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<title>老いの一筆</title>
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<description>昔、銭湯で年寄り連が湯船につかりながら、政治談義に花を咲かせていました。今は、私がその年寄り。世事・世相を飾り気なしに語り合う伝統を銭湯ならぬネットで守り続けたいと思います。</description>
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<title>内需拡大　ウソ、ホント</title>
<description> 私はときどき、内需拡大を唱える政治家や経済学者は、本気で私をバカにしているのではないかとひがんでしまう。彼ら、彼女らの言い分は、景気の回復は、輸出に頼らず、内需拡大によってもたらされなければならないとのこと。それに添うような政策が執られなければならないともいう。本気でそう思っているとは思えないのだ。私の無知蒙昧を見透かしてウソをついているのではないか。列強の中国大陸・インド大陸植民地化、日本の大東
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<![CDATA[ <span style="color:#000000"><span style="font-size:medium;">私はときどき、内需拡大を唱える政治家や経済学者は、本気で私をバカにしているのではないかとひがんでしまう。<br /><br />彼ら、彼女らの言い分は、景気の回復は、輸出に頼らず、内需拡大によってもたらされなければならないとのこと。それに添うような政策が執られなければならないともいう。<br /><br />本気でそう思っているとは思えないのだ。私の無知蒙昧を見透かしてウソをついているのではないか。<br /><br />列強の中国大陸・インド大陸植民地化、日本の大東亜共栄圏思想、つい先ほどに起きた歴史をなんと読んでいるのだろうか。<br /><br />自分で物を作る。それを自分で使う。どこから富が得られるというのだ。１００円の品物を２００円で売る。１００円の儲け。２００円で買ってくれた相手が自分でないからこそできる芸である。ついでに言うと、この１００円の儲けは、富ではない。２００円を払った相手の富が自分に移っただけのこと。２００円の出所を突き詰めていけば、石油など天然資源に行き着く。<br /><br />もう一つ。アメリカの内需拡大は「超」有名。諸外国は、オバマさんに内需拡大はいい加減なところで抑えて欲しいと言っている。オバマさん自身も、困った、困ったと言っている。昨年の金融危機が内需拡大（真の内需とか誤った内需とかいう表現は聞き飽きた）によるものであることを知っているからである。<br /><br />私をバカにするのはまあいい。日本国民全員をバカにしてはいけない。<br /><br />駄菓子屋の子供は、店の飴玉を口に入れない。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/w/i/n/winelight/200911231741496b0.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/w/i/n/winelight/200911231741496b0.jpg" alt="1122メリー" border="0" width="800" height="640" /></a> ]]>
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<title>再生音楽の半世紀</title>
<description> 今でこそ、ステレオかつノイズレスで再生音楽を楽しむことに不思議がないが、最初大変だった。物心がついた頃はＳＰレコード。手でゼンマイを巻いて、レコード盤を回す。縫い針に似た針は数回で交換する。鉄ですぐ磨耗してしまうし、磨耗させなければ、レコード盤が削られてしまうのである。あっという間の３分間。終わりが気になってゆっくり構えて聴いていられない。シューベルトの「冬の旅」は良かった。シューシュー音の方が歌
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<![CDATA[ <span style="color:#000000"><span style="font-size:medium;">今でこそ、ステレオかつノイズレスで再生音楽を楽しむことに不思議がないが、最初大変だった。<br /><br />物心がついた頃はＳＰレコード。手でゼンマイを巻いて、レコード盤を回す。縫い針に似た針は数回で交換する。鉄ですぐ磨耗してしまうし、磨耗させなければ、レコード盤が削られてしまうのである。あっという間の３分間。終わりが気になってゆっくり構えて聴いていられない。<br /><br />シューベルトの「冬の旅」は良かった。シューシュー音の方が歌手の声より大きいような演奏にまったく違和感がない。