会議員の女剣劇は、向こう4年間、ただ議員というだけで、年収200万の世帯が20集まった以上の金が懐にはいる。

私は、小泉自民も鳩山民主も、この面では、いささかの違いもないと考えている。

この面とは、税のムダのことである。選挙制度の改革が必要だ。

付:
国会議員はいりません。得票数が採決権を左右します。政党は、得票数に応じた報酬で、好きな人材を確保します。前にブログにしたが、再度とりあげました。

つれづれ丸から本土を望む

拉致被害会からの候補者アンケート

まだ、懲りずにやっている。

そんな感じがしました。

拉致被害者の会が、立候補者へ拉致被害についてのアンケート調査を実施したとそうです。どんな項目があったのかニュースではわかりませんでしたが、6割以上から、取り組むというような回答があったようです。

拉致被害者の代表が、取り組む姿勢は評価するが、具体的にどうするのかが得られない、これが残念だとコメントしていました。

あきれました。毎度のことですから、あきれ果てましたというべきでしょう。

お門違いもはなはだしい。

拉致被害の解決は外務省の仕事でしょうが。外務省の門前で座り込みをするくらいでないと。

このままでいけば、解決は「時」がすることになります。何ヶ月かかるか、何年かかるか、その時、外務省は自分の手柄にするよう画策することでしょう。

私は、拉致被害者の会のようなピントはずれの人間ではありませんから、騙されません。


白浜のカヤック

天下り団体 社民党の姿勢

NHKの日曜討論会という番組、少しも興奮しないことが分かっているので、昔から見ないことにしています。

たまたまですが、この前、チャンネルを探っているときに見てしまいました。

社民党のオバさんが、天下り先について、「すべてが悪いとはいいません」と語っていました。

これが社民党の限界の証明、きつく言えば無能の証明であります。

良い団体、悪い団体と区別するとなれば、検討委員会が必要になりますよね。人選から問題が始まり、評価基準が問題、それと、委員に対する陳情合戦が火を吹きます。半年、いや精査には1年、いや2年・・・。2020年までになんてことが冗談でなくなります。

独立行政法人や国のお金で動いている団体は、一つ残らず、解散させなければいけません。

理事や役員も平の職員と一緒に、ハロー・ワークに行って、列に並ぶことです。そのとき、いかに己が甘い汁を吸っていたかを覚るでしょう。

恨みを民主党政権に向けてはいけません。恨むのでしたら、散々いい思いをしてきた天下り先輩を恨むことです。

社民党は、支援母体に下級官僚団体を持っているのでしょう。期待できません。

官僚の天下りを完全撤廃する。これだけでも出来れば、私は民主党に喝采を惜しみません。頼みますよ、小沢さん。


白浜の海鳥a

国旗をきざんで党旗に使ったと民主を非難した麻生さん

民主党のマークは、日の丸を二つ重ねたように見えます。下の日の丸がまん丸でないようですが、私のテレビが古いせいかもしれません。

手元に党旗がなければ、つい、国旗を流用したくなる気持ちは分かります。でも、ここは、日本。水泳パンツに国旗の図柄を使うアメリカとは違います。

事無きで収まったので、良かったですが、へたをすれば、右翼にいちゃもんをつけられ、物騒な事件に発展しかねませんでした。

民主党の軽率さには、本当にあきれます。

それはそれとして、麻生総理は、ここぞとばかり、「国旗を切り刻む党に国の安全を委ねられるか」と、民衆に向かって叫びました。「笛吹けど、汝等踊らず」。全然受けなかったようです。

そうでしょう。今時、日本が侵略の脅威にさらされているなんて誰が心配していますか。

麻生総裁は、真顔で民衆に訴えた。彼はウソをつく男ではありません。本気で心配しているのです。

民衆の無関心は常識。麻生総裁の危機意識は非常識。この差に気がつかないのは、彼が、愛国・軍国主義思想家と軍需産業関連企業に一重二重に囲まれているからです。

民衆と接する機会といえば、せいぜい秋葉原のアンちゃんネエちゃん。マンガ本を無料配布するといえば、3日前から徹夜で並ぶ連中です。これで、彼にまっとうな政治家であれと願うのは、ないものねだり。まあ、あと数日で舞台から下りる麻生さんはどうでもいいですが。

