老いの一筆

Fair is foul, and foul is fair – Macbeth Act 1 SceneⅠ・・・きれいはきたない、きたないはきれい

完璧な電子辞書、新発売 ― 中国語編

今朝の新聞を見たら、こんな予告が載っていた。

日本の上級中国語辞書のお粗末さにあきれた漢文学者がついに中国語の電子辞書を刊行した。

漢文学者の他にもちろん新進気鋭の中国語学者が名を揃えている。

中日大辞典をありがたがっている連中は一人も参画していない。

タブレットはA4サイズである。

柱は諸橋漢和である。

それに1980年代までの現代中国語を加えている。全ての用例に出自がついている。それは日常会話など一切ないことを意味している。

繁体字と簡体字は、ワンクリックで交換できる。

当然ながら、手書き入力可である。

大修館の中日大辞典を弾劾しているのはよほどの自信があってのことだろう。

出版元と見れば、傓綸出版社。初めて見る名前である。たぶん大修館のゴーストだろう。自社で中日大辞典を出している手前、そうせざるを得なかったのではなかろうか。

発売日は5月1日。定価20万円也。ネット予約は4月末までで、18万円。

私は、英語に続いてこれも直ちに予約した。支払いは現物到着後でよく、返品自由とのことである。

5月1日が待ち遠しい。

完璧な電子辞書 ― 英語編

今朝の朝刊に載っていた広告である。

ついに刊行、夢の電子辞書  5月1日 日本全国一斉発売

幼稚なコピーだが中身が問題だ。

タブレットはA4サイズ。

コンテンツは以下の通り。

OED
Webster’s Third
Collins
研究社 英和大辞典
小学館 ランダムハウス
Genius 英和大辞典
研究社 和英大辞典
研究社 リーダーズ

もちろん横通しは可能となっている。

定価、20万円也。4月30日までのネット予約で19万円。

私は待ってましたとばかり、予約を入れた。

白内障手術の成功で、両眼、パッチリ。80まであと4年世話になるとしたら1年で5万円の出費である。新聞購読の4万円を思えば、安いものだ。たとえ、2年で私が朽ちたとしても、年10万。2年落ちなら、オークションに出品すれば、4万にはなる。ひょっとすると引く手あまたで10万になるかもしれない。やはり安いものだ。

今の私の部屋は辞書が辞書だらけ。総重量は20キロになんなんとする。これがこの電子辞書1台ですべて不要になる。

その上、一々同じ単語を辞書毎に引く手間が省ける。残年わずかな私には時は価千金である。

早く来い来い5月のメーデー。

付:版元はNekata com。怪しいが現物を確かめてから支払えばいい。

OALDの中のguava

guava : (topical tree with) pink edible fruit surrounded by a light yellow outer skin

topical treeって何なんだ?

revised版でもこんな間違いが残っている。

rを落としても、topicalという語があるから、見過ごし逃したのだろう。

無論 tropical である。今日の英語の復習、第115回裏はtropical にしてある。

権威にケチをつけることは天邪鬼の密かな楽しみである。

付1: Revised and updated 1984
付2: Color Oxfordにきれいな写真が載っています。偉大なるかなColor Oxford!

辞書 対 Wikipedia  vervain

英語の復習 今日、第113回に出たvervain を常用のCollinsの他、しばらく開いていないWTIDで見てみた。

以下はこの回の写しである。

kinds of herbaceous plant of which garden varieties have flowers of many colours (OALD)

any of several verbenaceous plants of the genus Verbena, having square stems and long slender spikes of purple, blue, or white flowers (Collins)

1 Rom.Antiq. In pl., the leaves or twigs of certain plants or shrubs (as olive, myrtle, laurel, etc.) having a sacred character and employed in religious ceremonies 2 The plant VERVAIN; also, one or other plant of the genus Verbena (SOD)

1 Cap : a genus (the type of the family Verbenaceae) of chiefly American herbs or subshrubs having bracted flowers in heads or spikes, a regular corolla with a 5-lobed limb, and four one-seeded nutlets 2 –s a: VERVAIN 1; esp: any of numerous garden plants of hybrid origin but treated as a hybrid species (Verbena X hybrida ) that are widely cultivated usu. as annuals, for their showy spikes of white, pink, red, or blue flowers which are borne in profusion over a long season – see BLUE VERVAIN  b : any of various plants felt to resemble verbenas – usu. used in combination; see LEMON VERBENA, SAND VERBENA 3 or verbena violet –s : a pale violet to pale purple – called also vervain (WTID)

難しい言葉で詳しく説明されればされるほど、分からなくなってくる。

そこで、ご存知、Wikipedia。

ここの単語も難しい(学術用語満載)が、カラー図解があるためイメージが湧く。

花の名、鳥の名、虫の名、やはり名詞は言葉でない、絵だ、百科事典だ。

古人曰く、「百読は一見に如かず」と。

辞書の重さ 前から気になっていたこと

漁協に灯油を買いに行った。

禁帯出の掟を破って、我が3大辞書を持ち出し、宅配便計量用として備えてある秤を借りて、辞書を計った。

WTID        5.1キロ
SOD        3.5キロ
Collins       3.4キロ

重いはずだ。

私はこれを紙の重さと思っていない。

黒インクで刷られた内容の重さと考えている。

同じ黒インクでも、今は2色刷りまである、そんじょそこらの英和辞典の黒インクとは刷られた内容が違う。

今はまだ、WTIDを片手でなんとか持ち上げられる。

来年はたぶんだめだろう。(生きていればの話だが)

その時は、3分冊化する。

WTIDは版元から3分冊が発行されているそうな。程度のよい中古本があれば買ってもいい。


(WTID: Webster's Third New International Dictionary)

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