この曲で音楽は外見ではない中身である、と覚った。すなわち、いくら高音質、高画質であっても、中身が粗末であれば、文化としては無意味であること、音質、画質が悪くても、中身が優れていれば、聴くに耐え、観るに耐え、人の心を動かすという覚りである。<br /><br />その後に登場したのがＬＰレコード。この音に魅せられた。針を交換しなくてもいい、１楽章が連続して聴ける。裕福な家庭の友人がステレオ装置を買ったから、聴きに来ないかと誘われて、初めて聴いたときの驚き。それがドボルザークの「新世界より」。<br /><br />その頃である。レコード鑑賞会があちこちで開かれたのは。舞台にあるのは、スピーカー。それを神妙な面持ちで聴く。聴きに来た人たちは、若い人たちばかりだった。<br /><br />ＬＰから現在までの経歴書は、ここで書くまでもない。ＤＶＤの登場でこれまでのすべてが過去の物になってしまった。最近では、ＤＶＤまで過去の物にしようとしているようだ。<br /><br />再生技術の進化を企てても、これからバッハ、モーツアルトは二度とでない。再生装置は所詮クリエート（創造）無しの受身装置なのだ。無意味な「進化」はそろそろこのあたりで止めたらどうか。<br /><br />地デジは伝達手段の無意味な進化。ポストＤＶＤは再生装置の無意味な進化。ＢＳ２０周年を記念して、ここに記す。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/w/i/n/winelight/20091123174149adf.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/w/i/n/winelight/20091123174149adf.jpg" alt="1122メリーa" border="0" width="800" height="634" /></a><br /> ]]>
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<title>NHK ＢＳ放送２０周年記念に寄せて</title>
<description> 終戦当時。私の兄はそれまで年中、軍歌を歌っていたのが、ウソのよう。クラシック一本になった。真空管ラヂオ、鉱石ラヂオ、とにかくＮＨＫの音楽番組があれば、ほとんど正座で聴いたものである。曲はベートーベンの第三、第五、チャイコフスキーの悲愴、シューベルトの未完成、ラベルのボレロ、とだいたい決まっていた。小学校前の私も一緒になって聴いていた。当時はＳＰ盤しかなかったから、１楽章を中断なして鑑賞できるのはＮ
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<![CDATA[ <span style="color:#000000"><span style="font-size:medium;">終戦当時。私の兄はそれまで年中、軍歌を歌っていたのが、ウソのよう。クラシック一本になった。<br /><br />真空管ラヂオ、鉱石ラヂオ、とにかくＮＨＫの音楽番組があれば、ほとんど正座で聴いたものである。<br /><br />曲はベートーベンの第三、第五、チャイコフスキーの悲愴、シューベルトの未完成、ラベルのボレロ、とだいたい決まっていた。小学校前の私も一緒になって聴いていた。<br /><br />当時はＳＰ盤しかなかったから、１楽章を中断なして鑑賞できるのはＮＨＫしかなかった。この感激は筆で表せるものではない。<br /><br />それから、しばらくしてから、立体放送が始まった。ＮＨＫは第一と第二で左右チャンネルを放送する。番組の前に必ず、「右の音です、左の音です、確認してください」というナレーションがあった。第一バイオリン、チェロ、これが別れ別れで鳴るのだ。この頃になると民放ができていた。ＮＨＫに負けずに、文化放送とニッポン放送が共同して、立体放送を企画した。<br /><br />音響メーカーのステレオは高くて手が出ない。真空管アンプの自作で夢中になって聴いたものだ。真空管がじわ～と赤く灯る。両方の２０センチスピーカから音が出る。<br /><br />それからしばらくして、ＦＭ放送が始まった。周波数帯域が１万５千ヘルツまで延びたのだ。しかも、ステレオ。もう立体なんていう古ぼけた表現はしなくなった。しかも、ノイズがFM(Frequency　Modulation)のリミターが効いて、この上なくクリアな音が送られてくる。この頃は、私の懐にも少しばかりゆとりができたので、最高級のFMチューナーで再生音楽を楽しむこととなった。<br /><br />曲名と演奏者の名前を簡単に紹介される以外、音楽が流れている。これが朝から夜中まで続く。クラシック、ジャズ、ロック、フュージョン、広いジャンルが楽しめた。<br /><br />あとから、FM東京ができた。ディスク・ジョッキーかナレーターかしらないが、ペラペラよくしゃべる人間を登場させ、ついでにコマーシャルまで流していた。せっかくの高音質をなんでつまらない語りに使うのか、半ば呆れ半ば惜しんだものだ。<br /><br />そうしている間も、光陰矢の如し。BS放送が開始された。