民主党に、麻生さんの国旗処理攻撃を笑い飛ばさず、国旗や国歌などが、ある種のグループにとって敏感な問題であることを認識する糧にしてもらいたいと願うものであります。

白浜の海鳥b

選挙後のお楽しみ

公明党が野に下る。

野に下ったままでは、仕事にならない。

党のトップは総退陣。

新執行部は、これからは是々非々で民主政権に向かうと言う。

しばらくすると、閣外協力すると言い出す。

民主党内に、シンパができる。

4年経たずに、連立政権の一翼を担う。

めでたし、めでたし。

この楽しみ、民主党が自壊しないことを前提とします。

白浜の海鳥

映画の脇見鑑賞 「ビリディアナ」弱者救済の顛末

久しぶりにスカッとした映画を観た。修道女が還俗して浮浪者の面倒をみる。映画の常として、様々な事件が絡んでくる。映画の本筋がどこにあるのか、私は深く考えない。

昨年の金融危機に始まってこの方、今度の選挙でも、弱者対策を多くの党が一番に挙げている。不快感を私は抱いている。

私から見れば、いずれの党も弱者を観念的にしか捉えていない。観念的とは集団的と言ってもいい。

マス・コミも同じである。

弱者を個別に調査するのは面倒であること、弱い者を助けるのがよき社会であること、この二つによって、万人に受けるためだろう。選挙となればなおのこと、数十・数百万人に受けなければ勝たないから、どの党も声を大にして選挙民に訴える。

こういう風潮に冷や水を浴びせるのが、この映画である。私は久しぶりにスカッとした。

付の1.
そもそも「弱者とは誰を指すのか」に誰も答えられないのが無理なのであります。

付の2.
この修道女の不機嫌な時の表情がキム・ノバックに似ています。

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企業が先か消費者が先か

麻生自民党が企業の業績が上向かなければ、日本の景気は回復しないと主張している。企業と言っても、直接、国家の金をばらまく相手は自動車産業、家電産業など限られた巨大企業である。

エコカーのメーカーが潤えば、その子会社が潤う、子会社が潤えば孫会社が潤う、この順番で、最後に巡った先が消費者の幸せということだ。

野党は、この反対である。

消費者が豊かになる。消費が上向く。製品が売れる。企業が伸びる。だから、先ず、消費者に国は手厚い政策を実施しなければならない。

ETC搭載の車を選択的に高速道路料金の恩恵を与えるのだから、バラマキではない。プリウスとやらの車を買う者に選択的に国庫金を与えるのだから、バラマキではない。地デジテレビを買う者を選択して補助をする。バラマキではない。

自民党にそう言われれば、なるほどその通りである。金持ちを排他的に優遇するという事実が残るにせよだ。

一方、民主党は、子育てや教育に国庫金を与えるという。子供を産まない夫婦世帯は対象外である。教育年齢の子がいない家庭は恩恵に浴さない。自民と同様、選択的・排他的な政策である。

だから、自民党がバラマキと非難するには当たらない。金持ちの代わりに、子育てと教育を選択し、そうでない国民は国庫金の納付を強要されるだけにせよだ。

国民の自然な経済行動を阻害する点において、自民・民主そろって、同罪である。

付:
ニワトリが先か、タマゴが先か。議論の空しさばかりがよく似ています。

出発前






夏季臨時便  福岡正信師 一周忌

不思議なものだ。

この時期は、戦争が私の頭の大部分を占める。他の事には、ほとんど何の関心を示さなくなるのが私の脳細胞である。普段に戻るのは、15日が過ぎて、20日の私の誕生日が来てからのこと。

今年は違った。ここ数日、どうも福岡正信師のことが頭に入ってきて離れなかった。

不思議なことと、ネットで調べたら、去年の今日8月16日に師が亡くなったことが分かった。

潜在意識の中に、師の命日が焼きついていたのだ。

師と同時代に生きてきたことは、私の生涯における最大の幸福である。

遠くは、老子。近くは、福岡正信。

人間、これまで何兆人何千兆人、生まれてきたかを私は知らない。確かなのは、この二人のない人類史が私には想像できないことである。

私の思想の恩人、福岡正信師。

合掌。

付:福岡正信(1913年2月2日 - 2008年8月16日) 

夏季臨時便  戦争反対 軍人と一般人

先の大戦を不幸の象徴のように語る人が、この時期に恒例行事としてテレビに出ている。

私は、これに疑問を抱いている。

戦争は第三者の公正な判断により正義・不正義は下されない。当事者が正義を自称しているだけである。国によっては正義の他に神も加える。

私が、タイム・マシンに乗って、太平洋戦争の真っ只中にいって、兵隊に、「この戦争は不幸か」と問えば、殺気立っていれば殺されるだろうし、穏やかな兵隊に遇えば、「否」と答えるだろう。

もう一つ。テレビに出ている人の、ほとんどは徴兵であるのではないか。農民であったり漁民であったり大工であったりと、要するに、何もなければ武器を生涯手にすることのない平民である。自分で選んだ職業でなければ、兵隊職でなくても、不幸であろう。

テレビに職業軍人を出せば、話は断然違った方向に行くと私は考えている。戦争が稼業・天職だから、不幸であるわけがない。命を落としても、武士の末裔だ。なんの未練があろうか。

私は、今の日本が、過度の町方思想に冒されていることを憂う。町方思想とは、命の長さと金の多さを(x、y)座標にした社会観である。

戦争体験はセンチメンタルに扱うものではない。

付:
今の自衛隊は並みの公務員です。海上給油活動を、「国のため」に全力を尽くします、なんて、これも空々しい。

台所裏の山百合

夏季臨時便 戦争はこりごりだ

こう語る人の多くを私は思考能力に問題がある人間と思っている。

「敵から直接攻撃され、己の生命・財産が脅かされる」戦争はこりごりだと言うのなら、その人は相当なレベルの人である。

大戦後、朝鮮戦争があった、ベトナム戦争があった。この二つの戦争で、日本は潤った。経済成長にはずみがついた。

この二つの外国で起こった戦争に、反対した日本人が、国会で多数を占めたことがあったか。

今。

アフガニスタンの戦争に加担している。ソマリア海域まで艦船を送っている。軍艦や軍人が出張すれば、そこでの戦いは戦争である。

私は、歴代自民党首相の終戦記念日の演説の空々しさを、このあたりで止めにしてもらいたいと願っている。

付:
社会党が政権を担当したとき、まったく何もしなかった。多分、外務省から脅かされびびったのだろう。日米軍事同盟はかくして今日まで続いている。社民党は、戦争反対を口先で終わらせたくなければ、ここを総括しなければいけない。

夏季臨時便 原爆はなぜ投下されたか

答えは簡単。

当時の日本の政治が民主主義の下で祭られ、大多数の日本人有権者が、戦争続行を当然のこととしていたからである。

これが、独裁者、一人でなくとも、一党でもかまわないが、の国で、大多数の民百姓が、独裁者の圧政により苦しめられていたのなら、アメリカは、原爆・焼夷弾を投下しなかったろう。

もう一つの理由。

独裁者が何百万の民百姓が原爆・焼夷弾で死のうと、無関心でいるとアメリカが考えていたら、やはりなかったろう。

戦争が終わってから、国に騙されたなどというのは、泣き言である。当時の日本人は、戦争を歓迎していた。

昭和天皇は、“臣民”の犠牲に耐えられなかった。

第二次世界大戦は、民主主義対民主主義の戦争であった。

付:
毛沢東先生は、いくら原爆で攻めてこようが、残った中国人が最後まで戦うと、豪語したことがあります。こういう国は原爆も焼夷弾も降伏の役に立ちません。皮肉なことです。