<br /><br />最初は数年のように覚えているが実験放送だった。Bモードステレオ音声と高画質の映像が渾然一体となって私に迫る。この感激も筆で表せるものではない。同時に、NHKの質の高さに脱帽したものだ。製作者の品格に圧倒されたものだ。<br /><br />そして満２０歳の現在。<br /><br />見る影もない、悲惨な状況である。愚かなドイツ兵と知性と勇気が溢れるばかりのアメリカ兵の番組「コンバット」、一片の知性も感じられない、アメリカ人が自分のバカさを恥も外聞もなく曝している番組「奥様は魔女」、これがBS放送の現状なのである。この二つの番組は数十年前にはやった再放送である。<br /><br />私は、NHKがなぜ生誕２０周年を記念するのか、さっぱり理解できない。産まれたときは天才、二十歳過ぎれば凡人。人は、凡人で結構。<br /><br />今のBS放送は、凡庸などというやさしい言葉で表せない。愚劣番組のオン・パレードである。チャかチャカした若者、衛星映画劇場のくだらない案内、どれをとっても、「歳をとればそれでいいっていうもんじゃあないよ」の見本である。<br /><br />放送文化、半世紀。四半世紀の栄光を後半の四半世紀が堕落させた５０年である。残念無念。 ]]>
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<dc:date>2009-11-23T18:27:20+09:00</dc:date>
<dc:creator>小国寡民</dc:creator>
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<title>中学校の先生の間違い　　明治不平等条約</title>
<description> 中学社会で、日露戦争で勝利した日本が、西欧列強とこれまで交わしていた不平等条約を解消した。これを、日本の悲願と形容した。すなわち、鹿鳴館で猿真似ダンスをしても鼻であしらわれていたが、戦争に勝って、「日本の悲願であった不平等条約」を改めることができた、というのである。戦争で負けていたら、なめられたままであった。これは正しい。間違いは「日本の悲願」である。当時の国民が、日本国が諸外国と交わした条約が不
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<![CDATA[ <span style="color:#000000"><span style="font-size:medium;">中学社会で、日露戦争で勝利した日本が、西欧列強とこれまで交わしていた不平等条約を解消した。<br /><br />これを、日本の悲願と形容した。<br /><br />すなわち、鹿鳴館で猿真似ダンスをしても鼻であしらわれていたが、戦争に勝って、「日本の悲願であった不平等条約」を改めることができた、というのである。<br /><br />戦争で負けていたら、なめられたままであった。これは正しい。間違いは「日本の悲願」である。<br /><br />当時の国民が、日本国が諸外国と交わした条約が不平等であることを自覚していたとは私にはとても想像できないのである。<br /><br />仮に、世論調査を実施したなら、「そう思う」、「そうは思わない」は合わせても１割に満たないだろう。９割は、「分からない」に○をつける。<br /><br />国民なんか、条約はどうでもよいのである。外国船が立ち寄る港の人たちは、水が売れる、野菜が売れると、ホクホク顔であったろう。<br /><br />不平等に不満を抱いていたのは、時の政府の政治家や官僚など、ごく一部の日本人に限られていた。彼らは、どれほど下級とはいえ、一応、武士階級出身であり、為政者としての誇りがあった。腰を折ってもみ手をしながら愛想笑いをするなど、屈辱以外の何ものでもない。<br /><br />今の日米安保。<br /><br />国の安全のために沖縄に我慢してもらおう。こういう意見が羞恥心なく語る政治家がいるのは、驚きである。<br /><br />国の安全がそれほど重要なら、嫌がっている沖縄に代わって、自分の選挙区に移せばいい。不平等でないと主張する以上、自分の選挙区に移しても損得ゼロなはず。愛国心を満足させるだけ、余禄というものだ。<br /><br />政治家ばかりではない。沖縄に我慢を強いるマスコミだって、本社を沖縄の米軍基地の脇に移転すればいい。記者は家族を沖縄に転居させればいい。<br /><br />明治政府の気概の幾分でも有していれば、の話である。<br /><br />水や野菜が売れてもみ手をするような政治家には到底考えられない話である。<br /><br />私は、今の中学歴史教科書がどうなっているか知らない。不平等条約解消が日本の悲願であると今もあるとすれば、明白な間違いである。<br /><br />付の１．<br />私の近くに東北電力女川原発があります。年中トラブルを起こして、そのたびに副社長が地元行政や住民に「より一層の安全管理に心がけます」と謝っています。副社長に米搗きバッタを１００匹ばかり抜擢すればいいものを。原発は都会の電力浪費が原因です。迷惑を遠くに押し付ける都会の横着さに腹を立てています。ですから、私は沖縄が怒るのを理解できるのです。<br /><br />付の２．<br />私の電力契約は２０Ａ．電力料は、３千円から３千８百円の間。映画のプロジェクターと音楽のアンプが主な消費源。原発はいらないです。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/w/i/n/winelight/2009112317414927a.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/w/i/n/winelight/2009112317414927a.jpg" alt="1122寒い海" border="0" width="800" height="511" /></a><br /> ]]>
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<title>小学校の先生の間違い　　本能と理性</title>
<description> 相当長い間、色々なことを教わってきました。小学校の先生からはいいお話を沢山聞きました。たとえば、「未来は君たちのものだ」など、なんとなく世界が自分のものになりそうな気分がしたものです。気分だけだったのはあとになってからの話。それはそれ、「未来」という言葉の響きがとてもよかったです。脳の発達につれて、学ぶことも増えていきましたが、振り返ると、小さい頃の方が学ぶ内容が濃かったように思います。たった一つ
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<![CDATA[ <span style="color:#000000"><span style="font-size:medium;">相当長い間、色々なことを教わってきました。<br /><br />小学校の先生からはいいお話を沢山聞きました。たとえば、「未来は君たちのものだ」など、なんとなく世界が自分のものになりそうな気分がしたものです。気分だけだったのはあとになってからの話。それはそれ、「未来」という言葉の響きがとてもよかったです。<br /><br />脳の発達につれて、学ぶことも増えていきましたが、振り返ると、小さい頃の方が学ぶ内容が濃かったように思います。<br /><br />たった一つだけ、当時の先生の２倍の年齢に達して、初めて気がついた先生の間違いがあります。<br /><br />～～～～～～～～～～～～<br />「人間は理性がある。動物には本能だけで理性がない。だから、動物は本能の赴くままに行動する。人間は理性で行動する。だから人間は偉いのだ」<br />～～～～～～～～～～～～<br /><br />サバンナで肉食獣と草食動物が同じ池の水を並んで飲みます。肉食獣は腹が空くと、わっと草食動物を襲います。食べ終わると、昼寝。仲間（その意識があるかどうかは不問として）が襲われた草食動物は、わっと逃げた後、何食わぬ（食われぬ）顔でまた肉食獣と並んで、水飲み場で水を飲みます。<br /><br />マグロの水揚げで有名な漁港があります。なぜ有名かというと、風光明媚であるからでも気候温暖であるからでもありません、漁獲量の高さで有名なのです。獲れば売れる、売れば儲かる、儲かるから、もっと儲けようと船をどんどん大きくする、エンジンを大型に換えます。行動半径が益々広がります。と言っても、地球の海は限りがあので、マグロがいなくなります。さあ、大変。<br /><br />肉食獣の後ろに捕獲した草食動物を買い付ける仲買人がいるなど聞いたことがありません。自分の腹と家族の腹が満たされれば、それ以上、牙にかけません。<br /><br />儲かるかどうかはソロバン勘定。数字を基とします。数字は理性。<br /><br />本能に従えば、そこそこのハーモニーを保って、地上は平穏であるのに。<br /><br />付の１．<br />「未来は君たちのもの」毛沢東語録で再び眼にしました。懐かしいやら。<br /><br />付の２．<br />「純粋理性批判」こんな堅苦しい題の本は読むだけムダです。私は最初の１ページで止めました。<br /><a href="http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/w/i/n/winelight/20091123174148ba9.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-32-origin.fc2.com/w/i/n/winelight/20091123174148ba9.jpg" alt="1123島の紅葉" border="0" width="800" height="443" /></a><br /> ]]>
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<dc:date>2009-11-23T17:58:46+09:00</dc:date>
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