夏季臨時便  第二次世界大戦の教訓

戦争は多くの人を不幸にする、だから、二度と戦争はしない。

これは、何の教訓も得ていない。

唯一とは言わぬが、最大の教訓は、民主主義が簡単に独裁者を祭り上げるということにある。

ヒトラーは、世界制覇の野心にどれほど燃えていようが、周り(ドイツ国民)がちやほや(選挙でナチに投票)しなければ、さえない一画家で生涯を終えたことだろう。

昭和天皇は、ヒトラーのごとき野心はもとよりなかったろうから、宮中で和歌を楽しみ、生物の研究に励んでいたことだろう。

連合軍は民主主義国家、同盟軍は独裁国家、そして、正義の民主主義が勝利した・・・こんな図式は、いい加減に止めにして貰いたい。

付の1.
歴史に“If”はないという人がいますが、これは、「過去は変えられない」という当たり前のことを言っているだけです。シミュレーションには大いにifを使いましょう。

付の2.
大衆は煽動に弱いですね。ジュリアス・シーザーの一幕を、芝居は別と哂うのでしたら、小泉元首相を私は用意いたします。平成のヒトラー演説家です。日本人は酔いました。

夏季臨時便  国民は知らされませんでした

私の古い仲間が、受身形は、当事者の姿をあいまいにすると少し前に彼のブログに書いていた。

昨日のNHKの先の戦争報道番組で、ナレーターが、「このような(悲惨な)戦場を国民は知らされませんでした」と沈んだ声で語っていた。

これは受身形である。

「私たちの先輩はこのような戦場を国民に知らせませんでした」と言わなければならないのではないか、NHKのディレクター諸君。

夏季臨時便 特攻隊ニュースは無声映画?

終戦日が近づくと、ここ数十年、決まって繰り返し見せられているのが、整列した特攻隊員である。彼らの前に、机が一つ、そして日本酒の瓶のようなものが載っている。

出陣前に杯を干す儀式であろうか。

私が、「あろうか」を使わなければならないのは、何回見ても、確証が得られないからである。それもそのはず、放映当時の音声が流れないのだ。

飛び立つ特攻隊員、それを白い(モノクロ映像だが、おそらく白だろう)布を振って見送る特攻隊員。

どんなナレーションがついていたのか、私は知りたい。

つかの間の晴れ

夏休み臨時便   NHKの戦争責任(夏の定例便)

この時期になると、NHKはきまって先の大戦を特集する。予告によれば、今年は海軍であるらしい。様々な記録や生き証人を我々に見せてくれることだろう。

私は、もうこういう企画にはうんざりしている。

NHKが取り上げなければならないのは、戦時中のNHK自身がどのような報道姿勢であったかの総括である。

これは、なにも遠く外国の図書館に出向いて資料を集めなくてもいい、生き証人を探さなくてもいい。自分の倉庫に眠っているラジオの録音とニュース映画のフィルムを、持ってくるだけでいい。

昭和××年××月××日
  NHKが国民に語ったこと
  実際に戦場で起きていたこと

昭和××年××月××日
  NHKが国民に語ったこと
  実際に戦場で起きていたこと

対米宣戦布告から無条件降伏受諾までの間、毎月一の日だけでもいいから、このような対比構成による番組を特集する。これで何が分かるか。

国家権力に唯々諾々、国民大衆に迎合、こういった超A級の戦争犯罪である。

戦後、軍人や政治家は戦争責任を問われた。NHKだけは、不問のままである。

今、NHKは“国民的英雄”を国威発揚の道具に使っている。

小さな白い球を打つ高校生を一億円稼いだとヒーローにする。
無重力状態でフラフラして喜んでいるトビ職をヒーローにする。
タッチの差でゴールした選手をヒーローにする。
アメリカへの出稼ぎ選手をヒーローにする。
丸い金の板をかじるような下品なオリンピック参加者をヒーローにする。
オバマ大統領に至っては、ヒーローどころか救世主扱いだ。
その他、世界で初めてであれば、銭儲けの亡者であろうがヒーローにする。

戦時下で“国家的英雄”をでっち上げた手法は健在なのだ。

去年の今頃、これと同じようなことをブログに載せた。NHKが自分の体から膿を出さないままでいるのなら、かつ私に何事もなければ、来年の今頃も、再び、これと同じことを言うつもりでいる。

付の1.
済んだ後に、「実はこれこれ」がNHK的公平性。裁判員制度報道、然り。戦争責任については、これさえやらない。ひどいものだ。

付の2.
NHKは中国国営テレビや朝鮮国営テレビと同質である。違うように見えるのは、NHKが巧みにカモフラージュしているからである。

付の付:
写真は800×600でアップロードしています。全体像は画面を右クリックして、「リンクを開く」クリックでご覧いただけます。

 あくび猫

夏季臨時便  核兵器廃絶で得する者は誰かね、ワトソン君

オバマ大統領をまるで救世主のようにあがめる市長のお人よしを見たら、黙っていられない。

核の脅威を、今時、誰が実感しているというのだ。

使えない兵器は、どれほど殺傷力があっても、「無限の殺傷力×可能性ゼロ=ゼロ」の算数である。

オバマ大統領から恩を着せられるのは御免こうむる。

年に一度の回向としてお経を唱える以上の意味はないセレモニーである。

付:
同じ三原則でも武器禁輸は非核の比ではない。壇上の麻生総理に堅持を迫ってほしかった。

夏休みに入ります

宮城県の村井知事は相変わらず企業誘致を命として、企業城下町の危うさから眼をそらす。昨年の危機から何も学んでいない。

自民・公明は、さんざん言われてきた言葉、「バラマキ」を民主に向かっておうむ返しする。よほど、頭にこびりついたのだろう。

裁判員制度のスタート。相変わらずNHKは証文の出し遅れで、問題点を今になってちょこっとほのめかす。

新疆ウイグルのなんとかという自治活動家の来日は、商売のお得意先の中国に気兼ねして、報道しない。これも相変わらずの態度だ。

100分の1秒差の無意味さを報奨金でごまかす水泳も地に落ちた。

テレビでは、相変わらず、「なんと」と「実は」を繰り返し、無理矢理、視聴者を驚かそうとしている。

どこのチャンネルをひねっても、どこの何がうまいと食べ物のオン・パレード。町方文化を象徴している。

突風・竜巻が積乱雲によるもの、これは、雨が降らないのは、空に雲がないという説明に等しい。大気の異常が通常になったことの説明や警鐘は、放送されない。

産業廃棄物が愚公のお出ましを必要とするまでになっても、アナログテレビを廃棄させる。スクラップ・アンド・ビルド。ケインズ・シュムペータはお呼び出ない。

エコ製品を揃えるには数百万円が必要とのこと、それをどうやって工面するのか、知らぬふりをする。需要アップのエコ製品の会社で働けばいいとは、恐れ入った。

その間、相変わらず、甘い話に乗った欲ボケが大損したと、被害者を自称し、マスコミも同情する。国債を買うのも、ネズミ講に出資するのも、同じではないか。

天では、トビ職が風船を浮かせて遊んでいる。あの風船、一億円はするだろう。今時、高い所に行ってはしゃぐ国は、遠くに行くことにやっきとなっていた大航海時代の国家と変わらない。博物館に陳列しよう。

あれもこれも、透明な光に満ちた夏にふさわしくない。

犬とヤギを連れて草原を歩く。

仰向けになり雲を眺める。

猫の天真爛漫な寝相に感心する。

海に向かって尺八を吹く。

ブルースを聴く、映画を観る。

それで、眠くなったら寝る。朝になったら、起きる。時計は見ない。

お盆が過ぎて、海水浴客の雑踏が引いたあと、ゆっくり海に浮かぶ。今しばらくの我慢だ。

これぞ、夏!

というわけで、9月まで、私のブツブツ小言ブログ、お休みします。どうせ、世の中、変わりゃあせんとね。

皆様、お達者で!!!

付:
どなたですか。小国寡民は年中休みだとおっしゃる方は。30年の長きに亘った苦しく辛い宮仕えを終えた老人へのご褒美ですよ。遠慮は不要。


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